リヤハブベアリングの交換 131,612km
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
前報の通り、
音が反射する場所(壁際など)を走ると
「チ、チ、チ、チ」的なパットを引き摺るような音に聞こえたのだけど、その音源がハブにある事が分かり、
GMBのハブをポチりました。
早速交換に入りますが、
まず、リヤをジャッキアップし
リジットラックで固定します。
C26だと、ボルト類の固着が始まっているので、分解するボルト等は予めCRCを吹いておきます。
2
キャリパーを分解清掃するのが正解だと思うも、
3週間前に分解清掃グリスアップ済み。
…面倒くさい病発動
( ̄ー ̄)b
従ってキャリパーまるごと外します
裏側の17ミリの固定ボルト2本を外し、少しパットを開くようにガタガタさせてからキャリパーを外すと多少ならローターに段差があっても分解せずとも外れます。
日頃の行い?が良いとローターの固着も剥がれるかもしれません
( ̄▽ ̄)=3
3
ABSセンサーを外します。
10mボルト1本
配線サポートのブッシュも外し、
センサー部を作業場所から遠くに置くようにします。(作業中の破損防止)
4
サイドブレーキのステー10mm1本を外す。
ハブが外れた後、地面に下ろしバックプレー卜を分離する作業があるため、移動距離を稼ぐ目的です。
ワイヤーは外さないでもイケます。
5
ブレーキホースのロックピンをマイナス等で叩いて外し
汚れが酷いので、真鍮ワイヤーブラシで清掃しました。
6
ステーそのものも邪魔だから外します。
12mmボルト✕2本
7
ステーは外すと言うより、穴の中にブレーキホースが貫通しているから、邪魔じゃない場所にスライド
8
9
ワタクシは、昨年ディクセルPD→ディクセルPD新品にローターを更新しているので簡単に外れました。
ドラムブレーキは分解せずともハブは外れます。
10
ハブ裏側にある17mmボルト✕4本
を緩めます。
ボルト2本は3山位入れて残しておき、
ハブ本体を車体外側に向かって(外れる方向に)ハンマーで叩きます。
ボルトを残さないと、地面にゴロリンしますから💧
ハブが外れてから完全にボルトを外します。
バックプレートとハブ一式で固着し外れてくる。
11
ハブ一式を地面上に置くと、サイドワイヤーの長さを稼いだにも関わらず不足し、ハブを吊るした状態になったので、
写真のようにブロック等の上に置き作業を進めます。
(ジャッキアップの高さで異なります)
写真の様にマイナスドライバー等でプレート側を叩き、ハブとバックプレートを分離しますが、
…かなり固着しています💧
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→の様な板厚のあるフレームの様な場所を狙いそこそこ強めに叩き、ハブとバックプレートの固着を分離します。
裏側の錆びが酷い場合は、予めハブとバックプレートのはまっている部分にCRCを吹き付け、ワイヤーブラシ等で磨き、外れやすくしておきます。
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と言う事で、無事新旧記念撮影💧
セレナでは久しぶりです(^^;
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新しいハブを固定して行きますが、
リヤアクスルのボルト穴、バックプレートのボルト穴、ハブの内ネジの位置関係を合わせないとボルトがハマりません。
しっかり合わせてからボルトを入れて行きます。
全てボルトが入ったら対角線上で締め、
最後トルクレンチで締め付けます。
88.3N・m
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反対の手順で組み付けて行きますが、
ブレーキキャリパーは84.4N・m
ホイールを規定トルクで締め完成ですが、
ブレーキキャリパーをガタガタさせたので、ブレーキペダルがフカフカし利かないハズです。
エンジンをかけたら、先ずブレーキをポンピングしてからギアを入れる。
ドラムブレーキの効きは左右差が出る可能性があるので、整備書に従いドラムブレーキの効き具合を調整した方が良いです。
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テスト走行すると、
①気になっていた異音が治まる。
②メンバースペーサーの影響と思い、あまり気にしていなかった50km/h位でフワーン、ワーーン、ワーーン
というロードノイズがピタリと治まる。
③派手に鳴いていたブレーキ鳴きが治まる。
という事で期待以上に?室内が静かになりました✨️
キャリバーを分解しなかったので、ハブ単体での異音解消効果が判定でき、結果的に良かったです。
17
注意喚起です。
FFのリヤはフロントより簡単で、早い人なら1時間弱で終われるかもしれませんが、
締め忘れ、トルク不足や締めすぎ等があったら危険な部品です。
組み上げ後の再点検は勿論、再々点検位やるつもりで時間を作り取り掛かり、あくまで自己責任でお願いします
( ̄ー ̄)b
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