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げこべの"シロちゃん" [トヨタ ノア ハイブリッド]

整備手帳

作業日:2024年5月18日

Beat-Sonic TOON X DSP-T302の調整

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
初めに、写真と説明一致しませんのでご承知おきください。

TOON X DSP-T302に必要なのは、Windowsパソコンです。私はIntel Mac(古い)なので、Boot CampでWindowsを起動します。面倒です。Wifi + WebサーバーでWebブラウザーで設定できるようになってくれると嬉しいな。

DSPは運転席下に設置してあってUSBケーブルは繋ぎっぱなしにしています。パソコンがそれなりにデカいので運転席で調整するためには、シートを下げて、ステアリングホイールは押し込んで場所を確保します。
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構成としては、ダッシュボードスピーカーはPioneer TS-H100-NVに交換して、サブウーファーとして、ATOTO CS-101SWをDSPのCh5, 6にRCAケーブルで接続しています。

DSPの正しい設定手順なんてわかっていませんが、自分の作業メモなので、間違っていたらご指摘いただければ幸いです。

大まかな手順としては、
(1) SWのレベル調整
(2) タイムアライメント設定
(3) イコライザー設定
(4) しばらく走りながら聞く。不満点はDAのトーンコントロールで調整
(5) (4)の不満点を(3)で再調整
みたいな感じで進めました。DIYのメリットは時間を掛けてじっくり設定できること。イコライザーを上げ下げしていても、そのうち麻痺してわからなくなってしまうし、やはり派手な方が良い気がしてくるけれど、運転中に聞くとやり過ぎだなー、耳障りだなーというのが気になります。あと、エンジン音だとか風切り音も含めて走行中は違いますよね。

ということで、最初にTOON Xとは別のボリュームを持つSWのバランスを合わせます。
サブウーファーの説明書に従い、GAINの調整。このSWはRCA入力とアンプからのハイレベル入力の2系統あります。4Vはアンプからの入力のときですね。歪みがなければ一番大きい0.1Vにしても良いのですが、結果として過大だったので、絞っています。入力のアッテネーターなのでしょう。

BASS BOOSTは0db〜+12dBってことで、こちらは入力信号をどこまで増幅するかなのでしょう。
下のほうにリモートコントローラーの写真を追加しました。リモートコントローラーのボリュームの定位置を決めて、SWと他のスピーカーとのバランスを取ると、結局、BOOST最小にして入力レベルで調整することなりました。
BOOST:0dB
GAIN:11時くらいの位置

LP X-OVERはLPFの設定ですが、最初はここで調整していましたが、せっかくDSPなので、DSP側だけで調整することとし、こちらは制限無しの最大の150Hzにしました。
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TOON Xで気になっていたのは、メーカーのページの以下の記載。
「純正デッキのフェダー調整は使用できなくなります。」
家族が寝ている時、音を運転席近くだけ出していたので、それがどうなるのか心配でした。
結果は多少は前後調整できますが、確かに前だけ、後ろだけの出力はできなくなりました。左右は完全に振ることができます。この仕様はちょっと不満ですが、実用上は問題ないです。助手席の奧さんに文句言われなければ、子供のいるリアが多少鳴ってもまあいいやと。

DSPへの入力はディスプレイオーディオスピーカー出力なので、当然このトーン調整の影響を受けます。

なので、いきなりDSPの31chイコライザーを調整しようとすると迷子になってしまうので、とりあえずここで「Bass上げたいな、Treble下げたいな」みたいな当たりを付けて、それをDSPに落とし込んでいくのがよいかなと。
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写真はCH1(前左)
ノアでTOON Xが良いことは、車種毎の設定データを得られること。とは言え、スピーカー替えて、SW付いているので、設定はそのままでは使えません。
純正状態では、高音が足りないというのは自明なのでしょうね。TS-H100-NVも高音を増強してくれるし、TOON Xも高音を増強するので、高音増し増しで辛かったです。トライアングルとかシンバルの音がいじりすぎで破綻した感じでした。ということで、高音を下げてやる必要があります。
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写真はCH2(前右)
イコライザーの前に、迷わずに決まりそうなタイムアライメントの調整。運転席シートの位置を正しく戻して、耳から各スピーカーまでの距離を測ります。
以下のページを使って204cmからの差分を計算します。
http://www.beatsonic.co.jp/toon/alignment.php
メーカーのプリセット値、半径が204cmじゃないのかもしれませんが、私の実測値と結構違うような。私はスコーカーまでの距離を測りましたが、ウーファーまでの距離を測っているのかな?
ガチなカーオーディオの方は、ツイーター、ウーファー等それぞれにDSPのCHを設定するのでしょうが、これは簡易版なので、「リアの右」とかの単位でしか設定できないので。
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写真はCH3(後左)
イコライザーの設定は泥沼化します。迷わないように私は調整ポイントの周波数は触らないようにしました。スペクトル表示部分を操作すると、調整周波数も変わるので、スペクトルの下の数字を直接入力するようにしました。

CH1, 2は31ポイント、CH3, 4は15ポイント設定できます。CH3, 4は1, 2を参考にして、LPFでカットされない範囲で設定しました。
特定の周波数を1つずつ上げ下げして全体を把握するような能力はないので、私は現在の設定値を表計算ソフト上に書き出して、うるさすぎる高音の範囲をみきわめて、そこの補正値を半分にするように値を決めて、決められた値を入力するようにしました。
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CH4(後右)
以前のクルマは、PioneerのDEH-970を使っていて、家のオーディオにはSonyのTA-F501というアンプがあります。いずれもマイクでキャリブレーションしてスピーカー特性をフラットにする機能があります。
クルマは補正かけて使っていましたが、家のスピーカーの場合、せっかく気に入った個性のスピーカーを買ったのに、それが打ち消されてしまいます。昔のアンプでもトーンコントロールのパス機能があるくらいだし、信号処理介すとディジタルと言えど劣化する気がします。
以前、大学の時の先生が言ってました。「ディジタルオーディオはノイズが少ないだけで、音は悪い」と。DSPって時間遅れの自分自身の信号を掛け合わせるので理論的にも信号はなまります。いえ、聞いてわかるほどの耳もないし、それ以上のメリットが得られるのですが。

前振りが長くなりました。
せっかくフロントスピーカー替えてるのだから、HPFくらいは設定しても、EQはフラットにして素の音を楽しめばいいかなと思ったのですが、いまいちでした。プリセットのEQのほうが音場が上というかフロントガラスから聞こえます。フラットだともっと足下から聞こえる感じでした。
音を決める要素はスピーカーだけではなく、車内の反響もありますから、特定の周波数だけ反射しやすい、吸収しやすいもあるのでしょう。

ということで、スピーカー替えたことで高音のレベルは下げても、せっかくのプリセット値は参考にしたほうが良さそうです。
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CH5(サブウーファー)

あと、カーオーディオはフロント定位が原則なので、フロントのボリューム大きく、リアは小さめの設定だったので、相対的にリアのボリューム上げました。

そういう事情もあってか、リアのEQはあまりいじっていなかったので、トヨタ?デンソーは基本的にはフロントと同じような音をリアにも出させているだろうということで、リアスピーカーにもフロントと同様のEQカーブに設定しました。

どなたかのページで見かけた手法でMainで全体のボリュームを下げてやることで、DA側で小音量の調整をしやすくしました。無調整だとDA側のボリュームが10以下だったのを20くらいにしたはず。
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CH6(サブウーファー)=CH5と同じ

リアはLPFを設定。最初は100Hzに。
私が子供の頃、重低音ラジカセブームでして、DODECA HORN CFS-DW70ってのを持ってました。そこの重低音が100Hzでした。

普通のスピーカーはHPFで150Hz以上を出す、SWはLPFで150Hz以下を出すみたいにしましたが、なんとくリアは力不足だったので100Hzまで出すようにしました。

DSPの良いところは、他をミュートすることでSWだけの音を聴けること。
SWはコントローラーでお手軽に低音増し増しにできるので、守備範囲広くすべく150Hzにしたのですが、なんか違和感がある。プリセット値はEQ補正かかっていたのですが、それこそSWくらいそのまま鳴らしてやれとEQカーブを解除。もしかしたらこれがよくなかったのかもしれないが、どうも気に入らないので、カットオフ周波数を150→100→80と変えて落ち着きました。
ノアの標準ドアスピーカー、結構低音出ていますよね。割り切って50Hzくらいのほうがバランスは良いのかもしれませんが、あまりにSWの存在感が消えてしまうので。オーディオ的にはそれで正しいのですが、ちょっと寂しい、物足りないので。

DSP導入前は、SW側のクロスオーバー周波数だけで調整していたので、SWの分まるまる上乗せでした。ドアスピーカー側の低音カットはなしで。
それでもさほど違和感なかったので、そういう設定もありなのでしょう。

それこそ自分で設定できるので、今の音が気になってきたら、そういう設定に変えるのかも。

ということで、しばらく聴いて、違和感あればDA側で補正して、それで良しと思えばDSP側に落とし込むというルーチンを繰り返したいと思います。

スペクトル表示、Q値が大きい?せいか、極とかディップが極端に出ますね。
Q値変えればよいのでしょうが、音がなまりそうな気がして。ディジタルならではの調整項目なので使わない手は無いと思いつつ、ここまで使いこなす自信はなく。
とは言え、ゆっくり、じっくりいじるのが醍醐味なのでしょう。

これの直前まで外部アンプ入れていました。外部アンプはクルマでいう6気筒とか8気筒エンジンみたいなもので、DSPがスーパーチャージャーとかハイブリッドみたいなもんですかね。

容量の大きなアンプは気持ちよいですが、最新の電子制御のほうが過不足無く制御できます。きちんと設定すればどちらも不満ないというか、後者のほうが融通が効くはず。
バッ直すらないアンプなんてって気分もありますが、TOON X良く出来てます!
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サブウーファーのコントローラーです。電話のモジュラー線で繋がっているので、ジャストサイズの電線が使えるのがいいですね。電話線多数手持ちありますが、もう使うこと内のでしょうね。
コントローラーですが10時の位置で青色LEDが光っています。あまりに眩しいのでテープ貼っていますが、それでもこれくらい。あと。白いポッチはビニールテープを貼ったもので、調整位置を見やすくしています。
気分でズンドコさせたいように、普段は10時の位置で聞いて、ここぞと言う時に低音を増やせるようにしておきます。

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