• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

げこべの"シロちゃん" [トヨタ ノア ハイブリッド]

整備手帳

作業日:2024年5月26日

Beat-Sonic TOON X DSP-T302の調整 その2

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
先日、TOON Xの設定を書きましたが、それからスピーカーのスペクトル表示できるのかなと思ったら出来たので試してみました。
使ったのは、Windows PC、USBメモリ、iPhoneです。

前回の調整時にも以下のページを参考にさせてもらっていましたが、いまいち理解していませんでした。
http://www.truim.jp/blog/?p=2957

で、今回は、TOON Xを通るノアのカーオーディオにピンクノイズ/ホワイトノイズをしゃべらせる。
iPhoneでそれらのノイズの周波数特性を見て、TOON Xに逆関数を設定して、周波数特性をフラットにする(調整するのは人間)という手順です。

まずはRTAツール?Real Time Analizerの取得。
Sonic Tools SVMというのが使いやすかったです。
https://apps.apple.com/jp/app/sonic-tools-svm/id1245046029

KRK Audio Toolsも良さげです。
https://apps.apple.com/jp/app/krk-audio-tools/id1453700300

画像はSonic Tools SVMのものです。
バッテリー上がりを避けるために、ノアはREADYというかハイブリッドシステムを起動した状態で行っています。

ノアのエンジン音は43Hz(周辺にパワーが集中している)のようです。
2
Sonic Tools SVMはピークホールド表示とか色々あって面白いです。先のエンジン音もそうですが、オーディオ設定CDの高音再生限界を試すトラックがあって、これは17kHzのサイン波が出ている状態。確かにその辺にピークが出ていますが、50歳近い私は15kHzも聞こえていません。ハイレゾ?20kHzあれば十分じゃね?って感じです。
画面左上から「ピークホールド」:アプリ起動後?一定時間以内の最大値をグレーの折れ線(下部は塗りつぶし)で表示します。
「FFT」:ここを押すと表示するグラフの形式が変わります。
「対数/リニア」:周波数軸を対数かリニアか選べます。
「赤丸」:これを押すと表示グラフをCSVで保存してくれるみたいです。iOSの「ファイル」アプリで、「このiPhone内」→「Sonic Tools」にデータを保存してくれます。
画面をタップすると、リアルタイムではなく、タップした時点のスペクトルを表示し続けます。
3
画像は調整後のCH1

正直なところ「ピンクノイズ」って何?でした。ホワイトノイズは知っています。f特見るのならホワイトで良いじゃんと思っていました。
wikipediaのピンクノイズ見ても、いまいちピンと来ない。
こちらのページがわかりやすかったです。
https://minidsp.jtesori.com/faq/noise/
「音響測定には、必ずピンクノイズを用います。理由は、再生時の高域スピーカー(トゥイーター)への負荷を軽減すること、および低域の測定時のS/Nを上げる目的です。」

なるほど。ひとまず周波数の極端な出っ張り(極)、ひっこみ(ディップ)を見るのなら、確かにピンクノイズでもよいのかも。
と言いつつ、ホワイトノイズ使っていましたけど…。
4
画像は調整後のCH2

iPhoneでスペクトルみたいので、iPhone以外で音を鳴らす必要があります。
ノアのディスプレイオーディオはUSBメモリの音楽ファイルを再生できます。

前述のサイト
http://www.truim.jp/blog/?p=2957
でaudisonのテストトーンが紹介されていました。audison使っていないのにごめんなさい、でも使わせていただきます。
https://audisonbitdrive.eu/download/bit_Nove_test_tracks.zip

内容はsine sweep(音が高くなったり低くなったりを繰り返す)、ピンクノイズ、ホワイトノイズ、50Hz(ウーファー調整用)、1kHz(中音?)

上記ファイルを解凍してUSBメモリに入れます。ノアのDAではMP3もWAVも再生できました。非圧縮のWAVのほうがよろしいかと。
5
画像は調整後のCH3

まずは、ホワイトノイズ/ピンクノイズを再生させて、極端な出っ張りと引っ込みを補正するようにTOON Xを調整します。
周波数調整ポイントも限られるし、倍音が影響を受けたりするので、ほどほどに様子を見ながら。

CH1だけ音を出して、CH1の調整。CH2だけ音を出して、CH2の調整といった感じで。CH2で音を出してCH1を調整しないように気をつけましょう。私はやってしまいました。
6
画像は調整後のCH4

ある程度各チャネルの周波数特性をフラットにしたら、1kHを流して音量の調整を。2枚目の画像みたいな感じで1kHzにピークが立って、○○dBと表示されるので、その値が左右同じになるよう調整します。

前後の差はあるとして、前の右と前の左、後ろの右と後ろの左を同じになるように調整しました。運転席に座って、左右同じレベルにするのが正しいのかはわかりませんが。助手席だと違和感あるのかも。
7
画像は調整後のCH5

調整する前は、CH1〜CH4の調整は、CH5、CH6の音を出しながらと思っていましたが、切って調整しました。この辺は好みでしょうね。
エンジン音が43Hzなので、邪魔を受けないように、低音を足すのは悪く無いのかも。
8
画像は調整後のCH6(CH5とリンクしているので同じ)

前回の調整でも極端には悪く無かったので、音楽を聴いての調整はしていません。善し悪しはわかりませんが、数字だけ見て調整した感じです。
しばらく聴いてから、前の設定に戻すか、さらに補正するか考えて見ます。
9
Sonic Tools SVMの画像を追加します。
リアルタイム解析してくれますが、画面をタップしますと、その時間の波形で停止します。押すタイミングによって全然違うので、ばらつきの中でも傾向を見る必要があるかと。
押すタイミングによってはインチキ臭いくらいキレイな波形がとれます。これはピンクノイズ。理想的な形状です。
10
CH1、ホワイトノイズ、補正前
青いへこみとオレンジの出っ張りを補正したい。
11
CH1、ホワイトノイズ、補正後

家のスピーカーと同じ調子で聴きたければ、家のスピーカーでホワイトノイズを鳴らして、そのスペクトルを取って、その波形になるようにTOON Xを設定すれば良いってことですね。そこまで個性殺すのも考えものですが。
12
CH1、ピンクノイズ、補正前
青いへこみとオレンジの出っ張りを補正したい。
13
CH1、ピンクノイズ、補正後
14
全CH、ホワイトノイズ、補正前
青いへこみとオレンジの出っ張りを補正したい。
15
全CH、ホワイトノイズ、補正後
16
全CH、ピンクノイズ、補正前
青いへこみとオレンジの出っ張りを補正したい。
17
全CH、ピンクノイズ、補正後

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

チューンナップウーファー取り付け

難易度:

ビートソニック TOON X 取り付け

難易度:

ポン付けスピーカー交換

難易度:

Beat-Sonic TOON X取り付け

難易度:

Fドアスピーカー交換及び簡易デッドニング

難易度:

Beat-Sonic TOON X DSP-T302取り付け

難易度: ★★

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

げこべです。よろしくお願いします。 クルマよりも自転車好きですが、みなさまの情報をいつも参考にさせていただいたので、役に立つかわからない情報を載せてみようかと...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

トヨタ(純正) 【知っトク 後編】HVバッテリーのSOC表示 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/22 10:57:55
トヨタ(純正) 【知っトク 前編】「エンジン水温」による制御ロジック 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/22 10:56:15
[トヨタ ノア ハイブリッド] ディスプレイオーディオのメンテナンスモード 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/25 04:59:20

愛車一覧

トヨタ ノア ハイブリッド シロちゃん (トヨタ ノア ハイブリッド)
トヨタ ノア ハイブリッドに乗っています。 今まで10万km走行からのスタートだったので ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation