キャブ大径化・吸気系モディファイ その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
3MA用のキャブを並べて色々見比べてみます。
左上がTM30SS、左下がTM32SS、右がTM34SSです。
SP用がTM34SSなのを考えるとキャブ口径は、大きい方が出力向上に有利なのでしょう。
2
取付側から。並びは、同じです。
取付部の径がTM34SSは、明らかに大きいです。
取付部直径を安物ノギスで測定すると下記の通りです。
・TM30SS Φ40
・TM32SS Φ40
・TM34SS Φ46
3
一方入口側直径は、下記の通りで同一です。
・TM30SS Φ62.8
・TM32SS Φ62.8
・TM34SS Φ62.8
SPインマニが入手出来れば無加工でTM34SSが使えるっ!
と思い購入しようとしましたが既に廃番でした。残念。
(写真は、TM32SS用)
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SPインマニが入手困難なのでTM32SSを使う事にします。
TM30SS用インマニと比較するとリードバルブケースに収まる部分の形状が異なっていました。
リードバルブ葉数の違いとより吸気効率の良い形状に改良されたのでしょう。
5
TM30SSインマニにTM30SSを取付た様子。
リードケースに収まる部分の形状がかなり違います。
リードバルブは、後期型を使いたいのでTM30SSインマニを使う事にしました。
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TM30SSインマニにTM32SSを取付た様子。
取付部形状が同一なので付いてしまいますがインマニの上半分がキャブ口径より小さいため段付きが出来て吸気抵抗になってしまいます。
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そこでインマニの上半分段付き部をリューターで削ります。
TM30SSインマニも廃番なので慎重に左右差が出ない様作業しました。
写真は、削った後です。キレイな円弧では無いですが自分的には、合格です。
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この機会にリードバルブも点検。
目視点検では、問題無しです。
フランジ付近の取付けると下側になる部分に有る小さなリードバルブが特徴的ですね。
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取付面をオイルストーンで面出してエンジンに取付ました。
キャブレターの組立て待ちですね。
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TM32SSは、キタナイので分解して洗浄します。
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洗浄後は、キースターの燃調キット(SP用)を使いリフレッシュ。
不足部品は、TM30SSAssyから移植します。
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取り付け側から見ると口径の違いが良く分かりますね。
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ジェット類は、暫定で以下で組立てました。
PJ #14・NJ Q4・JN 6L4-63-3・MJ #370
アイドル・低中開度が濃すぎるのが分かっているのでこの選択です。
MJは、ⅤΓでの経験上で適当です。
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TM32SSAssyの完成です。
スロポジセンサーは、TM30SSから取外す前に全閉・全開時の抵抗値を記録しておき、移植時に同一になる様に調整しました。
続く
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