ワイパーモーターがなかなか難しい
目的
修理・故障・メンテナンス
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
1時間以内
1
ワイパーモーターAssyが動作する仕組みについて、もう一歩踏み込んで理解したいと思います。
2
これは以前、ワイパーのINT、LO、HIそれぞれの状態においてピンの電圧を測って、特定したピン配列です。
1.ハイ(高速用)電源
2.ロー(低速用)電源
3.定位置復帰用電源(ワイパーが定位置にないとき)
4.リターン用電源(ACC)
今回ウォームホイールに接する3つのピンがどうつながっているのか調べてみたところ、
一番下(外側)のピンが2番ピン
真ん中(真ん中)のピンが4番ピン
一番上(内側)のピンが3番ピン
へ繋がっているようです。
やはりワイパーが停止位置にないとき、ウォームホイールを経由して4番ピンに流れるACC電源を、3番ピンに流しているのは間違いなさそうです。
※コネクタの位置ですが、差し込み側のコネクタの位置で示しています。ワイパーモーターAssyのソケット側のピン番号は、鏡面画像の位置になります。紛らわしくてすみません。
3
でもいま車についているワイパーモーターAssyのウォームホイールと接するピンに異常があるのは、一番下のピンなので停止位置ずれになる原因とは考え難くくなります。
真ん中のピンが停止位置を決定するピンとなるはずなのに、なぜ位置ずれが発生するのか分からなくなりました。
4
ワイパーが停止位置にあるとき、青丸の辺りにピンの位置があるはずです。
INTあるいはLOのとき、外側2番ピンに流れるLO電源を内側の3番ピンへ流すことより、ワイパーを低速で動作させ外側のピンが赤色の位置に到達した時には、真ん中のACC電源が内側に流れだしているのではないかと考えたのですが、少し位置が離れているようにも思えます。
しかしこの停止位置の樹脂がメチャクチャ削れています。どうしてここまで削れちゃうんですかね。このワイパーモーターA s s yを使うとき、このまま使って大丈夫なのかなと不安を感じます。
5
ワイパーモーターにつながっている配線は3本のみです。
1本はアース、残り2本のうち1本が高速用、もう1本が低速用だと思います。
高速用はコネクタの1番ピンが直結されているが、低速用はウォームホイール経由でコネクタの3番ピンへ流れた電気がリレーを経由して流れているのではないかと考えました。
ワイパーモーターAssyから一度外に出てリレーを経由させるのは、ウォームホイールに接するピンが突入電流により摩耗するのを防ぐためと考えました。
リレーを経由して再びワイパーモーターAssyに入るのはコネクタの2番ピンのはずですが、コネクタの2番ピンはウォームホイールに接する一番外側のピンのはず。。。あれっ、ウォームホイールに戻って来ちゃった。
どこか(理解)に誤りがあるんだろうな。
単純な仕組みのようで、なかなか理解するのが難しいワイパーモーター。
また次の機会にワイパーモーターに入る3本の線がどこにどう繋がっているのか、調べてみたいと思います。
ーーー
モーターに入る線3本が、ピンのどの位置に繋がっているのかテスターで調べたところ、アース以外の配線がすべて3番以外のすべてのピンに繋がっていました。(モーターの位置は、停止位置で測定しました。)
低速と高速ってどのようにして切り替えているのでしょうか。。。また分らないことが増えてしまいました。
6
ロクマルの間欠ワイパーリレーですが、モーターで構成されているみたいです。このワイパーモーターに似た仕組みで一周約4秒で一周に一回0.2秒間のみ通電させているようです。
デジタルなタイマーではなく、なんとも電気仕掛けではあるがアナログなモーターによるタイマーって、さすが本物のランクルだ。見て理解出来る仕組みというのが何とも有り難い。今ならモーター式のタイマーの方が、圧倒的にコスト高であることは間違いないだろうに、当時はこれが普通だったんだろうな。
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