D/Dコンバーター オーディオテクニカ AT-HRD100 取り付け

DSP (Helix M Six DSP)とDAP (SONY ウォークマン NW-A306)を光デジタルで接続するため、オーディオテクニカ製AT-HRD100を取り付けます。
本来は車載用D/Aコンバーターとして、DAPからのデジタル入力をカーオーディオやナビ等の外部入力に繋ぐためのデバイスですが、ここでは「外部電源のD/Dコンバーター」として使用します。

元々はこちらのFX-D03JをDSP導入時に組み込んでいました。DAPやPCのUSBバス電源で駆動するデバイスで、USBデジタル信号を電源不要で光デジタル出力してくれる…はずでした🥲
ですが、私の選択ミス! 繋ごうとしていたiPhoneもウォークマンも、音が出ませんでした…😢おそらく電力不足です。PCを繋いで試したら問題無く鳴ってましたので。
外部電力供給するためのアダプタをいくつか試してみましたがうまくいかず、断念。
という事で、決してこの商品が悪いわけではなく、私の想定がまずかったんです。

さて本題に戻ります。
DC12Vとアース用のケーブル、左側に光デジタル出力ポート、反対側にUSB-Bの入力ポートがあります。
ACC電源から電力供給するので、以前取り付けた「オプションカプラーから電源取り出しハーネス」を利用することにします。

プラス電源には1Aのヒューズをかますように、との指示があるので、調達。ついでに少しこだわって、オーディオテクニカ製の金メッキ・ギボシ端子を使うことにしました(結構高い)。

ヒューズ組込みは何の問題もありませんが、ケーブルが0.2sq相当と、かなり細めです。ギボシ端子を取り付けるには少々工夫が必要です。

こちらの記事を参考に、0.5sqのケーブルを抱かせてかしめてみました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2520514/car/2063726/6571709/note.aspx

短めに切った0.5sqケーブルと、ヒューズの0.2sqケーブルをよりあわせ、太さを稼ぎます。

心線のカシメはいい感じです😄

被覆側のカシメが、非常に難しかった。このギボシ端子の材質が硬めなのか、電工ペンチの形状と相性が合わなかったのか、ツメが変な形に潰れて、しかも折れる😣

こんな感じで、ツメが折れてしまい固定が不完全になってしまいました。心線がキッチリ締まったので抜ける心配は無さそうですが、ちょっとスッキリしない…
この製品は0.75sqよりも太いケーブルに適していると思います。

という事で、端子を交換してやり直し。慎重に締めて、不格好ながらも何とか取り付け完了。
電源取り出しハーネスには既にヴァレンティのOEA配線が接続されているので、分岐させる手製のハーネスを作りました。

アース線の加工です。元々のハーネスはクワ型端子になっていますが、これをギボシ端子に付け替えます。

根本のカシメがやはり難しく、いびつですが外れる事は無さそうなので一応OK😅

作業しやすくするため、ダッシュボード・ガーニッシュを上下とも取り外しておきます。

必ずしも外す必要は無いですが、見通しが良くなります。

製品側の電源ケーブルを延長します。約1mほど、はんだ付けで伸ばし、ギボシ端子を付けておきます。

センターコンソール左右の、足元のカバーを取り外します。引っ張るだけ。

ここに設置することにします。エアバッグ制御用の加速度センサーボックスっぽいです。熱は持たなさそう。

以前も使ったポリカーボネート製プラ段を挟んで、マジックテープで固定します。一応の断熱とクッション性を持たせる目的で一枚咬ませました。

配線を全て接続し、各部のカバーを戻して完成!
無事、DAPから光デジタルダイレクトで音楽を鳴らせるようになりました😄