
画像はビートのサイドエアインテークの場所です。
クォーターパネルを塗装するのに外している訳ですが、この内側のマスキングについて書いてみます。
エアインテーク下側半分のペーパーを貼っている方は表側からテープを貼っています。
一方、上側は裏側からテープを貼っています。
どちらもエアインテークを付けてしまえば見えませんので、お客様は気が付かない方が殆どでしょう。
ですが、部品を外した時の見栄えがかなり違います。
表から紙を貼る場合は表側を脱脂して貼り付けるだけですが、裏側からテープを貼る場合は裏の砂汚れを落とし、脱脂して、裏からテープを貼って、さらに表からテープを貼ります。
時間もコストも掛かるのですが、修行をさせてもらった修理工場さんでは当たり前の用にやっていたので、今でも出来る限りですが拘りをもってやっています。
マスキングは代金にはあまり反映はされない部分ですが、少し違うだけで仕上がりがかなり変ってきます。
写真のクォーターパネルはすでに足付けをして有ります。
深い傷の入らない足付け用のペーパーで満遍なく艶がなくなるように軽く研ぎます。
適当にやっても、しっかりやっても納車の時の仕上がり具合はそんなに変りませんが、時間が経ってからの密着性や、色のはじき、汚れ具合に影響します。
最近はコーティングが流行っていますので、研いでしっかり落としておかないとトラブルの原因になります。
Posted at 2009/11/28 12:44:23 | |
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