メインベアリング・ハウジング リヤ側。
←このように使います。
クランクのリヤシールですね。
今のオイルシールとは随分違いますが、古い車は、ほとんどこういった形状のリヤシールを使ってました。ちなみに、1965年頃のディムラーV8エンジンも同形状のリヤシールを使ってましたので1950~60年代は、このシールが主流だったと思います。当時は、現在の様なシールが無かったのかと言いますと、そうでも無いみたいです。ディムラーのフロントシールは現在の形したシールで、何故かリヤシールのみこの形状を採用していました。どんなメリットがあるのか僕には分かりませんが・・・
で、何でこの作業を先にやるかと言うと、
皆さんもそうだと思いますが、クランクキャップを取り付ける時は、締める度にクランクを手で回し、正規の位置に取り付けられているかを確認しながら作業すると思います。
古いエンジンの場合、はぐみも大きいのでこの作業は必修なのですが・・・
張りのある新品のリヤシールが付いている(構造上先にシールを付ける必要がある)と手では回せないぐらいめちゃ重くなります。(4気筒でピストンまで入れた時のトルクぐらい)
で、そのまま組むと組ミスに気付かないぐらい重いので、休みの期間中に新品シールを馴染ませる為に先にココだけ組んでおいたワケです。
・・・ってクソの役にも立たないノウハウ紹介でした(笑
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めざせ!リッター30HP♪ | 日記
Posted at
2010/01/08 10:53:26