1976 Alfa Romeo Spider Veloce
当時のディーラー「伊藤忠オート」モノで、外観も中身もほぼオリジナル。
壊れた「ナショナル」のカーステもそのままなのが泣かせます。ワンオーナー車では無いですが、現オーナーで約30年ほど乗り続けている車です。
遠方のお客さんなので、今までほとんどウチへの入庫は無かったのですが、常時メンテしている店が潰れたので(時勢ですね(^^;; 今回入庫。
まづは状態確認の為、試運転をしてみる。
外観は、お世辞にも綺麗とは言えないし(お約束のサビ・退色有り)エンジンもオイルまみれ。
がっ、何故か不思議と「やたら調子良い」
アクセルを軽く踏んだだけでググっと前に出る。もともとAlfa TC自体は、それほど回るエンジンでは無い(6000rpmそこそこ)ので、このエンジンも回りそのものはたいしたことないのですが、乗ってて気持ち良い。楽しいエンジンになっている。
Alfa TCに関しては、今まで僕もハイコンプピストン入れたり、ハイカム入れたりと、いわゆるライトチューン程度なら何機か組んだ事あり、またノーマルエンジンなら何台も乗ってきましたが(所有していた時もある)「こんな面白いエンジンだったかな?」って疑問に思いこの車に関して社長に聞いてみると・・・
現在走行10万キロ ノンOHでフルノーマルエンジンだが、当時のディーラーの工場長がバルタイを変更させたとの事。
当時、その営業所のお客さんは皆変更していたみたいで、社長が乗っていた2000GTVもバルタイ変更してもらったらしいです。
ディーラーがバルタイ変更するのは、今では考えられないですね(笑
なんとも「旧き良き時代」の昔らしい話です。
で、肝心なバルタイ数値を知りたいのですが、社長は営業なので知るはずも無い。
どうせ、他車でもある「ノック一コマずらし」とかのレベルだとは思うのですが、僕はその微妙な「美味しいトコロ」を知らないんですよねー。
大先輩達の見つけたノウハウを知りたい。
まぁ、またカムカバーを外すような修理があったらバルタイを実測してみよっと♪
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Posted at
2010/01/15 11:21:22