RX-8に高級アナログ時計を設置しよう! その②加工編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ベントレーの文字盤をラパンの文字盤の形状に合わせるべく、加工していきます。
まずは時刻調整ノブの穴を文字盤にあけます。
ラパン文字盤面の3時の位置を基準にベントレー文字盤と合わせて、穴あけ箇所を裏からマーキング。
2
高貴なベントレーの時計に穴開け、、、
もう引き返せないよー、本当にいいんですねー
って頭の中で葛藤が😅
加工の最初は躊躇しますね。
この後は大体諦めがついて、ぐいぐい加工しちゃいますけど😆
3
あー、穴開けちゃったよ😂
ラパンの時刻調整ノブの位置って絶妙ですねぇ。
5の位置辺りなので、数字に当たらなくて良い場所。穴そんなに目立たない。
次にラパンの文字盤の外周形状に合わせて、削る箇所をマーキング。6から左半分ぐるっと
薄く削ります。
4
リューター使って削りました。
文字盤は樹脂で、ラパンのアルミ板より厚いため、外周のリブは全周カットしました。
削り作業中、振動で?ベントレーロゴがポロッと外れた😅
写真のVOIDってところ、元々白いシールが貼ってあった。LEDからの光を反射させる為。
剥がしたら剥がしたぞ!って分かる様な自己破壊型のシール。
何でココにそんな無駄な金かけてんだ?不思議。
5
ベントレーのレンズに時刻調整ノブの穴を開けようとマーキング。
ピンバイス当てて、、、アレっ?
全然削れない!
なんだ、ベントレーのレンズはガラスじゃん!
軽く叩いた時の音が樹脂っぽいなと思ったけど、ガラスでした😂
レンズはラパンを流用するしかありません😭
質感が落ちちゃうけど仕方ない。
6
次にケースの加工。
加工したベントレーの文字盤を仮組みして、使わないですがラパンのインナーベゼルを仮組み。
インナーベゼルと文字盤の間から間接照明の光が出てくる構造です。
本来使うベントレーのインナーリングを乗っけてみると、文字盤とインナーリングの間がかなり空いてしまいます。
ベントレーインナーリングはケースと同じ径なので、ケース内に入らないためです。
ケースを削って、インナーリングと文字盤の隙を詰める必要があります。狙いはラパンのインナーベゼルの高さ位。
定規で削る寸法の目星をつけます。
7mm位かな。
7
ケースカットにあたり、邪魔になる取付の板ばねを外し、余計なリブを綺麗にカットしてからマステで削る位置をだします。
マステのとこまでリューターで削っていき、板ヤスリで平に仕上げました。
8
次に時針の加工にいきます。
時計軸の径に丁度良いのですが、そのままだと手前で止まってしまい、分針を付ける箇所が奥まってどうにも分針を付ける事ができない。
時針の下部を切る必要があります。
9
こんな感じで時針の下側を2mm程削ります。
10
また、時針の内側にある針を光らせる為の導光ピース。
こちらはボスが邪魔になるので、ごっそりとカット。
また、穴も分針と干渉しない様に、広げておきました。
小さな部品の上、透明樹脂で柔らかめ。
削り作業中に、あわや針を折りそうになった😅
あぶねーあぶねー。
11
削った時針をセットしてもまだ分針の軸の頭が出てこないので、文字盤の中央のリブも取り払って針の高さを下げます。
12
文字盤裏にはアルミテープを貼りました。
少しでも間接照明の明るさを上げるべく、光を反射させて導光板に光を戻してあげます。
これをラパンの時計ユニットに装着します。
装着に当たっては少しでも厚みを減らしたいので、両面テープは使わず、クリアボンドを2点ほど点付け。
13
ケースの内側もアルミテープで反射率を上げておきました。
14
さて、一番頭を悩ました分針です。
ベントレーの分針の軸の部分は全部取り去って、ラパンの分針の時計ユニットの軸に嵌合する部分だけをベントレー分針に移植することにしました。
下の赤い針がラパンの分針。
ニッパーとデザインナイフで切り出し。
針の表側はラウンドした形状なので、接着面を作る為にヤスリで平にしています。
小さいので加工がチョー大変でした😅
15
分針にラパン分針の嵌合部をクリアボンドで接着。ちょっと高さが合わないので、フィルムカメラリペアでストックしている部品から薄くて小さなワッシャーを一枚挟んで高さ調整。
左側は時針。
2mmほど高さを削った為に、時計ユニットの軸との嵌合が緩く、筒の部分をマイナスドライバーで内側に少し変形させました。
うーん、老眼が進んでいる私にはこの細かい作業がシンドイ😓
16
組み上げて、時刻調整ノブを回して分針、時針が綺麗に動くかチェック。
ここで思わぬ落とし穴が。
ベントレーにはない時刻調整ノブに分針がクリーンヒット!
仕方ない、写真の様に分針の先端を干渉しない様にカットしちゃいました😭
カットした端末がちょいとダサい。
まあ、遠目ではよく分からんからいいや。
(徹夜でもう綺麗に仕上げる気力が無くなってた😂)
17
時計ユニットをケースに入れ、ケース後から3点ビス止め。
ベントレーのインナー化粧リング、レンズ、アウターリングをケースにドッキング。
爪とかないので、テープでぐるぐる巻き。
時刻調整ノブの先端をネジ留めして、組み上げ完了!
18
時刻調整ノブがダサいけど、パッと見はベントレーになりましたね〜。
時計の動作も確認。分針と時針が干渉して時刻遅れることがない事を確認。
19
イルミの確認。
構造上、ベントレーの様には針を自光式にできなかったのですが、間接照明の反射を上げた効果か、結構針に横からの光が当たってちゃんと見えますね。
これは想定外。いい感じにできました!
ただ、急いで組み上げたので、レンズの裏に埃と汚れがありましたね😅
アウターリングやレンズはテープで止まっているだけなので、後で外して綺麗に清掃します。
ちょっとお時間頂きますが、次は車への搭載です。
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