ハイゼットトラックS200系にマジカルサスペンションリングは付かないのか?!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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ハイゼットトラックS200系のアッパーマウントは非分解式で、頭のボルトをはずしてもキャップが取れない・・どうりでS210P用のマジカルサスペンションリングは売ってないはずだ。
実は半年くらい前に、アッパーマウント、リバウンドラバー、スプリングシート、テンションロッドブッシュなど総取っ替えしてもらい「よし!これで乗り心地激変だ!」と期待したのだがぜんぜんよくない。そこでぜひマジカルサスペンションリングを試してみたいと思っていたのだが・・・。
だが、リングは付けられる!しかも簡単な自作でいける。まずは普通のゴム板をホムセンで買ってきて、外径65mmくらい、内径38mmくらいにカット。
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これがリング装着前のアッパーマウント。新品なのに隙間が結構ある。ちょうど2mm厚のゴム板がスッと入るくらいだったので、その厚みにした。ギュッと押し込めば3mm厚でも入りそうだが、ハンドルを切ると隙間はかなり小さくなるので欲張らないことにした。
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さて、切り出したゴム板を・・
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こんなふうに伸ばしながらはめ込む。
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装着完了!工具なしですんなり入ってしまう。もし固いようなら、自転車のタイヤ交換のようにドライバか何かで引っ張ればいいと思う。
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あとはマイナスドライバーでゴム板の下面にグリスを押し込んでおく。ゴムの劣化を嫌いエーゼットのプラスチック用グリスを使ってみた。シリコングリスでもいいが、こちらの方が潤滑性はいいはず。
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ハンドル真っ直ぐの状態。
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ハンドルを目一杯切るとここまで傾く。
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反対に切るとこうなる。右手側は大きく隙間が開くが、左手側はほとんど隙間がなくゴム板は結構ギチギチ。やはり3mmだと厚すぎるだろうか。
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さて、実際に走ってみると、激変とまではいかないが乗り心地がよくなった実感がある。ギャップを乗り越えたときの「ドカン」がマイルドになり、細かな振動も少し抑えられた気がする。
乗り心地が硬くなるわけではないが、サスペンションの剛性感が一段上がった感覚がある。ダンパーが微小ストロークからしっかり働くようになるわけなので、まあなるほどと思う。
実は、施工前はフロントタイヤの空気圧を230kPaまで上げるとちょっとした轍で「きょろっきょろっ」となり、これがイヤで空気圧を上げられなかったのだが、この症状は完全に出なくなった。空気圧については色々悩んでいて、結論が出たらまた投稿しようと思う。
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