☆ＬＥＤ工作初級かな!?【ガチャピンミニカーを光らす】Part.2

ここから少しの間、チョッとお勉強になります。

今回使用のＬＥＤ
3mm フラット
発光色：ピンク
順電圧(Vf)：Min3.0 Max3.2ｖ
順電流(If)：20ｍA
光度：Min100mcd Max150mcd

あえて標記しましたが、このうち、順電圧(Vf)・順電流(If)が、抵抗を使用する時の抵抗値を求める時に必要となります。

ＬＥＤを発光させるためには、抵抗が必要となります。

ここが、一番嫌なところだと思います。

オームの法則…聞いただけで、頭がパニックになりそうですね^^;

【オームの法則】　E＝IR
抵抗(R)＝電圧(E)／電流(I)

上記のピンクＬＥＤを、クルマで光らせる場合。

電源が14.4Vで順電圧3.0VのLEDを20mAで光らせたい場合

抵抗（Ω）＝（14.4V－3.0V）÷0.02A　＝　570Ω
ということになり570Ωに近い抵抗器を入れればＯ.Ｋということになります。

さて、ＬＥＤを直列に繋いだ場合は…
これは、オイラも(；一_一)よくわかりません。

ネットで、【ＬＥＤ 抵抗値】などで調べると、いいサイトがたくさんあります。

こことか…
http://www.geocities.jp/mekenyu/sakusei01/page002.html

前置きが長くなってしまいましたが、今回の場合は直列で２つ光らせるので【３９０Ω】の抵抗を使いました。

計算時の、クルマの電圧ですが、MAX 14.4Vに設計されています。
12Vだから、12.0Vではありませんので、ご注意されてください。

オイラは、パーツ屋のおっちゃんに聞いたときに、MAX 14.4Vでも、通常はそこまで上がらないと言うことで【13.8V】で計算しました。

こちらは【ＣＲＤ】定電流ダイオードです。

CRDは、電圧が変動する場合でも、一定電流を流す優れものです。

これなら、いちいち抵抗値を計算する必要がないので、簡単ですが、１本あたりの単価が抵抗に比べると高いです。

接続時に、＋－があるので、注意が必要です。

カソードマークといって、ラインが入っている側が、マイナスになります。

こちらは【整流ダイオード】です。

電流を一方通行に流す働きをします。

例えば、変圧器を利用していた場合、SWを切っても、変圧器の中に溜まっている電流が場合によって両方向に流れてしまいます。これを入れることにより、逆電流防止になり、使用している部品を守る働きになります(いいのかな？)

さて、頭の痛くなる勉強はこのくらいにし、加工の続きになります。
ここからは、現車ボディ合わせになりますので、規定サイズ等はありません^^;

ガチャピンカーに仕込むＬＥＤですが、こんな感じに位置を合わせます。

ＬＥＤの足を片側づつ折り曲げます。
この時に、＋－それぞれの足を曲げるように。
曲げた足が邪魔になるので、片側の足をカットしてみました。

ＬＥＤの位置(幅)が決まったら、ハンダ付けします。

ハンダをコテ先で、溶かし足に流し込むように付けます。

余分な足をカットします。

ボディにプロジェクターを仕込みます(爆

ＬＥＤとヘッド部分が、しっくり合う位置決めをします。

指の下部分が下がっていて、ヘッドにＬＥＤがピッタリ合わないので、ホットボンドで、持ち上げました。

位置が決まったら、ホットボンドでＬＥＤを固定します。

ホットボンドスティックですが、ＬＥＤの光の透過を防ぐために、ブラックを使用します。

はい、正面からです。

プロ目が…

※Part.3へ続く