さて・・・今日も自動車業界の片隅に居る人間の雑感を書いてみます。バラック・フセイン・オバマが44代目のアメリカの大統領に就任しました。自分は就任演説を生で見ていないのですが、ネットで演説の全文を読んでみました。この演説から自動車業界の片隅に居るオレは以下の事を感じました。今以上にハイブリッド車・電気自動車等の次世代自動車の開発・販売が進むだろう。アメリカが国策として、環境に良いエネルギーの開発を進めれば、好むと好まざるとも、日本・欧州は引っ張られると思うのです。そうなると、自分の居る部品サプライヤーもそれに合わせて技術・部品開発を進めないと行けない訳です。100年に1度と言われるこの大不況の中、次世代自動車に合わせた技術・部品の開発を行うというのは、企業の体力勝負になると思います。そうなると、悲しくもモータースポーツ等に費やされていたコストを削減して技術開発に投入する・・・こういった流れは加速するのでは・・・自動車業界がこれからも発展するには、クルマを売らなければなりません。今の内燃機関のクルマを売り続けるという事は、地球環境を大きく傷つける事になります。インド・中国などの人口の多い国で爆発的に内燃機関のクルマが売れるとどうなりますか?地球に大きくダメージを与えるでしょう。内燃機関じゃない、電気自動車や燃料電池車に置き換えればどうですか?幾分とはいえダメージは少なくなるんじゃないでしょうか?この危機を転機にインフラ整備から進めて内燃機関のクルマから電気自動車の走る世の中に変えるべきじゃないのかな?そんな事を色々感じたのです。どっちにしろ・・・ここ2~3年で目まぐるしく業界は変化するでしょう。何か乱文になってしまいましたね(^^;