サーモスタット交換 1

冷却系を一通り整備する一環として、車の製造から22年目にして初のサーモスタット交換です。

　部品は日産純正品。日産部品で買いました。
価格　1680円。
ホルツの液体ガスケット　980円

さてここで私の車のDIY史上最悪の失敗をしてしまう。液体シールを厚く塗ったせいか、三本のボルトを締めているときに剛性感というかしっかりと締まった感がない。何かやわらかいというかふわふわした感じがする。そこで力任せにさらにぐいぐいと締めていると、一本のボルトが途中で折れてしまった!　なんてことだ(>_<)。

写真は折れたボルトとラジエターのインレットパイプ部分。こんなときの素人はとりあえず悲しみに暮れて泣くこと(T.T)以外に一体どうすればいいのか。

①とりあえず見なかったことにする。　→　それでエンジンブローはもっとひどいことになるので却下。
②プロに頼んで修理をしてもらう　→　レッカー移動で修理工場へ?　高そうなので却下。
③折れたボルトをなんとかして抜く　→　エキストラクターという特殊工具を使えば抜けるらしい。でも私にそんなことが出来るのか。保留。
④他の方法を探す。　→　図面をよく見てみると、ラジエターインテークパイプはエンジンに直接つけられているのではなく、エンジンについた他のパイプに接続されているようだ。要するにこのパイプを新しく買ってきて、サーモスタットも付け替えればいい。

　これで随分と気が楽になった。しかしその部分を付け替えようとすれば、サージタンクなどたくさんの部品をさらに外さなければならない。面倒だな。やっぱ様子を見て、二本のボルトでも水漏れしなければしばらくこれでいこうかなどと思ってみる。それでも駄目だったら②か③の方法で修理をしてみよう。今後の修理が面倒そうなので、難易度は★三つ。

次の日、ラジエター液を入れてエンジンを動かすと、やはり漏れていました。選択肢④のために日産部品に行ってサーモスタットをラジエターのインレットパイプと一緒に挟んでいる部品を買おうとすると、在庫がないとのこと。しかも値段は6900円だったかな、とにかく高い。
　どのみちすぐに買えないのならばと注文をせずに、選択肢③のために近くのホームセンターに行ってボルトのエキストラクターを買ってきた。ドリルとエキストラクターのセットで確か500-600円くらい。明日これで人生初の折れたボルト抜きに挑戦。果たして成功するのか。以後次項へ。