リアスピーカー交換

　30年物のリアスピーカーが音割れして限界が来ているので交換します。30年も放っておけばスピーカーのコーン紙が切れてボロボロになっています。スピーカーを外して下から見上げれば、割れたスピーカーの隙間から光が差し込んできて神々しいばかりです。ワインならば30年物は価値が上がりますが、30年物の割れたスピーカーは価値がありません。今まで有難う、成仏してください。

　次のスピーカーをどれにしようかと思って調べてみると、もうこのボックス型と呼ばれている型のスピーカーは製造中止になっていて、まともなものは存在しないらしい。中古を探してみたが、製造中止になったのは随分と昔のことらしくて、今買っても長持ちしそうなまともなものはやはり存在しない。
　唯一大手メーカーで現在も製造しているのがパイオニアで、T-SX180というものだけが現在も製造販売されている。しかし2個セット1万円ほどで販売されている安物で、ネットで検索しても音の評価は決して良くはない。
それでも他のメーカーがずっと以前に開発を中止したような製品を未だに作ってくれているだけで有難いではないか。文句を言わずにまだパイオニアが製品を製造しているうちに黙って買うべし。

ノジマオンライン　7893円で購入

　このボックス型スピーカーというものは、後部座席の後ろの穴にスピーカーを置き、スピーカーから出ている長いネジキリのついた棒に金属板を通して、それをねじ止めするというもの。長らく使っていたがそういう形で装着されているのを知らなかった。取り外しは簡単。

　ここで困ったのが、実は右リアスピーカーは音が出ていない。何が原因かわからず色々と配線を確認してみたりして、随分と原因を突き止めるのに時間がかかる。結局オーディオ本体の裏の配線が外れていました。オーディオ本体も30年近い骨董品です。ソニーがカーオーディオから撤退してから随分と長い年月が過ぎています。
　さらに今のスピーカーにはツィーターと、KENWOODのロゴが光るようになっている電気配線がもともと来ていて、どれがどの配線でどこをどう繋げばよいのか混乱する。これに時間を取られて結局少しずつやって2,3日かかりました。
　もともと付いていたケンウッドのツィーターは、ボックス型とは違う形で装着されていて、パネルを外さないと取り外しが出来ないようだった。それで音は出ないけれど面倒なのでそのまま放置。
　それでようやく配線が終わり音が出るようになったが、やはり音質は安物の純正品のようなそれなりの音。でも音が出るだけましと考えよう。

スピーカーの箱に印刷されていた商品の説明1

スピーカーの箱に印刷されていた商品の説明2

スピーカーの箱に印刷されていた商品の説明3