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台湾のメーカーであるＮＡＮＫＡＮＧ（ナンカン）のスタッドレスタイヤ・ＳＮ－１が３年目に突入し、溝はあるもののスノータイヤとしての用途不可のスリップラインに達しました。
実際３年目のナンカンは、雪道はある程度大丈夫でも凍結路面では全く駄目だったので交換することにしました。
北軽井沢は雪は殆ど積もりませんが、気温が非常に低い地域なので日中でも場所によっては路面凍結しています。

今回も可能なら国産を購入して内需に貢献したかったのですが、
魅力的なアジアンタイヤの価格に負けてしまいました(^^ゞ


今回購入したのは、韓国のメーカーであるＮＥＸＥＮ（ネクセン）のスタッドレスタイヤ・ＷＩＮＧＵＡＲＤ　ＩＣＥです。
１７５／６５／１４で１本１８００円！
送料が１本１０００円なので、実際は１本２８００円になりますが、
４本買っても国産のあのスタッドレスよりも安いです(^_^;)

ＮＥＸＥＮはポルシェでもサマータイヤを履いていて、その良さに満足していますし、
ミシュラン系のメーカーで品質もデザインもかなり良いです。

ＮＥＸＥＮのスタッドレスのＷＩＮＧＵＡＲＤシリーズには、
・ＮＥＸＥＮ　ＷＩＮＧＵＡＲＤ　
・ＮＥＸＥＮ　ＷＩＮＧＵＡＲＤ　ＳＰＯＲＴ
・ＮＥＸＥＮ　ＷＩＮＧＵＡＲＤ　Ｓｎｏｗ'Ｇ
・ＮＥＸＥＮ　ＥＵＲＯ－ＷＩＮ
・ＮＥＸＥＮ　ＷＩＮＧＵＡＲＤ　ＳＵＶ
・ＮＥＸＥＮ　ＷＩＮＧＵＡＲＤ　ＩＣＥ
と
６種類のラインナップがありまして、今回購入したＷＩＮＧＵＡＲＤ　ＩＣＥは、
その名からも解り易い凍結路面での性能重視のスタッドレスとのこと。
北軽井沢向けじゃないですか！（笑）
（関連情報URLご参照）

届いた現物は、凄く柔らかいです。
サイドなんかこれで大丈夫なの？？？　って位の柔らかさです。
持込で装着したのは、いつもの茨城県の張替タイヤさんだったので、
北軽井沢に向かうまでは雪が全く無いドライ路面の一般道と高速道だったのですが、
カーブやレーンチェンジの際にヨレヨレして凄く不安定です(-_-;)
途中でエアを２．２→２．６まで上げて、少しまともになりましたが・・・
このタイヤはドライ路面の一般道や高速道には向いていないと思います。
不安定だし、柔らかいからドライ路面だと、あっという間に無くなっちゃうと思います。


北軽井沢に近づくにつれ雪が降り始め、路面も全面白くなってきました。
深夜ということもあって、ところどころ日中溶けた雪が再凍結してスケートリンク状態のところもあります。
３年目のナンカンで難儀したシーンはこんな状態の所だったのですが、
凄いぞＷＩＮＧＵＡＲＤ　ＩＣＥ！
タイヤが氷にピタッ！と張り付いた感じでコーナーを曲がってくれます。
発進もトラクションがイイ感じで掛かるし、
かなり強めにブレーキを踏んでもABSが作動しないのでビックリ！
ABSが作動しないで止まるというのは、しっかりとグリップしている証拠です。
新しいという事もあるのかも知れませんが、この凍結路面性能は感動モノですよ。
だって１本１８００円でっせ！（笑）

まあ今年、発売された国産スタッドレスは、もっと性能が良いかも知れませんが、
家計的に苦しい価格だし、
国産でも３年目は結局スタッドレスとしては使えなくなるので維持出来ないのだよなぁ・・・


雪や路面凍結の心配が少ない地域の方にはオススメ出来ませんが、
雪や路面凍結に悩まされている地域の方にはとてもオススメです！
この価格なら毎年交換しても金銭的に痛く無いし、
何よりもこの価格で安心を手に入れられるのなら安いものです。