フロント　ラバーコーン交換　その１

フロントのラバーコーン交換に挑戦してみた。
まずはジャッキアップして、リジットラックをかけ、ショックアブソーバー上下のナットを外して取り外す。ソケットサイズは9/16だ。

ラバーコーンを取り出すには、アッパーアームを外す必要がある。
アッパーアームのストロークを少しでも増やすよう、リバウンドラバーを取り外す。固定ねじを抜き取り、ジャッキでサスを縮めてから抜き取る。

スイベルハブのボールジョイント部分を、セパレーターで切り離す。

ハイローキットが入っていない場合は、ラバーコーンコンプレッサーがないとストラットが外せない。幸いハイローキットが入っているので、一番短かくするだけで、ナックルジョイントと分離し、取り外すことができた。

アッパーアームのピボットシャフトの両端からナットとスプリングワッシャーを取り外す。ナットは3/4インチだが、19mmで代用が可能である。

ピボットシャフト前側のスラストカラー固定プレート、スラストカラー、シールを固定している２組のボルトナットを抜き取る。
手前側は簡単だが、奥側は手が入らないし、普通のラチェットレンチを入れるスペースもないので極めて作業しにくい。スイベルタイプの13ｍｍラチェットコンビネーションレンチにソケットアダプターを付け、7/16の駒をつけて取り外すことができた。

ピボットシャフトを前方に抜き取れば、アッパーアームを取り外すことができる。

ようやくアッパーアームが取り外せた。グリスでベタベタなので、使い捨てのゴム手袋は必須アイテムだ。

ピボットシャフトとニードルローラーベアリングを点検したが、ひどい磨耗はなかった。

ナックルジョイントのナイロンカップがなかなか抜けずに苦労した。
カップの取り付け部分が錆びていたので、ペーパーがけをしてグリスを塗っておく。

ベタベタのグリスを拭き取り、ナックルジョイントにはグリスを詰め込んで組み立てておく。

その２に続く。