ラッツのブログ一覧

昨日の続きですが、HUDから引き出した0.2sqの電源コードとDC-DCコンバータとの間に
2極カプラーを取り付けました。







DC-DCコンバータも11V～14.4Vの間で入力電圧を振っても、出力はとりあえず安定して
いるようです。
そもそもHUD本体の耐久性がどれくらいなのかも不安ではありますが・・・。



さて、一番の課題はダッシュボードへのマウント方法です。
当初の予定では、メーターフードを加工してHUDを埋め込むつもりでした。
しかし、メーターに奥行があって、HUD本体を完全に落とし込むだけのクリアランスが
ありません。（汗）
仕方がないので、急遽、ベースだけを埋め込む方法に変更し、型取りを始めたものの、
加工部分が微妙に湾曲している事に気が付き、これもNGとなりました。







いつでもノーマル（安価で）に戻せるよう、今回はメーターフードを加工するだけに
留めるつもりですが、別のマウント方法を検討してみようと思います。

以前からスイスポにGPSタイプのHUDを取り付けたいと考えていたのですが、Amazonで
手頃な価格の商品が見つかりましたので、早速購入してみました。
但し、ダッシュボードにそのまま設置したのでは後付け感満載になってしまいますので、
今回は配線がなるべく目立たないようスマートにマウントしてみようと思います。







こちらがHUDの全体像ですが、左側の大きなコネクタが電源用USBケーブルになります。
まずはこのコネクタを使わずに何とか+5V電源を供給出来ないか考えてみます。





分解した状態です。
構造を確認したところ、0.2sqのダブルコードなら内部を引き回せるようなので、基板の
ヘッダーピンに直接ハンダ付けする事にしました。

次は+5V電源をどうするかですが、ストックパーツの中に可変式のDC-DCコンバータが
ありましたので、これをタカチのプラケースSW-50に入れて使用する事にしました。



ちなみにクルマの+12V（14.4V)から+5Vを生成する場合、他に三端子レギュレータICを
使うパターンもあります。
三端子レギュレータならよりコンパクトに組み込めますし、ノイズが少ないので、
オーディオ絡みの場所に使うのには有利なのですが、電圧差がある程発熱しやすい
デメリットもある為、今回は使用用途を考えDC-DCコンバータを採用しています。

前回の続きですが、その後、昭和シェル（すでに出光傘下ですが）のVパワーを
入れてみましたので、出光ハイオクとの違いについてです。
但し、あくまでZC33スイスポのK14Cエンジン（ECUチューン済）でのフィーリング
という事でご了承下さい。
（出光ハイオク、Vパワー共に3回ずつ給油しての比較です）

〇出光ハイオクとの比較（エンジン音と振動）
　・アイドリング状態でもVパワーの方がエンジンの振動は大きめ。
　・エネオスハイオクの時に感じたアクセルペダルに伝わるザラザラ感がある。
　・2500～3000rpmに共振ポイントがあり、金属的な音が聞こえる。
　・マフラーの音が大きく荒々しい。（室内で聞こえる排気音も大きい）

〇出光ハイオクとの比較（エンジン及びドライブ・フィール）
　・出光ハイオクよりもエンジンの吹け上がりが重い。
　・クラッチミート付近（発進時）における回転数では出光ハイオクよりも
　　トルクが細い感じ。
　・シフトフィールは出光ハイオクの方が良い。
　・常にエンジン（ミッション？）からの微振動を感じる。
　・高回転までの回した時のパンチはVパワーの方が上。　
　
一言で表現するなら、
　「軽やか＆滑らか」な出光ハイオク
　「粗削り＆パワフル」なVパワー
といった感じです。

出光ハイオクとVパワー、上記の通り結構な違いがあり、性能比較をすると出光
圧勝と取られそうですが、そこが人間の感覚の不思議なところで、じゃあ、どちらか
を選べと言われても、これがちょっと甲乙つけ難い感じなんです。
自分の中では出光と昭和シェルはプラントを共有していて、ハイオクの性能は
仕上げに加える添加剤の差だと解釈しています。
ですので、ハイオクガソリンと言えど、その差は微々たるものと思っていましたが、
入れ比べてみると結構違うのでちょっとビックリでした。（汗）
来年以降は出光ブランドに統一されてVパワーのブランド自体が消えるという話
も聞こえていますので、それまではVパワーの性能を堪能してみようと思って
います。