中古シュピーゲルと爪折り
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
手持ちの36アルトワークス用純正アルミをフロントに5㎜スペーサー、リアに15㎜ワイトレを噛ませ、不格好ながら不都合なく通勤に使ってましたがやはり車高の高さが気になり、中古の車高調を手に入れたので組みました。
この車高調、状態が悪くて回復するのに1週間かかりました。手押しした感じは4本とも戻りが強く、縮みがやたらと柔らかい。減衰量調整してみても変化があまり感じられず、ストリート用ってこんなもんなのね?
2
思い通りの車高に調整するのに時間がかかりました。こんなもんかな?という車高になった時の、ストラットブラケットにねじ込むショックアブソーバーの量は、ブラケット下部から46.7㎜でした。爪折りしてフェンダーの干渉を無くした後、ショックを更に2回転まわしたので実際はもっと短くなります。
リアは5mm突き出させましたが、同じく爪折してからは更に3回転まわしたので突き出し量はもっと長くなります。
スプリングはリア150㎜で4kなのは読み取れましたがフロントは錆びで塗装が剥離してるため確認不能。多分150㎜で6kなんでしょう。多分。
3
爪折りには、お馴染みこんな工具を使いました。フロントはいいんですよ。フロントは。ヒートガンでチンチンに熱くすると、20年選手の塗装でさえひび割れは皆無でした。でも、リアは歯が立ちません。クォーター+インナーフェンダー部合わせた2枚の鉄板を曲げるほどの威力はありませんでした。結局ハンマーで叩きある程度角度をつけたら木材あてがいウォーターポンププライヤーで地道に折り潰していきました。当然塗装はボロボロと剥がれ落ちまして、フェンダー内側は見るも無残。ま、外から見えないんですけどね。
ちなみに、軽自動車の場合付属のジョイントやハンドル等一切使わず、写真のような組み合わせでローラーをフェンダーに擦り付けるように動かすと、薄板1枚であればうまくいきます。
4
出来上がりはこんな感じになりました。せっかく爪折りしたのでタイヤが被るくらい落としたいところ。最低地上高は純正マフラーの中間タイコっぽいんですが、マキタの18vバッテリー横置きですら入らない程で、おそらく70mm程しかありません。これ以上車高を下げると、多分最寄りのスーパーの駐車場に入ることが出来なくなりそうなので、この位で勘弁しておきます。
次に低いのはセンタービスカス部分でしょうか?そこならリアタイヤに近いので多少低くても問題ないとは思いますけど。
一番柔らかい減衰で走ってみると、街乗りではもうこれで十分です。純正のような乗り心地でストロークが短いためにロール量が減り、気持ちよく走れます。ちょっと頑張るとフロントに対してリアがやや柔らかいような感じがあり、リアのみ減衰MAXにしてみましたがそんなに変化なし。やっぱりリアはスタビライザー入れるか、フロントと同じスプリングから試していくのがいいように思いました。
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