ボルボ S40 mk1 後期 ノルディックスペシャル オランダはネッドカー(ネザーランズ・カー ボルボ・三菱自動車工業・オランダ王国政府の合弁事業)製ボルボ。三菱・カリスマとプラットフォームを共有。ユーロNCAPで4つ星を獲得した最初の車種。デザイナーは英国人のピーター・ホルベリー。
色はBTCCカーのベースカラーと同じピュアシルバーメタリック。4ドアセダン、2L5気筒低圧ターボ 163ps、5AT、RHDモデル。ボルボとなるとエステートが圧倒的に人気でありますが、私はBTCCカーベースのセダン推しです。
低圧のIC付きターボながら、いやだからこそ、トルクもしっかりあってストレス無く乗れるいい車。ターボの効き始めが1500rpmぐらいからで、最大トルク発生が1800rpm〜なのがしっかりと体感できます。ハンドリングもなかなか優秀でありました。タイヤは勿論いつものミシュラン。5ATも極めてスムーズな良き物なのですが、マニュアル操作せずにはおられないワタクシなのでした。内装の革シートも上級グレードと変わらぬこれまた良き物です。
私の車は、ボルボディーラーの元営業さんから個人売買で入手したのですが(Yahooオークション経由で)、ノルディックスペシャルのラグジュアリーパッケージ、ファミリーパッケージが付いた豪華?フルオプション仕様車。ボルボ・ディーラーメンテonlyの2万7千キロ、完全車庫保管で内装外装はもとより機関もバッチリのミントコンディションでありました。ATがアイシン製なのをいいことに、2万7千キロで乗り始めてからずっと積極的にATセレクターをマニュアルでカチャカチャカチャカチャとやり続けた結果?、14万キロ台半ばでアイシン製のAT様がある日まさかのストライキをおこされました。それまでは約12万キロを故障無し(オイル、クーラントその他狭義の消耗品の交換のみ)で、来る日も来る日も私の良き友として、まさに人車一体で走り回ってくれたのであります。この頃は走行距離の大部分は高速道路で、年間7万5千キロペースでありました。(プロドライバーさんもビックリのペース。ただし、タクシーは下道メインですが。)
そこで、残念ながらオランダ王国産の我が良き友に別れを告げ、ドイツ産の真面目が取り柄さんと付き合うことになりました。イギリス産のフリをしているドイツ産かタイランド産のキュートな 私が一目惚れをした こ を狙って、付き合うかというところまでいったのに、思わぬ横槍が入った結果であります。
追伸 画像のモデルカーは1998年のイギリス・ツーリングカー選手権(BTCC)参戦車の1/43。ドライバーはリカルド・リデル選手。
1998年チャンピオン ‼︎ カー。
こう書いてくると、やっぱりMTのS40 T4を所有したかったなと思わせて頂きます。