ATF交換①【ZF 8HP】

ATF交換、8速だからといって作業上何か変わるわけではなかったです。

まずはアンダーカバー類を外してオイルパンを露出させます。

T40のオイルパン固定用ボルトの脱着に、画像の遮熱版？が邪魔なので手で曲げときます（画像は曲げた後です）。

フィラーは8mm(35Nm)、ドレンは10mm(8Nm)。
ここでドレンにPBの10mmのL型レンチを掛けたにもかかわらず、なめて回らない事象が発生！
買った新品オイルパンの方もなめて回らないので、ボルトの六角穴が微妙にサイズが大きいよう。
で、樹脂なので変形してなめてしまうと。
レンチに薄く何か貼ってサイズを大きくしようかと思いましたが、同じPBの3/8ソケットで回したら回りました。
PBの製造公差はともかく、こういうこともあるということで、心や道具の準備が要りそうです。

出荷段階から多めに入っていることがあるという事前情報があったので、エンジンをかけていない状態でフィラーを外し、画像のあふれ方。
外にこぼれた分を含めると、エンジン稼働によりだいたい1.2Lくらい吸い上げているということ。
これがわかれば量の調整はO.K.

無事ドレンから排出。

オイルパンを外すときは、こぼさないよう慎重に残ったATFの排出。
思ったより残ってませんでした。
この時画像のように2か所だけ残して手を離すと、樹脂のオイルパンが変形するかも。結構柔らかい。