ATF交換②【ZF 8HP】

オイルパンを外しました。
アルミ製のバルブボディには全然鉄粉がついていない。

画像の配線用スリーブからのオイル漏れがあるようですが、今回はパスします。
画像のカプラーを左に回して外してからオイルパン内部のカプラーを外してバール等でこねって外すみたいです（要検証）。

オイルパン内部を見ると、筒型のアキュムレータを外さないといけないようですね。
というか、アキュムレータやソレノイドバルブに少し鉄粉がついている以外は、とても綺麗に見えます。
ATF自体も綺麗で特有の嫌～な臭いは全くなく、むしろいい匂い？

新品オイルパンには細かい埃がたくさんついていたので、清掃しておきます。

取り付ける前にガスケットに油脂を塗ってなじませておきます。
僕はワコーズのシリコングリスを使いますが、ATFでも何でもいいと思います。

取り付け後。
T40は10Nm。

ATF注入。
公称1ストロークあたり60cc注入できるポンプで、エンジン始動前、フィラーからあふれ始めたのが47回。
ATF温度は25℃かそのくらい。
エンジン始動後、フィラーからあふれ始めたのが23回。
ATF温度は35℃かそのくらい。
ポンプの公称値からすると交換できた量は思ったより少ない。
その後ATF温度が上がるにつれ膨張してあふれ続けますが、思うところあり少々補充してフィラーを閉めて終了。
画像のように排気管のすぐそばにフィラーがあって触れてしまうので、布の軍手を使用しながら。
なお、量はそこまで神経質になる必要はないと思います。たぶんですが、少な目よりは少しだけなら多い方がいいと思います。
（出荷段階から相当多く入っていることもあるそうですが、それって、、、真相はどうなんでしょう。）

オイルパンの締め付け順を追記します。
ガスケットの影響等でふわっと締まるので、何度かに分けて少しずつ順番通り締め付け。