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mikuta613の愛車 [ホンダ NSR250R]

整備手帳

作業日:2025年6月27日

NSR250RへのigniTech DCCDIP2 raceの取付

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
初めに社外製コンピューターを取り付けることにより設定次第ではエンジンが破損する恐れがあり事故へとつながる可能性もあります。そのリスクを理解し導入する場合は自己責任でお願いします。
純正コンピューターであるPGM3のオークションでの相場も上がり30年以上も前のコンピューターを修理して使い続けるのも現実的ではないと思いSpeeduinoのNSR250Rのクランク信号用のデコーダーの作成をしていたところ台湾のJonah Spaceyさん(https://x.com/Jonah_Spacey)からigniTech DCCDIP2 raceを使ってみないかというお話をいただいたため取り付けることとなりました。私自身igniTechに関してはこのお話をいただくまで全く知りませんでした。またここ一か月くらいで進んだ話ですのであくまで現時点で私が理解できてる範囲での説明となります。
2
譲っていただいたものはPGM3コネクターと変換配線も作ってくれている状態でしたのでシートとカウルを取り外し現在つけているPGM3と付け替えるだけで使えました。しかしigniTech公式からDCCDIP2 raceを購入した場合PGM3のコネクターはついてこないと思われるためダイキチファクトリー。さんのところでも販売しているコネクター(https://daifac.stores.jp/items/67fa12bffd5b0769a572839d )を使用して自作する必要があります。またコンピューターと通信用のRS232Cコネクターも必要となります。配線に関してはigniTechの https://www.ignitech.cz/zdroj/en/vyrobky/dccdip2_race/manual/Honda%20NSR250%20MC21.doc を参考にすればよいと思いますが譲っていただいたものがこれと同じ配線をしているかどうかまだ確認していないです。また、21の配線図を見てもわかるようにニュートラルランプがPGM3を介して点灯しているためigniTechに置き換える場合ニュートラルランプ用の配線も作る必要があります。
3
コンピューターのサイズが小さいためPGM3が設置された場所に変換コネクターも含めて収まると思います。防振などを考えると設置方法は要改善だと思いました。
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カウルを取り付けた状態でもコンピューターにアクセスできるようにするためにRS232Cのコネクターをタンデムステップがあったところから出しています。後ろに乗せるような相手がいないかつ予定もないためタンデムステップは取り外してあります。外部からの水の侵入や汚れを考えるとツールボックスの方から出すのが良いと思いましたが今回は仮でこの位置にしています。
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取付が完了したらコンピューターへ設定ファイルを書き込むのですがDCCDIP2 raceはバイクのキーがONの状態でないとPCとの接続ができないためキーONの状態で作業をします。DCCDIP2 raceについているRS232CコネクターとPCをつなげるためにRS232C USB変換のケーブルを用意しPCとつなげます。USBドライバーの設定(https://www.ignitech.cz/en/stahnout/usb)をし設定用のソフトウェアである231019a_Dccdip2_race_v107.exe(https://www.ignitech.cz/en/stahnout/aktualni-software)を立ち上げます。プログラムを書き込むまではエンジン始動をしようとしないでください。DCCDIP2 raceとの接続ができていれば画像のように設定ソフトの真ん中上にDccdip2 race v107 connectedと表示されるはずです。これでコンピューターとの接続ができているとわかります。
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次に設定ファイルを書き込みます。今回設定ファイルを二種類頂いたのですが一つはRS250R NF5のクランクシャフトを使ったエンジンに使っているものでNSR用のエンジンが耐えられるかどうかわからないとのことです。もう一つは9000回転以降、スロットル60%以降の進角を抑えたものらしいです。点火マップ等の検証にはデトネーションカウンターなどがあった方が良いと思うのですがあいにくまだ買えていないためあくまでこれらのマップを使用するのは自己責任という形でお願いします。またマップをくださったJonah Spaceyさんもこれらのマップを共有してよいということでしたので共有させていただきます。私自身資金の関係もありardu stimでクランクの疑似信号を作るところまではできたもののマップ比較用のPGMをまだ用意できていません。こういった情報を共有して、できる人がいろいろと検証していければよいなと思っています。
設定ファイルはこちらです。
https://drive.google.com/drive/folders/1cVCs2_PCbPGJxiO6GjmPKV-lOtEuyjyb?usp=sharing
MC21 YUIというファイルがNF5のクランクシャフトを載せたものに使われてるファイルでmikutaというファイルが今現在自分も使っている少し遅角したものになります。再度書いておきますがあくまでこの設定ファイルを使用するのは自己責任でお願いします。まだ私自身も検証が終わっていません。設定ファイルの書き込みは設定ソフトの左上のfileからopenで先ほどの設定ファイルを開いてからprogramで書き込むことができます。
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書き込みが完了したらエンジン始動ができる状態になるのですがスロットルセンサーの電圧に個体差があり、バイクによっては全閉全開がうまく認識されていない場合があります。全閉全開の調整はSensorsのタブから行うことができます。まずスロットルが一番閉じた状態で左下のTPが0になっているか、なっていたとしても右上のTP=0%の電圧よりも低くなりすぎている場合は調整が必要です。とりあえずは全閉の時に左下に表示されている電圧に合わせて右上のTP=0%のvoltageを設定してあげれば良いです。
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全開時の設定も同様にスロットルを全開にしたときに左下に表示される電圧に合わせて右上のvoltageを設定します。
設定が終わりましたら再度programで書き込みをしてデータの反映をします。
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厳密にいえばRCバルブのポテンショメーターの設定等もしてあげた方が良いとは思うのですが私自身まだそこまで手を付けれていないのとまだ設定用のソフトウェアの機能を完全に理解できていません。それらを含めてまたわかり次第追記していきたいと思います。今のところ以上の設定で自分のNSRはRCバルブ、エアソレノイド、オイルポンプソレノイド含めて動かすことができています。igniTechの追加機能でクイックシフト(上げ)もつけることが可能でもしかするとクラッチスイッチの追加でスタート時のRPMリミットも設定できるかもしれません。
関連情報URL : https://www.ignitech.cz/en/

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