ろなうど （ろなさん）のブログ一覧

昨夜、近くの複合商業施設内に止めてあった、米国ナビスターインターナショナル製のスクールバス（International 3800）が今日の夕方にも止まってたので、家から一レフ持参で写真撮りに行きました。
（暇だなぁ～）

ボディはイベント故にフルラッピング化されてました。
しかも仮ナンバーです。

以下の画像をクリックすると全て拡大で見れます。





日本では乗車定員30人以上のバスには必ず非常口を設けなければならないという決まりがあり、このバスも同様の処置がなされていて、真後ろに非常口を設けてあります。
というより、最初っから付いているそうですね。



気になる足回りは前後ともリーフスプリングによる車軸懸架式、特にリヤは先述では２段リーフ式スプリングと記しましたが、実際に覗いてみたら、半２段リーフスプリングとなってました。
上がメーンの板バネ、下がサブの１枚板バネで車軸の所までしかなく、多分トレーリングアームの役割を果たしているのかと思います。チョット珍しい構造ですね。



特別に運転席も見せてもらいました。
所々にクリップ式扇風機がありました。実はこのバス、冷房装置が無いんです。 いわゆる「非冷房車」です。
トランスミッションはオートマチックで前進４速となってます。アリソン製かな？
ブレーキは前後ドラムのエア式で、ペダルは通常のオルガン式ではなく、日野、いすゞの一部のトラックで採用されている吊り下げ式となってます。
見ての通りですが、エンジンルームが室内にまで出っ張っているため、左足の置き場が殆どないです。
速度計は当然マイル（MPH）表示で、スケールは85マイル（136km/h）までとなってます。



たまたまキャラバン隊の方も居られたので、このバスについて色々とお話を聞きました。
会津若松から磐越・北陸道経由でこの場所に来られたそうで、高速でよう出しても80km/hが限界と仰ってました。
エンジンは８リッタークラスの６気筒ディーゼルでスペックは不明でした。
何で右ハンドル仕様なのか聞いてみたら、元々このバスは青森にある米軍三沢基地にあったバスであり、それを払い下げでの譲渡となったものです。
実はこの手のバスがもう一台あって、そちらは車体長の短い仕様となっています。

近日正式にナンバー登録を取得するそうですが、当然福島会津に車を置くので会津ナンバーになります。仮に大阪に車を置くことはNox規制からして登録は不可能。
（当然大阪府発行の青ワッペンの取得も不可）


ふくしまPRキャラバンですが、次回は守口市内京守国道沿いにある複合施設で同様のイベントを行なうとのことです。そして10月にもう一度画像の場所に来られるそうです。

今回この場所に来たキャンペーンバスを通じて、福島県は安心安全であるということを再認識してもらえればと願ってやみません。



おしまい

今日の晩に近くの郵便局へお金を入れに行った帰りの事です。
近くの複合商業施設内に、ちょっと変わったバスを発見しました。

福島県会津美里町から来たPRバスです。
車体横には「ふくしまPRキャラバン」と書いてありました。

どうやら福島県の安全安心を発信するために全国各地をこのバスで駆け巡っているそうで、昨日と今日の２日間ココでキャンペーンをやっていたんですね。

気になるこのバスですが、米国のスクールバスっぽいようですが、実は本物の米国製スクールバスです。

メーカーは米国ナビスターインターナショナルのスクールバスで、形式・スペック等は不明です。
しかも米国製でありながら、ハンドルは左ではなく右にあります。
サスペンションは前後車軸式の板バネで、特に後輪はバスでは珍しい２段リーフ式サスペンションとなっています。
タイヤ・ホイルは前後22.5インチで、最近大型トラック（高床のみ）にも装着されたISO規格10スタッド（10点支持）のスティールホイルを装着していました。

ろなうどもこのボンネットの形状から見て一発でナビスターインターナショナル製だとわかりました。
スクールバスと言えば専らフォード製というイメージが強かったんですが、ナビスターも製造していたのは全然知りませんでした。

次は何処へ行くのかが楽しみですね。


今回ナビスター製スクールバスが止めてある場所ですが、過去にも英国AECルートマスター（ロンドンバス）も来た事があり、この時はホルツのキャンペーン名目で来られました。



次につづく．．．