ちょっと仕事が忙しくなると、途端にみんカラ放置癖が酷くなる とぐおーです。
皆さんこんばんは。
それなりにロム専で見てるんだけど、最近は見逃しも多いかな。
さて、私はモータースポーツを始めた当初から車載カメラというのを付けているのですが、今まで付けてきたカメラの経緯でもお話ししようかと思います。
Ver.0・・・とりあえずw
初めて競技系イベントに参加したのは2009年のG6カーアイランドでした。
それはもうへたっぴで最下位だったんですが、その際もカメラは回しておりました。
当時特に狙った訳ではないのですが、今にして思えば付けててヨカッタなぁ。。。と(笑)
当時持っていた携帯電話(スマホでない)をダッシュボードに固定してとりあえず撮影したのがコチラ↓
まあ当時の携帯電話のカメラなので見るべくもありません。
しかし、カメラで自分の走りを残し見返す事によって、ダメダメな所、イイ所(まだこの時はないw)がよく判るという事が、この時自分の中に植え付けられたのかもしれません。
そしてその年ねこ重さんと出会い、走りを競い合う様になってお互いの車載を交換する様になっていったのですが、車載カメラというものを買うにあたってねこ重さんの使っていたザクティが参考になり、私が本格的に車載カメラとしてその年の11月に買ったのが
Ver.1・・・ザクティDMX-CA9
2009年11月~
当時まだウェアラブルカメラがまだまだ少なく高価だった時代に、静止画より動画向けに作られたデジカメがザクティでした。
ハイビジョン画質を連続撮影出来、コンパクトであったのも選択の理由です。
ただ、画角に関してはソコソコでしたので、据え付けた位置は車の一番後ろ。
こんな感じでした(後に適当なBOXを作って、差し込んでマジックテープで固定したらいいだけにした)
ここに付けても精々Aピラー間が入る程度
もちろん当時としては十分すぎるものだったので満足していましたが、使い込む内に色々と不満が。。。
まずはもちろん画角・・・やはりAピラー間では情報量が少ない。
画質・・・当時のプロのレースとかと比較するとやはり画質が粗い(比較するなw)
そしてなにより!運転席に座ったら操作出来ない!www
これは結構切実でした。
レースなどでグリッドに並んだらもちろんですが、ジムカーナでも出走待ちの時にベルトを外して降りて電源を入れる時間もないので、付けっぱなしにするのですが、いらない時間も撮影することになるし、途中でバッテリー切れになることもしばしば。。。
そんなこんなを思い始めていた2011年、前年から新規格NAの東北660選手権の話が持ち上がって来ていた中で、出場を目論んでいたのですが、その頃からHOT-K DVDの話なんかもあって、車載カメラのグレードアップを狙った結果選択したのが。。。
Ver.2・・・SONY NEX-5
2011年4月~
言わずと知れたミラーレス一眼カメラ。
画質を狙った結果の行き過ぎた選択w
これに16㎜ f2.8単焦点レンズを付け、更にワイドコンバータを付けて12㎜相当にした結果、リヤドアガラスに付けてワイド&高画質に!
これは初期のコンバータ無しの頃で、最終的にはコンバータ付けてからはリヤガラスだけに吸盤で付けられる様にしました。
画角こそ、当時メジャーになってきたGoProには遠く及ばないものの、画質はピカイチ!
HOT-K DVDの中では群を抜いていたと自負していますww
これで操作も運転席から行え、かつ高画質でソコソコ広角なので、満足はしていたのですが、そこは色々と見えてくるもので(笑)
まずは重い!
自作の3脚吸盤で付けているものの、本体の重さは結構なもので、冬場は吸盤が固くなり外れる事もしばしば。
バッテリーの持ちが悪い!
流石りっぱなカメラだけあって、動画にかかる電力はハンパなく、シガーソケットから給電も出来る様改良もしたのですが、そうするとエンジンを切った時に切れてしまうという欠点もあり。。。
更に三脚の取付けが面倒なこともあり、段々と次の候補を探す様に。。。
このころになるとウェアラブルカメラも増えてきて選択肢も広がって、結構安くてよさそうなものもあったのですが、結局画角を見るとカタログ値はソコソコなんだけど、実際はイマイチなものばかり。。。
で、悩んだ結果、安かろう・・・にならない様に、無理してでもGoProを買ってやろうという結論になりました。
そしてとうとう・・・
の前に、
Ver.2.5:ビクタースポーツカム
2013年2月~
何故2.5かといえば、本格的に本番用として買ったものではなかったから。
当時最新だったGoProがなかなか入荷しなかった事と、セパン24Hに出場するにあたって、ヘルメットに付けられるくらいの小型で長時間撮影可能なカメラが欲しかった事から探していたところ、Amazonでセールになっていた事からとりあえず買いました。
でも、これは中々便利なカメラで、画角こそソコソコなのですが、連続撮影や、上下反転、バッテリーの持ち、USB連続給電に防水と、結構万能なものでした。
なので、その便利さから今ではレース時のバックカメラとして活用してもらっています♪(これはいい買い物でした)
そしていよいよ入荷したのが、
Ver.3・・・GoPro HERO3
2013年4月~
満を持してのド本命登場です。
何といってもその画角の広さ!
同じ様な広さのものもありますが、他のものは魚眼的になるのに、GoProは画像補正が上手く、違和感のない補正をしてくれます。
具体的にいいますと、本来丸い映像枠になるものを、四角に補正している。
つまりどういう事になるかというと、画面四隅が映像の流れるスピードが速い!
つ・ま・り、こうやって↓
画像の左下の様に景色を隅に持って行くと「景色が速く流れて実際より速く走っている様に見える!!」のですww
今のところ完璧に見えるそんなGoProですが、一つ不満な所があります。
それは何かと申しますと、
「前との距離が離れて見える」
ことです。
極めてワイドな分、真ん中に映っている所はより中央に寄る事になり、結果中央部は非常に遠くにある様に映ります。
そのための不都合とは。。。
コーナーのアプローチに対してブレーキを踏むのが早く見える。
そして、レースで車間が広く見えてしまう。。。です。
例えばコレ↓
画像上の後ろから2台目が私なのですが、結構車間を詰めており、目視ではぶつかるんじゃない?って感じてます。
しかしながら画像下の「同じ時の私の車載カメラ」では、こんなに離れている様に見えます。
「まだイケるんじゃね?」と思われても、実際の視界の情報からでは本人は万が一を考えてこれ以上行ける勇気がありません^^;
コイツが広角カメラの欠点でもあるんですが、それを補って余る情報量が広角にはあるので、やっぱり広角カメラはやめられません。
次に買う時も高くてもGoProになると思いますが、本当の意味でも360度カメラも目指したいので、技術の発展には寛容でありたいと思います。
今のGoProも色々壊れてきたので、次をそろそろ視野に入れていこうかと思っているわたくしであります。
長々とすみません。
それでは。