イヤフォン、満身創痍。

「アーマチュアタイプの価格破壊」と話題になったApple純正のイヤフォン「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」。
2008年の12月から2年以上使っているのである程度製品が傷んでくるのはしかたないけれど、ゴムでできた部品はことごとくボロボロと崩れ去っていきました。ひどい。

幸い断線などはしていないので問題なく使用できているけれど、買い替えの言い訳にはなりそうです。
とりあえず価格.comの売れ筋ランキングを見てみると、オーディオテクニカの「ATH-CKS90」という製品が人気みたい。
製品そのものの実力の高さと、定価の半額近くまで値段が下がっていることが理由でしょうか。

店頭で試聴してみると今のイヤフォンよりもいわゆる「ドンシャリ」系の音で、騒がしい店内でもはっきりと音楽が楽しめたという意味では、電車の中や歩きながら使用する私にはこちらの方が適しているのかもしれません。
アーマチュアタイプとダイナミックタイプの違いって、私のようなずぶの素人でも分かるものなのですね。

しばらくATH-CKS90の評判なんかをネットで眺めてはフツフツと物欲をたぎらせていたのだけれど、ひとつ見落としていたのがリモコンのこと。

今のイヤフォンにぶら下がっているリモコンは、音量調節や曲送りといった基本的な操作しかできないシンプルなものだけれど、このリモコンがあるからこのイヤフォンを使い続けようと思えるほど便利なものです。
特に物理的なボタンがなく手探りでは操作できないiPod touchではそれが顕著だと思います。

で、ATH-CKS90にはもちろんそんなリモコンは付いてません。
このことに気付いたとたん、物欲はキレイさっぱり消えてしまいました。

それから数ヶ月。
ATH-CKS90にiPodを操作できるリモコンが付いた「ATH-CKS90i」が発売に。
これは買うしかっ。

ただ、発売が2ヶ月も先なので物欲がしぼんでしまいそうなのと、ATH-CKS90と同じように半額近く値段が下がるまで手が出しにくいのがネックでしょうか。