校舎のコンペ。

とりあえずいったん見送った候補地。
この土地を買った場合のメリットのひとつに「校区の中学校が建て替えられる」ことを挙げていました。

なんでも今の校舎は老朽化もあり耐震強度が足りないとのことで建て替えが予定されているらしく、どうせ同じ税金払うなら新しい校舎の方が良いなぁと。

で、その建て替えは「将来の教育モデル」を実現できるような案を国内外の建築事務所から募集しコンペで決定すると。

その一次審査用に提出されたプレゼンボードが一般公開されるということで、中学校のような大規模な建築物のコンペを間近で見れる機会というのもそうそう無いので見てきました。

この日はあいにくの土砂降り。
公開場所は中学校の体育館で、もちろん暖房器具は無し。
なかなか体にこたえました。

こんな天気だし、特別ニュースで取り上げられていたわけでなかったので(たぶん。私たちは回覧版で知りました)、どれぐらいの人が見に来てるんだろうと思ってましたが、思ったよりたくさんの人が来場されてました。

特に学生さんっぽい人が多かったかな。
確かにこれは勉強になりそう。

100枚以上のプレゼンボードを眺めていると、なんとなく最近の流行みたいなものも分かってきました。
・教室は壁で囲わない
・いじめの発生を防ぐため、見えにくい場所を作らない
・図書館を気持ちの良い空間に
・教室の配置を工夫し、生徒の回遊性を高める
・仲間で集まれる中庭の充実
こんな感じでしょうか。

私たちの判断基準はテニスコートの配置。(夫婦ともにテニスプレーヤーなのです)
「とありず空いた場所に4面確保しました」というのが思いのほか多くって(2面ずつ別の場所とか！)、そういうのは即落選でございます。