ピエリ守山、お客さんの獲得に成功。

「東京の人は大変だなぁ」
ニュースで流れる福袋争奪戦の映像を眺めていると、そうつぶやかずにはいられません。
よっぽど大阪の福袋売り場のほうがお上品でございましたことよ。ホホホ。

服装に無頓着なこともあってか、この手の福袋や初売りセールにはこれまでとんと縁がなかったのだけれど、今年はそういうわけにもいかない。
嫁さんが「娘の服を買いに行きたい」と言う。

というわけで、おそらく県下では屈指の混雑率をほこるだろう“イオンモール草津”に突撃してまいりました。

駐車場はもちろん満車、そもそも駐車場までの道路も渋滞と予想されたこととは言え、「我が家もめずらしく日本の正月っぽいことを体験しているなぁ」と自虐趣味に走るしかしようがありません。

心身ともに疲弊しつつもようやく目当てのお店にたどり着きます。
ここからは嫁さんの出番。混雑する店内で娘の服を選びます。

私と娘はお店の外で嫁さんの奮闘ぶりを見守るわけだけれど、ふとまわりを見渡せば同じような立場なのだろうお父さんやおじいさんがたくさん。
言葉は交わさないものの、心の中では戦友です。

しばらくしたのち。
嫁さんの手には吟味に吟味を重ねたのだろうアウターとセーターとスカート。
疲労困憊の中にもほどよい満足感を抱きながらイオンモール草津を後にしたのでした。

で。
後日、別の用事があっておそらく県下では屈指の閑散さをほこるだろう“ピエリ守山”(駐車場の満車・渋滞、お店の混雑とはもちろん無縁)に乗り込んだところ、先日の戦場となったお店がこちらにも入店していたばかりか、ほしかったサイズがこちらでは在庫していることを知り(あきらめてひとつ小さいサイズを買ってた)夫婦そろってひざから崩れ落ちたのでした。

無印良品が閉店してから足が遠のいていたピエリ守山だけれど、どうやらお客さんとして復帰することになりそうです。
えーっと。ピエリ守山にはつぶれない程度にほどほどにがんばっていただきたい。