黒いヘーベルハウスを見てきた。

間取りはウジウジとしていますが外壁色はほぼ決まっていまして、それが「玄武」という黒色に近い色。その名のとおり「玄武岩」がモチーフになっています。
夫婦ともなんとなく黒色の家が良いなと考えていて外壁色については同盟関係がきずけております。

ヘーベルハウスといえばやはり白色が人気で実際によく見かけるのですが黒色は見たことがありません。
やはり一度は実物で確認しておきたいと営業さんに相談してみたところ、自分が知る限りではまだ滋賀県内で「玄武」は建てたことがないという返事。

「玄武」自体が昨年末ぐらいから選べるようになった新色らしくまだそれから時間が経っていないことと商談中には玄武にしようかなというお客さんはいても実際の契約となると別の色を選ばれるケースがいくつかあったということで。

そこで京都市に今週末オープンした「街かどヘーベルハウス」に行ってきました。
「街かどヘーベルハウス」というのは住宅展示場内にある巨大なモデルハウスではなくリアルなサイズを体感してほしいというコンセプトで実際の市街地の中に建てられているモデルハウスです。
このモデルハウスがデザインが気に入っている「FREX GENB」で、外壁の一部が玄武で塗装されていると教えてもらったのでちょうどいいやと。

で、街かどヘーベルハウスとご対面。
玄武に塗られているのは隣家にぴっちりと接した側面と袖壁だけなので見られる面積としては本当に少しだけ。
ただやっぱり実物を見れたのは良かった。思ってたより黒くない。
光沢のあるコーティングがしてあるのか良く光を反射していて印象としては黒というよりはグレー。チャコールグレーぐらいに思っておいた方が良さそうです。

ヘーベルハウスとしてもヘーベル板にはRGB000の黒は似合わないという判断なのかもしれません。
量感のあるヘーベル板に黒の組み合わせだと重すぎるというか。
玄武ぐらいのバランスがヘーベル板に塗れるギリギリの「黒」ということでしょうか。

室内も見学させてもらいました。
土地面積33坪に建っている三階建ての家ということで確かにリアルサイズ。
部屋や収納の広さの感覚を体感できたのは収穫でした。

ただサイズはリアルでも室内の雰囲気はやっぱりモデルハウスですね。
建具のほとんどが「特注」（標準仕様ではなくこの家のためだけに発注したもの）ということだったので一般のお客さんではなかなかこの雰囲気は実現できなさそうです。
まあ費用は度外視で夢を見せないといけませんからね。仕方ないね。

この街かどヘーベルハウスの写真をフォトギャラリーにアップしたのでよろしければどうぞ。

あ、ちなみに冷戦はこの日の午前中に終戦いたしました。
こんだけ熱いと怒り続ける元気もありません。お騒がせいたしました。