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■フォルクスワーゲンは本気だった

フォルクスワーゲンの新しいコンパクトカー“up!”が発売された際、私はこんな風に書きました。
「低燃費一辺倒な日本車に対するカウンターカルチャーとして輸入車の存在感が高まっている」
「そのことを背景に、フォルクスワーゲンはup!の導入によって日本車のパイを奪いにきている」

本当のことを言うと「カウンターカルチャー」って単語を使いたかっただけで、up!によって日本車のパイが奪われるとまでは本気で考えてませんでした。
ところが。

先日開催されたデビューフェアへの来場者は、約70%が新規顧客で、約80%が日本車で来場したとのこと。
これはかなり重要な数値だと思います。

日本車を所有しこれまで接点のなかった輸入車ディーラーへ行ってみるというのは大きなモチベーションが必要だけれど、up!はその大役を果たしているということです。
日本車メーカーもこの事実を無視できないのではないでしょうか。


■三菱アウトランダーがフルモデルチェンジ

デザイン、好きか嫌いかで言ったら先代の方が好きなんだけれど、従来の「SUV観」をくつがえす新しい手法にチャレンジする姿勢はすごいと思います。
今の台所事情でよくやるわ、という二重の意味で。

そういえば軽自動車の“i”も決して余裕のないメーカーが取り組むクルマではなかったよなぁと。
三菱ってばそういう運命なのかしら。


■SUVテイストのフィットtwistが登場

クロスポロユーザーとしては、この手のクルマは手放しで「かわいい！」と思ってしまうわけですが、ブラジル専用モデルということで日本では発売されないらしい。残念。

プリウスにその座を奪われたので一時期ほどではないにしろ、街中はおんなじようなフィットでうじゃうじゃとあふれかえっているわけだから、これぐらいのバリエーションはあっても良いのに。