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MacBookのファンが止まらない。急に暑くなったから？


ここ数日でAppleの製品をたてつづけに購入しましたが、その度に感心するのがパッケージのキレイさ。
見た目だけでなく、製品や取扱説明書の収まり方のデザインがとてもキレイでその演出もうまく、開封するのにこれほどワクワクするパッケージもそうそう無いと思います。




先日購入した「AirMac Express」にもやっぱりワクワクしたので、ちょろっとご紹介。




パッケージは二重構造になっていて、ちょうど辞書のように右側面から中身を引き出すようになっています。
中身のパッケージにはお約束(？)の「Designed by Apple in California」のコピーが。




中身を左右に開くと、左側に製品、右側の箱に取扱説明書やドライバーCDが入っています。
製品はパッケージに半分埋まったような形になっていて、緩衝のための構造と見た目の演出の両立がうまいなと思います。





取扱説明書とドライバーCDを束ねた帯にはベロが付いていて、箱から取り出しやすくなっています。
むむむ、小癪なり。

というわけで「AirMac Express」のパッケージでした。
「ジャケ買い」なんて言葉があるみたいですが、Apple製品なら「パケ買い」しても良いかも、なんて。

デザインはステキだし、ワイヤレスなのはいろんな面でラクチンだよねっと満足して使っている「Wireless Mighty Mouse」ですが、どうしても一点気になっていたのが、マウスとして超基本的な「ポインティングの精度」がちょっと甘いんじゃないかということ。

いやいや、光学式からレーザーに変わってるし、安い買い物でもなかったんだから（要はココ）、そんなことじゃ困りますよと気づかないフリをしていましたが、やっぱり気になる。
しばらく悶々として、とりあえず次のような原因だろうと自分を納得させてみた。真実はいつもひとつ！

すなわち液晶ディスプレイとその解像度の違いに起因しているんだ！
これまで使っていたThinkPad T30のディスプレイのサイズは14.1インチで、解像度はXGA。
対するMacBookは13.3インチのディスプレイにWXGAの解像度。
サイズは小さくなっているのに、表示できる情報量は増えているんだから、表示そのものは非常に細かい。
その細かさに、私のマウス操作スキルが追っ付いていなんじゃないかと。

さらには、マウス自体もワイヤレスになったことで電池が必要になり、以前のものより重くなっているので、その重さも輪をかけて操作のしにくさにつながっているんじゃないかと。

とりあえず言い訳は用意できたけれど、根本的な解決にはなってない。
ところが、別の用事で説明書を読んでいると「電池は1本でも動きます」なる記述が。（本当は2本）
試してみるとマウスがグッと軽くなって、これまでの操作感にグッと近づいた。ありがとうございました。

説明書はよく読みましょう、というベタなオチ。

前回の「Wireless Mighty Mouse」でMacBook側面のインターフェイスからUSBケーブルを排除することができました。
電源ケーブルは、ま、今のところどうしようもないので、インターフェイスをすっきりさせるために残るはLANケーブルのみです。

というわけで、Apple純正の無線LANルーター「AirMac Express」がAppleStoreから届きました。
むー、MacBookを整備済製品で購入した価格的アドバンテージがどんどん無くなってる。

ところでこの「AirMac Express」、最近モデルチェンジし新しい無線LAN規格「IEEE802.11n」に対応したのだけれど、製品名や見た目は旧モデルとまったく変わっていないので、店頭などで購入する場合は注意が必要かと思います。
実際私も旧モデルをレジに持っていきそうになりましたが（その店舗は旧モデルしか扱ってなかった）、寸前にモデルチェンジしたことを思い出し、間違えずにすみました。
ちなみに旧モデルの型番は「M9470J/A」で、新モデルは「MB321J/A」です。

先日「Wireless Mighty Mouse」を購入した際、一緒に「AirMac Express」も店頭で買うつもりだったんですが、その店舗では売り切れで「人気商品で、次回入荷も未定」と言われてしまいました。
ただAppleStoreでは「24時間以内に出荷」となっているので、在庫は豊富にありそうです。
AppleStoreからの出荷を優先しているのかもしれません。

で、肝心の無線LANですが、そもそも狭い部屋の中でパソコンも決まった場所でしか使わないので無線LANにしてもあまり便利さは感じない、という当たり前。
ま、MacBookのインターフェイスからケーブル類を一掃できたので、とりあえずの目標は達成できました。

インターネットの接続速度に関しては、もともとあまり速度が出ない環境だったので、有線から無線に変わっても遅くなったようには感じません。
ただLAN接続タイプのハードディスクから動画を再生する時なんかに、一瞬再生が途切れてしまうことがあったり、たまにハードディスクの中身が確認できないことがあったりと接続がいまいち安定していないのが少し気になります。

ひとつつまずいたのが、スリープから復帰した後の接続に関して。
なぜか自動で再接続してくれず、スリープから復帰する度にいちいち手動で接続しなければならなかったので、デフォルトで再接続する設定にしておいてくれればよかったのにと思います。
※「システム環境設定」→「ネットワーク」→「詳細」→「AirMacタブ」→「優先するネットワーク」にネットワーク名を入力することで自動で再接続してくれるようになりました。

iTunesに曲を移動すると、文字化けしてしまったファイルが少なくない。
再生するまでどんな曲か分からない。やみ鍋みたいなものか。ちょっと違うか。

ファイルの文字化けなどはありますが、ThinkPadで使っていた周辺機器をMacBookに対応させるなど、今のところ順調に環境を移行できています。




で、やっぱり手を出してしまった無線マウス。
もう、ほとんど盲目的にAppleの純正マウス「Wireless Mighty Mouse」にしました。
できればMacBook本体に合った、黒色・つや消しのものがあれば良かったのだけれど。

接続はMacBookにも搭載されているBluetoothで行うので、よくあるUSB接続のレシーバーをパソコン本体に接続する必要が無く、インターフェイス周りをゴチャゴチャさせることもありません。
Bluetoothが登場したときは、あまり普及しなさそうな雰囲気を感じていましたが、いつの間にか盛り返してきてたんですね。

これまでもワイヤードであることにあまり不満を感じていなかったので、ワイヤレスになってヒデキ感激、みたいなことがなくて少し残念ですが、ダラダラとネットをするときマウスの位置に縛られることがないのは楽ですね。
私としては便利さより、やっぱり見た目に利点を感じます。ケーブルが無いのはすっきりしていて良いです。

使いづらいのは右クリック。
ホームページにも記載があるように、右クリックは物理的なスイッチではなくタッチセンサーによって「どこを押したか」を感知しているようなんですが、これがちょっとくせ者。
左クリックの位置に指が触れている状態で右クリックすると、左クリックとして認識されてしまうようです。
なので右クリックする場合は、左クリックの位置から指を離す必要があります。
これまで右クリックの際にいちいちそんなことを気にしてはいなかったので、ちょっと不便です。

ちなみに買ってすぐは右クリックは使えないように設定されているので、自分で設定する必要があります。
ホームページでも右クリックを使えることをアピールしているぐらいなのだから、初めから使えるようにしてくれてても良いのに。
長らく1ボタンを貫いていたAppleの意地なのかもしれません。

ぼんやりと欲しいかなぁ、ぐらいに考えていたMacBookですが、結局買ってしまいました。

購買心理というのは怖いもので、AppleStoreで「整備済製品」というとてもお買い得な価格でMacが販売されていることを知ったときは、買おうかなぁどうしようかなぁと悶々と決めあぐねていたものの、「整備済製品」があっという間に完売し購入すること自体がなかなか難しいことであることを知ったとたん、なんとかして手に入れなければ！と買うことそのものが目標になっていました。
ま、ありがちですね。




購入したのは、「MB063J/B」という2007年11月に発売されたモデルです。
そして、上位機種にのみ用意されたカラーバリエーション、ブラックを選びました。
「Macと言えば白色」なんて昔は単純に考えていましたが、最近は白色のパソコンもめずらしくなく、やっぱり黒色が好きなのでこのモデルにしました。

店頭に展示していある実機を見ていると、白色はなんとなく経年劣化で黄ばんできそうな雰囲気があったのも理由のひとつです。
黒色は全体につや消し塗装がしてあり、つや消し大好きな私にとってはとても質感高く感じます。
ただ、手垢がついたり塗装が剥げてきたりすると、目立ちやすいかもしれません。

ハードウェアに関してはさっぱり分からないのですが、この「MB063J/B」からチップセットが「SantaRosa」という最新のものに変更になったらしいので、その点だけは注意して購入しました。（これ以前のモデルも「整備済製品」として販売されていましたが、手を出しませんでした。）

WindowsからMac OSへ移ったわけですが、これまでもそれほどパソコンをガツガツと使っていたわけではなかったので、直感的な操作はできなくなったもののそれほど不便さは感じていません。
ただ、キーボードの配列やキーの役割そのものがまったく違い、Windowsでのショートカットが使えなかったりするのが不便と言えば不便でしょうか。

「Macってなんだか楽しげだしオサレだしお手頃だしっ」なんて軽いノリで購入を考えている私のようなユーザーなら、あまり後悔することはないかと思います。



ハードウェア的にひとつ気になるのが、USBなどのインターフェイス類がすべて左側面にあること。
それ自体は抜き差しがしやすいし、ひとつにまとまってすっきりしていて良いとは思うんですが、実際そこに電源ケーブルやらLANケーブルやらマウスなんかを接続すると、見た目がゴチャゴチャしてきて、もう耐えられない。
背面じゃなくて側面にしたのは、無線LANやら無線マウスを買わせるための謀略かと思ってしまうぐらいです。
※これまで使っていたThinkPadはインターフェイスが背面にあったので、正面からはケーブル類が見えなかったんです。

新たな出費が発生するような予感がヒシヒシとしますが、久しぶりに買い替えたパソコンで、しばらくは楽しめそうです。