はづきのブログ一覧

日本じゃこのクルマが売れる市場なんてねーよ、と好き勝手書きましたマツダのスカイアクティブテクノロジーてんこ盛りなSUV「CX-5」。
まだ隠し玉を持っておりました。
なんとディーゼルエンジンモデルを導入。

プロトタイプ試乗会のレポートの中でも、「導入を検討中」と言及されていたんですね。
「思ったよりデカイ」「コンセプトモデルよりかっこ悪い」と興味がしぼんでいたので、すっかり見落としていました。

日本車では現状、日産エクストレイルと三菱パジェロのたった2車種がディーゼル乗用車として発売されているわけだけれど、前者は発売当初MTのみの設定で話題がひろがらず、後者も乗り手を選ぶのでやはり話題にもならず。
というわけでCX-5のディーゼルモデル、またSUVではあるものの一般的なユーザーが選べる初めての「ディーゼル車」という点で、今後の日本におけるエコカーの勢力図にとても大きな影響をあたえるクルマだと思います。

ディーゼル車といえば、いわずもがな輸入車が得意とするジャンルなので、そちらにも影響が大きそうです。
CX-5が日本市場において一定の成功を収めることができれば、今まで様子見だった輸入車インポーターが日本仕様のディーゼルモデルを生産するようメーカーに働きかけるかもしれません。

特に低燃費技術(もしくはイメージ)でフォルクスワーゲンの独走を許している、大衆車メーカー(プジョーとか)にとっては起死回生のチャンスにもなりそうです。
円高も武器にして輸入車界隈もにぎやかになってくれると楽しそう。

そう考えていくと、CX-5ディーゼルモデルの今後の成否はマツダ1社だけなく輸入車も含めた日本の自動車市場に大きなインパクトがありそうなので、その経過を楽しみに見ていきたいと思います。

僕たちを選んでくれたことを心から感謝します。
僕たちも精一杯の愛情でこたえます。


朝、嫁さんから「破水したので入院しました」と連絡が。
陣痛はまだとのことだったのだけれど、早退して病院に向かいました。
予定では、陣痛にはつきそって分娩中は分娩室の外で待っているつもりでした。

病院に着くと、お義母さんに「つきそってあげて」と促され陣痛室に入室。
そこに嫁さんの姿は無く、お義母さんが僕に白衣を着せます。
そう、嫁さんはすでにいきんでいたのでした。

汗をふいたり「自分でやる」とタオルを奪われたりしつつ、嫁さんの分娩の様子を真横で見守りました。
赤ちゃんの頭が出かけると、心音も弱くなるんですね。
母子ともに命がけなのだなと実感しました。

そして僕が入室して30分、陣痛が始まってから1時間半という超安産で赤ちゃんが僕たちの前に姿を見せてくれました。
自然と涙がこぼれるものですね。嫁さんはそれどころではなかったようですが。

「子宮口が開ききっている」ということで9月から寝たきりになっていたのだけれど、それが逆に安産につながったようです。
陣痛が来ても子宮口が開いていない場合が大変みたいですし。

予定日より1週間弱遅くなりましたが、3,300グラムのちょっと立派な女の子です。
候補はいくつかありますが、名前はこれから決めます。

人に比べれば穏やかな10ヶ月だったかもしれないけれど、それでもやっぱりいろいろありました。
妊娠が分かった直後にひどい出血があって流産してしまったかもと嫁さんが泣き崩れているのを見て、命を授かることの意味を少し理解できたこととか。

これからは、僕たちの方が命がけで大変だとは思うけれど、今だけはこの幸せをかみしめたいと思います。

MINIの特別仕様車「MINI CRYSTAL」が期間限定生産で発売です。
特別仕様車専用のボディカラー「ハイクラス・グレー」は特別な塗装仕上げを施したとのことなので、実車を見てみたいところ。
きっと写真ではその「特別感」は表現できていないと思うので。

その他、ハンドルからインパネ、レザーシートにいたるまで白と黒のモノトーンで統一された室内がかなりおしゃれです。
旧モデルの末期に設定された「パークレーン」なんかと位置づけとしては近い特別仕様車なのかもしれません。

そんななかなか魅力的な特別仕様車、特別塗装とレザーシート以外では専用の17インチアロイホイールや専用のデカール類が装備されて、お値段なんと56万円高の330万円(クーパー/AT)。高いよ。
しかも90万円分の装備を追加しながら56万円高に抑えたという理屈らしい。ホントかよ。

この時にも感じたのだけれど、MINIのこの手の価格設定って「グルーポン商法」に近い印象を受けます。
5,000円のものを10,000円相当と称し、50%OFFの5,000円で売りますっていうアレ。
まぁ、56万円高を「お得だな」と感じられる人向けの商売だろうから、私がとやかく言うのも筋違いだろうけれど。

私が愛用している携帯電話「MEDIA SKIN」が周波数の再編とかで来年7月から使えなくなることは何度か取り上げましたが、auからの電話・メール・DMによる「早く機種変しやがれ」コールが最近いっそう激しくなってまいりました。

機種変はしたい時にするからほっといて、と正直うっとうしくも感じていたけれど、iPhone4S関連のソフトバンクの対応を横目で見る限り、auのおせっかいとも言えるぐらいのアフターフォローの方がいくらかマシだと思い直しました。

iPhone4Sに機種変するなら今使っているiPhoneの分割代金の残金はチャラ。
代金を支払い終えている人からは当然不満が出ます。
それじゃあと一律6,000円のキャッシュバック。

いざ発売開始となったらシステムダウン。
「予想以上の申し込みがあった」
前述の通りなりふりかまわずiPhone4Sへの機種変をうながしておいて、そりゃないぜ。

iPhone4Sの販売実績が何よりも優先されるとは言え、あまりにもお客さんのことをないがしろにしすぎじゃないか？
日本にこれだけスマートフォンが根付いたのもこの姿勢あってこそとも言えるけれど、良くも悪くも日本の企業じゃないのだなぁと実感した次第。

このようにauは日本の常識が通じない相手とケンカすることになったのだけれど、どう立ち回るのか興味深いところです。
通信品質の改善が二枚舌でインフラ企業ではなくなっているiPhoneの量販店と、律儀に機種変の案内を行い続けるインフラ企業では勝負は見えているような気もします。

BMWの新型3シリーズが発表です。
おぉ、これはなかなかカッコいいですね。
「短いフロントオーバーハングとロングノーズ&ショートデッキ」のプロポーションは、理屈を超えていつの時代でも魅力的なのかもしれません。

目の錯覚とは思うけれど、フロントウインドウの付け根から少し盛り上がってノーズに向かっていくラインが力強くて特に魅力的です。
薄く見えるボンネットも良いですね。
対人衝突の衝撃吸収のために実際は分厚いんでしょうけど、薄く見えるような処理がうまいと思います。

あと、歌舞伎役者の口元のようなバンパーのデザインって最近の流行なんでしょうか？
日本車ではトヨタのアリオン、輸入車ではボルボのV60 R-DESIGNが近いデザインで印象に残っていたので、そのように感じました。