インプレッサ、
アクアと続きましてBMWの1シリーズを見てきた。
さすがに3台目ともなると嫁さんからの「なにほっつき歩いとるんじゃ」というプレッシャーが強くなってきたので、たまたま投函されていた不在通知の荷物を取りに行く体でお店によってみたわけです。
もちろん、ちょっとそこまでと出かけたのにいつまで経っても帰ってこないうえ、小脇に抱えた封筒(カタログ)によってあっさりとばれてしまうわけですが。
で、1シリーズ。
展示車はなく、駐車場に停めてあった試乗車を拝見。
写真で見ていた時はお世辞にもカッコイイとは思えなかったのだけれど、おや、案外悪くないかも。
ブラックのボディカラーが夕暮れにとけこんではっきりと見えなかったのが有利に働いたものか。
運転席におさまって。
新型インプレッサのような開放感のある空間も気持ち良いけれど、1シリーズのような囲まれ感の強い空間も運転を楽しむぜー!というテンションになりやすいので魅力的ですね。
まぁ、何が言いたいかというと後席やラゲッジスペースも含めて全体的に狭いというわけです。
先代モデルよりは改善されたということだけれど、「実用性のないCセグメントハッチバック」という存在意義が良く分からないクルマという立ち位置は不変のようです。
そのまま試乗させていただいて。
ちなみにクルマはエントリーグレードをスポーティーな内外装に装飾した116iスポーツというモデル。
1.6リッターという排気量は先代モデルと同じながら、新たにターボチャージャーが追加になりました。
やー、これは良いクルマです。
新型インプレッサでも私は十分満足なのだけれど、さらにカッチリと緻密な印象。操作感とか乗り心地とか。
さすがに100万円もお高いだけはあります。
純粋に運転してみてほしくなったクルマは久しぶりだなぁ。
先代モデルの116iは明らかにパワー不足で
運転していても重苦しいばかりだったのだけれど、今度の1シリーズはエントリーグレードでもとても軽快で十分満足できそうです。
インプレッサの方が優れているのは、そうだなぁ。
広々とした空間を除けば1シリーズにも新搭載されたアイドリングストップかな。
再スタートの早さや振動の少なさ、違和感の少なさはインプレッサの方がよくできていると思いました。
1シリーズのそれは、自分だったら機能をオフにしたくなるぐらいに違和感が大きかったです。
しかもアイドリングストップしにくい。
ショックを少なく止まろうとすると、普通止まる直前にブレーキを緩めるじゃないですか。
そうするとクルマが「まだ走るのか」と判断しちゃってエンジンを切ってくれないんです。
同乗されていた営業さんからお聞きしてびっくりしたのがランフラットタイヤを履いているということ。
MINIの硬く重いランフラットタイヤのイメージしかなかったから、しなやかな乗り心地だった1シリーズがまさかランフラットタイヤを履いているとは思いませんでした。
この乗り心地ならランフラットでも問題ないと思います。
最後に、お店に戻ってからカタログを拝見しつつ気になった点をいくつか。
・インテリアのホワイトのアクセントカラーが良い感じだったので、116iスタイルが良いなぁ。
・6.5インチと大きめのディスプレイが車両状況などの表示のために標準装備されているのに、カーナビ用のディスプレイとして使えないのはもったいないなぁ。
(オプションのカーナビにすると8.8インチのディスプレイに変更)
・メーカーオプションのカーナビはお高いのでお店もPNDを提案されていたが、標準装備のディスプレイの方が大きくてかつ見やすい位置にあるという滑稽なことに。
・キーレスでエンジンがかけられたので(標準装備)、てっきりキーフリーでドアをアンロックできるものと思っていたら、その機能はオプションとのこと。
ディスプレイとキーフリーの2例だけだけれど、微妙に装備を削ってあってオプションを追加させていくよう誘導されるような印象でした。
ただ、設計が古く動力性能も劣っているアウディA3スポーツバックと同じ価格(308万円)に揃えてきたことは評価できると思います。
Posted at 2012/01/25 23:08:01 | |
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