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リビングの時計としては無印良品の壁掛時計をテレビボードの上に置いて使っていたのですが、娘に時計の見方を教えたいから数字表記が省略されていないものもあると良いなあと妻が言うものだから、これ幸いと気になっていた時計を買ってみました。


ブラウンの壁掛時計「BNC006-NRC」です。色はホワイト。
MoMAの永久展示所蔵品になった「ABW30」を忠実に再現したモデルだという。
検索してみたんですけど、言うほど「忠実」かなあ。

製品の美しさはもちろんなのですが、これが日本においては「ヒゲソリのメーカー」ぐらいにしか認識されていないブラウンの製品で、しかもそのブラウンはドイツにおけるモダンインダストリアルデザインを体現しつづけているっていうウンチクっぷりが購買欲をくすぐります。

Wikipediaの「ブラウン（企業）」の項目をさらに読み進めていくと、最も影響力のあったデザイナーとして「ディーター・ラムス」という名前を発見することができ、さらには彼がかの有名なAppleの「ジョナサン・アイブ」に影響を与えているとされています。購買欲が止まりません。

さて我が家にやってきたブラウンの壁掛時計。
例によって実物を確認せずクロネコさんが運んできてくれたわけですが、思ったより小さい。そしてプラスチッキー。


もちろん実物と仕様を確認しなかった私が悪いんですが、どうにもテレビボードに置くとおさまりが悪いのです。
今置いている無印良品の時計の方が大きくボリュームというか存在感があるからそれに慣れてしまって余計にそう感じてしまうのかもしれません。


というわけでテレビボードに置く案は早々に諦め、ダイニングに引っ掛けておくことにしました。
思ったより良い雰囲気で、最初からここに掛けるために買ったんだと言い聞かせることにしました。これだけ高い位置ならプラスチッキーさもあまり気になりませんし。

や、正直届いたときはこれで7千円かよとちょっと落ち込んだりしていたのでぴったりな居場所が見つかって本当に良かったです。