STACK油圧計/リモート油圧センサーへの換装
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
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【背景】
純正油圧計の表示不良が出たためSTACKプロコントロールシリーズST3501油圧計に換装することにしました。
・コールドスタート時は 2.0~2.5 bar
・暖気後アイドリングで 1.0 bar 弱
・水温 80度時点での巡行走行時になんと 1.0 bar 切ることも! エンジン回転 4000rpm あたりでも変わらず。
一次対応としてオイルがシャバシャバすぎる? と考えてオイル(10W-40)およびフィルター交換実施
→結果変わらず
ですが、金属音はしていないので、油圧センダー(もしくは油圧計本体、もしくはハーネスの電気抵抗不安定)を疑いました。もしオイルポンプのプレッシャーリリーフバルブ固着とかだったらどうしよう。。。と一抹の不安を覚えつつもまずは油圧センダーの経年劣化(25年経過)を疑う事にしました。
さて、エンジン音を聞く限り金属音がしていないので、きっとオイルは回っているのだろう、と思ってはいても油圧 2.0 bar以下が常態化、下手すると 1.0 bar 切ることもあり、これが非常に精神衛生上よろしくなく気が気じゃないので、オイルセンダー交換にとりかかることにし、まずは値段を調べたところ、なんと45,000円以上もするではありませんか! いやーびっくりです。そこで、そんなに高いならいっそのこともう少し高くなっても STACKプロコントロール(ST3501)に換装するか、ってことにしました。
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リモートホースの頭は二穴になっています。
1.1/8 NPT のメスで、ここにSTACK油圧計の専用油圧センサーを差し込みます。
2.M12x1.5ピッチのメスで、もともとの油圧センダーのネジサイズと同じです。今回は未使用につき穴に蓋をしないとなりません。首下が長いと油圧センサーネジ部と衝突するので首下が短いボルトが必要でした。これがなかなか見つかりません(; ;)。そこでようやくバイク用のボルトで代替することができました。
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【電装回路】
旧車ということもあり、既存電装ラインに影響を与えたくないため、今回は既存ヒューズボックスはいじらず、新規にバッ直ラインを設けることにしました。
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【作業過程】
1.既存油圧センダーの固着が激しく、まったくボルトが緩みません。相手はアルミブロックのため、下手したら割れる恐れがあったため、浸透潤滑剤+ハンマーで油圧センダーを軽く叩きつつ何とか緩めることに成功しました。
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2-1.ここにR-SPEC社のリモートホースで換装していきます。
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2-2.純正油圧センダー取付穴にリモートホースを換装しました。
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2-3.オイルパン前方側の既存ハーネスラインに沿わせてクランクプーリーをかわしつつ車体右上側(ウォッシャー液タンク近辺)に引き回します。
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2-4.ステアリングシャフトに干渉しないよう車体右側面上方に向かってリードします。ホースの固定箇所はしっかりタイラップで止めて、中間のエンジン振動により影響ありそうなところはフレキシブルに揺れを吸収できるようにタイラップは完全固定せず多少のゆるみを持たせた輪の中を通すようにしました。
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2-5.リモートホース頭部の車体右側上方の様子です。バイク用ドレンボルトで目隠しされている部分が頭です。リモートホース頭の固定に苦労しました。添付のクランプ径だとセブンの丸パイプフレームには太すぎるのと、フレームとリモートホースを抱き合わせるには小さすぎます。なので、ホームセンターで "くの字(130度程度)" 型のプレートとクランプを調達してプレートをベースにしてフレームとリモートホース頭をそれぞれ固定しました。 クランクプーリーとステアリングシャフトをかわしつつ、ホース自体にねじれストレスのない取付部を決めるのに結構苦労しました。結果、ウォッシャー液タンク前部の縦斜め方向に伸びる丸パイプフレームに何とか固定することができました。
写真中央真上に伸びているコルゲートチューブにSTACKセンサーの電線3本を収めています。
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3.油圧センサー引き回し
3-1.既存ハーネスに沿わせてインマニの横からバルクヘッド側に持っていきます。
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3-2.ペダルボックスの内側横にリードしてます。
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3-3.ブレーキマスタシリンダの内側、ステアリングシャフトの10cmほど上側(バルクヘッド上部リベット側から5cmほど下がったところ)に 16~17mm 程の穴を穿ちグロメットを付けてダッシュパネル裏に引き込みます。センサー用電線は3本ですから 8mm 程で十分なのですがメーター本体への差込用カプラーを通すのに、この径がギリのサイズなので仕方ありません。電線を切って繋ぎなおす手もありますが、オリジナル電線に傷をつけたくありませんでした。
...将来的に水温計も追加した際はどうする? これ以上バルクヘッドに穴あけしたくないですね。その時はこの穴を共用するため、途中で切って繋ぎなおすことになりそうな予感。。。
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4.STACK油圧計換装後
スミマセン💦 ダッシュパネル裏からの油圧計接続までのワイヤリング写真を撮れてません。まぁ、余分な長さはきれい? にコイルしてキーシリンダー&ステアリングシャフトケース部にタイラップ固定しました。メーターまでの経路も既存メインハーネス束と抱き合わせる感じです。
それで、いきなりSTACK油圧計換装後の正面ビューになります。既存水温系と横並びで対比すると、いやー現代風のレイシーな感じで気分上がりますねぇ。
おぃ待て、それが目的ではないだろうに! 正確な油圧を指し示すのを確認したいのだろう?
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5.STACK油圧計換装後の、肝心の1発目エンジンコールドスタート直後の状況です。やりました!! 油圧が 4.5 bar強を示してます!このことからやはり油圧センダー不良だったようです。いやまだ暖気後のアイドリング/巡行走行/加速 時での検証をするまでは油断できない。今日は時間切れなので明日試運転して検証してみます。
なお、 リモートホース取付部、センサー取付部および目隠し蓋ボルト部からのオイル漏れも認められません。
あとは、バッ直関連の電線ワイヤリング整理が残ってるなぁ。これ結構大変です^^;
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ダッシュパネル右側からのビューはこんな感じです。
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説明文だけになります。
翌日走行検証をしてきましたので結果報告です。
■結果:油圧に問題なしでした!
STACKメーター自体の機能も素晴らしいです。ステッピングモーターの針の追従性と視認性もレイシーでカッコよいです。
■挙動
・コールドスタート:油圧 4.5~4.8 bar
・暖気後アイドリング:2.0~2.3 bar
・巡行時:3.5~4.5 bar
・アクセルON加速時:4.8~6.0 bar
これで精神衛生が良くなります。
ーー
STACKのイルミネーション機能を検証しました。
照明色の違いから油圧状態を視認する目的で試しに閾値を下記にセットしてみました。
照明色:アンバー(オイル色のイメージ)
上限値:4.8 bar で照明色シアン(個人的好み)
下限値:2.2 bar で照明色グリーン(本来警告の意味で赤系がよいのでしょうが赤は少々どぎついですね。検証なので心穏やかになれるようグリーンにします)
・巡行時:アンバーで安心感あり
・アクセルOff~クラッチ切断: 2.2 bar くらいに瞬時に下がりグリーンに遷移
・アクセルOnで加速:瞬時に針が油圧 4.8~ 5.8 bar あたりに上がりシアンに遷移
・アクセルOff~慣性走行時:徐々に4.0 bar 前後に下がり始めるのでアンバーに遷移
と視界の片隅に色の変化が視覚情報として入ってくるので、間接的に油圧状態を察知できます。ステッピングモーターの俊敏性と見た目もレイシーな雰囲気で気持ちが上がります。
ただ、お隣の標準水温計が目立たなく脇役状態でちょっとかわいそう、というか油圧計1個だけが頑張っていると言うか浮いてると言うか。。。
こうなるとせめてコンビの水温計も...などと考えてしまいます。
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