
セパハン、カッコいいですよね。
数あるネイキッドバイクの中でも、VTRは特にセパハンが似合うバイクだと思います。
自分も昔、VTR250にいくつか試したことがあります。
結論から言えば、VTエンジンが縦長なため、どのハンドルにしてもSRをセパハン化した時より前傾姿勢がキツかったです。
かといってタンクにお腹を付けると逆エビのポジションになってしまい、周りからの見た目が最悪になり操作性も下がるので、当時は頑張って前傾姿勢を維持していました(笑)
ただ、実際に乗ってみて思ったのは、
「セパハンって、似てるけど種類によって全然違う」
ということ。
一括りにされがちですが、ポジションも乗り味も物によってかなり変わります。
私が試したのは、ハリケーン、サンセイレーシング、VTR1000F純正の3種類です。
ぱっと見似ている3本ですが、細かい印象はそれぞれ異なりますので画像と併せて比較してみます。
下記画像は合成ですが、水色が純正ハンドル、ピンクがハリケーンセパハンを付けた時のポジション比較になります。

今回は、昔実際に乗っていた経験をもとに、VTR250でセパハンを考えている方向けに少し書いてみようと思います。
【ハリケーンのセパハン】

まず最初に付いていたのは、前オーナー装着のハリケーン製セパハンでした。
特徴としては、クランプ部分から一旦前と上へ伸び、その後手前下方向へバーが来る独特な形状。
そのため、見た目以上にハンドルが遠いのが特徴でした。
◾️ポジション
・前傾 → きつい
・手首 → きつい 最後まで慣れませんでした
・手首横方向 → 約45°くらい
・手首縦方向 → 純正より絞る方向
独特なポジション。ドアノブを外から握る感じ?
ただし、調整幅の自由度は非常に高いです。
やろうと思えば左右逆付けで“鬼セパハン”化も可能。
…ですが、自分も試した結果、これはおすすめしません(笑)
親指側が下がるため手首への負担が大きく、前傾がそこまで緩和するわけでもないのでポジションもかなり不自然でした。
【サンセイレーシングのセパハン】

※画像はネットで拾った物です
次に試したのが、たまたま安く入手できたサンセイレーシング製セパハン。
これはクイックリリース式だったため、トップブリッジを外さなくても取り付けできるのが最大のメリットでした。
◾️ポジション
・前傾 → きつい
・手首 → 少しきつい
・手首横方向→約30°くらい?
・手首縦方向→純正くらい
再現するのなら、ざっくりですがトップブリッジの下から拳1個分を下、拳2個分を横に動かす感じです。
ハリケーンより低い位置になりますが、ハンドルの絞りが少ないため、手首の痛みは多少緩和されました。
ただし、VTR250はハンドルロックや切れ角の問題もあり、どうしてもセパハンの角度が緩めで
**“ハの字”というより“一文字寄り”**
のポジションになりやすい印象でした。
当初思っていたよりも絞れませんでした。
それでも見た目はかなりレーシーになります。
シートから見たハンドル位置のざっくりイメージ

ピンクがハリケーン、紫がサンセイ等です。
【VTR1000F純正セパハン】

※画像はネットで拾った物です
そして最終的に行き着いたのが、VTR1000F純正セパハン流用。
サンセイくらいの絞り感で、もう少し高い位置のものが欲しくなり試してみました。
これが意外と良く、クランプ部より一度少し上に伸び、その後横へバーが来る構造のため、結果的にバー1本分くらい高い位置になりました。
上の画像で言えば紫の上に来る感じです。
セパハンとしては比較的優しめなポジション。
あとメーカー純正系は価格がお手頃です。
◾️ポジション
・前傾 → まあまあ
※サンセイよりバー1本分高いだけですが、しばらく乗っていると全然違ってきます
・手首 → まあまあ
・手首横方向→サンセイとほぼ同じ
・手首縦方向→サンセイとほぼ同じ
とはいえ、純正ハンドルと比較すれば当然かなり前傾。
「楽なセパハン」というより、
“かなりマシになったセパハン”
という表現が近いです。
ただし、ここで1つ問題があります。
実はメーカー純正セパハンは、クランプ位置の割に意外とキツいポジションになりがち。
理由は、車種によってはクランプ部分が肉厚なことがあり、トップブリッジ横付近と干渉するためです。
社外セパハン(ハリケーン・サンセイ等)は大体クランプからそのままバーが伸びる構造ですが、純正セパハンはクランプ付近から上方向へ一旦伸びる形が多い印象。
結果的に、干渉を避けるためクランプ位置を下げる必要が出てきます。
つまり、必ずしもポジションが上がるわけではないようです。
当時の自分は若気の至りで干渉部分を加工しハンドル位置を上げていましたが、今振り返るとハンドル周りは安全に直結する部分なので、おすすめはしません。
また、VTR250は構造上、トップブリッジ上へのセパハン化は現実的ではないと思っています。
物理的にはフォーク延長キット等で対応可能かもしれませんが、安全リスクを考えて選択肢から外しました。
ということで、昔色々試した経験から思うのは、
「セパハンは“種類で全然違う”」
ということ。
セパハン=全部同じではありません。
見た目重視なのか、ワインディングなのか、街乗りも重視したいのか。
目的により、選ぶべき物はかなり変わります。
今の自分は色々と試した結果、ほぼ今のポジション(2000年式の純正ハンドル)で煮詰まっています。
それでも、今見てもやっぱりセパハンはカッコいいなと思っています。
やりたい方はぜひ挑戦していただけたらと。
街中でも走るのが楽しくなるので、セパハン化をやる価値は十分あります。
Posted at 2026/06/04 02:56:38 | |
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