
現在、私のVTR250にはVTR1000F(SC36)純正の4ポットフロントキャリパーを流用しています。
リアキャリパー内にはCBR1000RR純正のカシマコートされたキャリパーピストンを流用しているため、将来的にはフロントキャリパーもカシマコートピストン化してみたいと考えています。
軽いし、メンテ頻度も減るのでメリットが多いです。
ちょっとお高いですが…。
ただ、VTR1000Fのキャリパーに使われているピストン径はφ30mm+φ27mm。
純正ピストンはもちろんスチール製。
http://minkara.carview.co.jp/userid/3794074/car/3836858/13846382/parts.aspx
そこで、このサイズのカシマコートピストンが他車種に使われていないか調べていたところ、同じような形をしたホンダ純正4ポットキャリパーにも、実は複数のピストン径が存在することが分かりました。
簡易的ですが、VTR250に流用できそうなホンダ純正フロント4ポットキャリパーをピストン径ごとにまとめてみました。
全ての実測をしたわけではないので確証はないのですが…。
要するに、後述のキャリパーサポートを合わせる事によって下画像の赤矢印が62mmピッチになっているキャリパーが付くようになります。

キャリパーの入手前サイズ確認は必須ですね。
なお別記事にある6ポットキャリパーも物によって装着可能なようですので浪漫を求める方は是非。
◾️4ポットキャリパーとピストン径まとめ

※VTR1000SPシリーズについてはキャリパー形状が若干異なるためポン付け不可の可能性あり
装着時に削り加工が必要になりそうですので参考程度で
◾️カシマコートピストンまとめ

更に、各ピストン径に対応するアルミ製・カシマコートピストンについても調べてみました。
物によってアッセンブリor単品での単位に分かれるので、発注の際は注意が必要です。
φ27はヤマハのものを買った方がアッセンブリなのでお得っぽいです。
YZ250等に純正で使われているもののようです。
私がリアキャリパーに付けた時のレビュー↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/3794074/car/3836858/13989401/parts.aspx
◾️シール類まとめ
シール類はホンダ純正よりも、ニッシン直接が最安値のようです。
webike等で購入できます。
※キャリパーシールとダストシール1枚ずつ
φ32mm 2A2-010 580円
φ30mm 2A2-004 485円
φ27mm 2A2-003 590円
ex)上記情報から、SC36純正を付けている私のVTRの場合はφ30とφ27のセットが2セットずつ必要になる事が分かります。
→φ30ピストン✖️2=5,536円
φ30シールセット✖️2=970円
φ27アッセンブリ✖️1=5,561円
➡︎総コストは12,067円ほど
とまあここまで計算してて気付いてしまったのですが、これだけ手間とコストを掛けるなら最初からCB400SF純正やCBR600F4iなど元々カシマコートピストンを使ってる車種用を流用した方がずっと良かったのかもしれませんね…。
まあ中々出物がなく、あっても高いですけどね。
また、今後4ポット化を企画される方向けですがキャリパーサポートはNプロジェクトから、まだ一応新品が出ると思われます。
ただし納期が長めで、私の時は3週間程度の納期が掛かりました。
当時のレビューはこちら↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/3794074/car/3836858/13846364/parts.aspx
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追記 マスター変更について
ピストンが大きくなる場合、純正マスターのままだとレバーのストローク自体が大きくなります。
マスターも併せて交換した方が、よりブレーキの効きを実感できるようになります。
ストロークが大きくなるなら制動コントロールがしやすくなるのかな?と思って純正マスターとVTR1000F純正4ポットキャリパーの組み合わせを試した事があるのですが、私の場合はストロークが増える=コントロールの幅が広がる、というわけではありませんでした。
効き始めが遅く感じました。
VTR250純正は11mmのマスターなので、キャリパーを変える時はそれより大きいマスターに変えた方がベターかと思われます。
ブレーキの効きイメージとしては、例えばVTR1000Fの純正マスターは14mmです。
VTR1000Fのキャリパーに変えた後、VTR250純正マスターだと11mmの力で全てのピストンを動かさなければいけないので、いつものブレーキを掛ける際にはVTR250の時以上にレバーを握る必要が出てくる、という感じです。
マスターはデイトナあたりの物に変更するのが無難です。
純正流用もやりやすいパーツではありますが、中古だとオーバーホールしないと怖いので…。
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※今回の内容はサービスマニュアル、パーツリスト、各種流用情報などを参考にまとめたものです。
価格は税込で、2026年8月31日時点でのwebike調べです。
ピストン径や取付ピッチが同じでも、年式やキャリパー形状などによって加工が必要になる場合があります。
実際に流用する際は、必ずご自身で適合確認をお願いします。
Posted at 2026/09/01 07:22:13 | |
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