
GW9日目の5月7日
今日は東北を旅している関東の友人を案内する予定
ただ問題がひとつ・・・
その方が来ると必ず霧が・・・
もうお解かりですね、関東から東北を旅している友人とは、あの「霧男爵」ほたか君でした
なんでもGWの後半を使い、八幡平や弘前城を回る予定とか
5月7日は弘前城の帰りに岩手に立ち寄って一緒にTRGする約束をしていました
事前にメールでやり取りをして、どこを回りたいかほたか君に確認したところ「角館にいってみたいです!」とのこと
おいおい、そこは岩手じゃないじゃん・・・(--;
それでも、せっかく行きたいということだし、岩手じゃないけど角館の桜を案内することにします
天気予報ではGW後半は晴れマークが続いていたのに、7日が近づくにつれてどんどん予報が悪くなってきて、最終的には曇りのち雨の予報に
当日は朝起きるとやっぱりうす曇、急いで待ち合わせの盛岡ICに向かいます
盛岡ICに近づくにつれ、天気は更に悪くなり、ついには霧雨まで降ってくるしまつ
ICで無事にほたか君と合流、きのうどこを回ったか聞いたところ、午前中に八幡平、午後から青森に向かい弘前城の夜桜を楽しんだとか・・・
やはり若さなのか、その行動力には脱帽です
天候が気になるため、挨拶もそこそこに盛岡ICを出発
霧雨の為幌も開けられず、クローズドでの走行となりましたが、なんか雫石まできたら道が乾いてる??
ひょっとして、岩手と秋田の県境にある仙岩トンネルを抜けると晴れる?なんて考えていたらやっぱり晴れました
なんでも、聞いたら昨日の夜に泊まった岩手山SAは霧の中だったとか・・・
そして、今日も集合の為待っていた盛岡IC周辺だけが霧雨・・・
霧男爵伝説はまだまだ健在でした!
峠を降りたら駐車場にロドを止め、早速幌を開けオープン走行の準備

レーシングスクリーンを嬉しそうに撮るほたか君
けっして磨き残しを見つけてアップしないようにね・・・
盛岡から1時間も走れば角館へ
朝もまだ早かったことから、手前の駐車場へ駐車することができました
天気もよくなり、期待が高まります
角館は武家屋敷と桜並木が美しいみちのくの小京都とも呼ばれる観光地
特に築200年近い武家屋敷が建ち並び、屋敷の黒板塀に垂れ下がるしだれ桜は本当に見事です

まだ9時前と時間も早かったため、観光客も少なく、ほたか君と二人、写真を撮りながらゆっくり桜を見てまわります
通りを覆うように咲いている枝垂桜は本当に綺麗

枝垂桜と黒板塀が本当に綺麗ですね
枝垂桜も高さがあって見事だし
時間がまだ早かったので通行止めになっておらず、ロドを武家屋敷に並べて写真を撮ればよかったかなとちょっと後悔
こんな写真も撮ってみました
こちらは連れの撮った写真

男二人が、桜の枝に向かって一生懸命写真を撮ってます(^^;
どこを歩いても、こんな綺麗な風景が続くんですよ

お城の弘前城とは違い、生活の中に桜が息づいている感じ
弘前城とは違った見事さがこちらにはあります

3人でブラブラと散策していましたが、ほたか君のこの笑顔をみれば、角館を案内してよかったなぁと嬉しくなします
せっかく神奈川から北東北まで訪れてもらったので、少しでも楽しんでもらいたいものです
武家屋敷の通りを抜け桧木内川に沿いに向かうと、そこにも見事な桜並木が

こちらは武家屋敷とは違い、ソメイヨシノが満開でした
桜のトンネルの中を、川のせせらぎと桜の甘いにおいを楽しみながらゆっくり散歩
途中撮影ポットのようなところがあったので自分も1枚

ちょっとはボケ味が出てますかね
3時間近く角館の桜を楽しみました
ほたか君、満足していただけたでしょうか
午後の天気が心配なため、11時過ぎに次の目的地、男鹿半島を目指し出発します

満開の桜並木を抜け国道46号を秋田方面へ
途中協和の道の駅で休憩
このときにほたか君から磨きの質問を

なんでも、このユーノス純正のナルディステアリングを某オクで入手したらしいのですが、あまり綺麗じゃないとの事で磨きたいらしいのです
とりあえず目があるので、目に沿って何度も手でじっくり磨きなさいと言っておきました
それから、軽井沢でお披露目するようにとも・・・
軽井沢に参加の皆さん、ほたか君にあったら合言葉は「ナルディどうなった?」ですよ
協和からはちょっとだけ高速を使って男鹿へ

ここが高速でいけると、岩手からでも男鹿が物凄く近くなりますね
しかも高速無料化で秋田中央から昭和男鹿まではタダだし♪
高速を走っていると、天気予報どおり雲が空を覆ってきした
予報では午後から雨なんだよなぁ・・・
もう少しだけ天気がもって欲しいものです
昭和男鹿半島ICで高速を降り、男鹿半島を南から右回りに進んでいきます
途中、日本の渚100選にも選ばれている鵜の崎海岸で一休み

鵜の崎海岸は、遠浅で干潮時には200m先まで歩いていける全国でも珍しい海岸とか
日本の夕日100選にも選ばれている海岸なので、夏にはここで夕日を眺めるのも良さそうですね
男鹿半島の西側のコースは、前半はなだらかな海岸沿いを、後半は起伏に富んだ山沿いを進むドライビングコース

いよいよ男鹿半島の先端が近づいてきました

ようやく男鹿半島の先端、入道崎に到着です
入道崎は、日本の灯台50選に選ばれている入道崎灯台や、夕日の綺麗さで有名な場所ですね
時間もお昼過ぎ、ここで昼食とします
入道崎には食堂が数件あり、うにやホタテなど新鮮な海産物を使った食事が楽しめます
自分達も、その内の一軒に入り、ちょっと贅沢な昼食を

こちらが、ほたか君が頼んだ石焼定食
石焼定食とは、鯛や貝などの魚介類の入ったいる桶に、浜の石を真っ赤に焼いて入れた鍋でこの地方の名物

石の入った桶が沸騰しているのがわかるでしょうか?
こちらは自分たちが頼んだ海鮮丼

たっぷりのイクラにうに、ホタテ、蟹爪に海老と海の幸が盛りだくさん

いやぁ、これは本当に美味かった♪♪
おいしいご飯でお腹もいっぱいになり、ちょっと休みながら午後のコースの打ち合わせ
午後から雨の予報だったので水族館に行こうかとも考えてましたが、天気もなんとかまだ持ちそうなので、このまま男鹿半島内を走ることにしました
男鹿の観光スポットといえば入道崎、八望台、なまはげ館、寒風山しか思いつかないので、とりあえず午後は八望台と寒風山を走ることに
入道崎から、今来た道を戻り、10分も走れば八望台に到着

八望台は八方すべてが絶景と言う景勝地で、東側に「一ノ目潟」、西側に「二ノ目潟」と呼ばれる火山湖を見渡せます
また目前の戸賀湾に沈む夕日も、鵜ノ崎海岸や入道崎に負けずに綺麗なところです

駐車場に佇む2台を
奥に日本海の能代方面が広がっています

懲りずにレーシングスクリーンを
やっぱり何度見ても格好いいですね(*^。^*)
八望台を見たら、最後の目的地、寒風山へ

男鹿半島の背骨部分を走る「なまはげライン」を東へ
しばらく走ると、最後の目的地、寒風山が目の前にその姿を現します
一面芝生に覆われた寒風山を山頂目指して駆け上がります
ここからは、ほたか号の有志を・・・

奥に日本海が見えてきましたね

一気に駆け上がり、頂上の駐車場で一休み
心配した雨も降らずに、無事に寒風山までオープンのまま来れました
今日のTRGはここでおしまい
ほたか君のお陰で、自分も本当に久しぶりで男鹿まで来れました
岩手とは違い、観光案内は出来ませんでしたが、それでも自分も楽しく1日を過ごせました
こうやって、わざわざ北東北まで来てもらうと嬉しいものですね
しかも20歳近くも歳のはなれたこんなオッサンに声を掛けてくれるなんて・・・
これからも拙いながらも、北東北を案内させてもらいますので、こちらにお越しのときは気軽に声を掛けてくださいね
最後に2台のお尻を・・・

ポチ号のリアビュー好きなんですよね
ここで、ほたか君とお別れ
ほたか君はこれから山形方面へ向かい、明日山形・福島をウロウロしながら神奈川へ帰るそうです
気をつけて帰ってくださいね
自分達は、八郎潟を回って岩手へ帰りました
というのも、八郎潟の桜・菜の花ロードを見てみたかったんです
10キロ以上にわたって続く桜並木に、菜の花が咲き、運がよければ桜と菜の花両方が咲いているはず
今年は桜がかなり遅かったのでチャンスがありそうと思っていました
雨の中にもかかわらず、八郎潟を進んでいくと・・・

ちょっと葉が出ていましたが、それでも満開の桜と菜の花がお出迎えいてくれました

桜に菜の花、そしてポチ号
いやぁ~、綺麗ですね
今年は桜と菜の花がちょうどいい時期に咲き、黄色のじゅうたんの中、満開の桜を延々と楽しみました
5月7日もこれでおしまい
心配した天候も何とかもってくれて、1日いっぱい楽しめました
今年のGWは、過去に無い大型連休だったため、本当に楽しめました
弘前や角館の桜を楽しみ、八幡平や男鹿、中途半端だったけど鳥海山をはしり、秋田の夕日を眺め・・・
ご一緒していただいた皆様、本当にありがとうございました
これからも、下見TRGに軽井沢、そして6月の竜飛・奥入瀬TRGと色々お世話になりますので、これからもよろしくお願いいたします