左フロントブレーキキャリパーO/H 
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
先月末頃、走行中にハンドルが小刻みに震えだして時々車体が左に振られる症状が出まして
嗚呼、左フロントブレーキだろうなぁと思ったら案の定持ち上げた状態でタイヤが回りません。
分解した結果、
ピストン2個固着・下側のスライドピン固着でした。
部品が揃ったので作業開始です。
2
ブレーキホースと上下のスライドピンボルトを外します。どちらも14ミリです。
このアルテッツァ、以前のオーナーさんがホースをワイヤーメッシュの物に交換していたので
このまま上に引っ掛けておきます。
どうせエア抜きするのでフルードは垂れてくるままにしておきます。
通常のホースであればホースを挟んでフルードを止めた方が後からの掃除は楽だと思います。
写真だと下側のスライドピンがありませんが
点検で分解した時に固着していてキャリアごと交換を決めていたので、電動インパクトの威力を試す為に破壊しました。
強いですね、マックツール。
3
一度、試しにキャリパーを降ろしてホース取り付け部からエアーを入れてみました。
外れるとは思っていなかったのですが
上側のピストン(写真で角材が当たっている方)は抜けてきて、もう片方はピクリともしません。
抜けたピストンを戻してホースを取り付けて
ブレーキを踏み、油圧を掛けて押し出してやりました。つまり、無理矢理です。
4
ピストンブーツとシールが嵌まる溝とキャリパー内部を清掃します。
使用したのは
ストレートのキャリパーホジ郎と
耐水ペーパー#800と#1500です。
ピストンを組み付ける時の写真を撮り忘れてしまいました。
一応、順番としては
①シールにラバーグリースを塗ってキャリパー奥 側の溝に取り付け
②新品ピストンにピストンブーツを通してから
ブーツを伸ばしてブーツ外周部をキャリパー手前の溝に押し込み
③ピストンを最後まで押し込んでから
ブーツ外周部の内側にC形のリングを嵌め込みます。
5
キャリアをナックルから取り外します。
17ミリのボルト2本です。
新品キャリアにスライドピンブーツを取り付け、
旧キャリアから使えるスライドピンとパッドの金具を移植して新品スライドピンも取り付けます。
新品キャリアに最初からグリスが入っていましたがメンテナンス等であればスライドピン側に薄く塗って取り付けます。
グリスが多いとスライドピンの動きを妨げてしまう場合があります。
6
いきなり組み上がってます。
キャリア、パッド、キャリパー、ホースを取り付けてから水で洗い流してエアブローして水気を完全に飛ばします。
フルードのエア抜きをしてから
漏れ確認の為に数回ブレーキを踏み、踏んだままで1分程待ちます。
ペダルが入り込んで行く感覚が無く、
ホース取り付け部やピストンシールから漏れて無いか確認して完成!
試運転してみたら
症状が消えて、加速もスムーズになってました。
それはそうですよね、
軽い傾斜でサイドブレーキ無しでも止まっていられたくらいに酷い抵抗が無くなったのだから…。
これからは定期的にオーバーホールしないと!
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