SCCC　リトルカブ　EV化への道　その4（電気配線編）

今回は電気配線編です。
まずはモーターコントローラについて。
設置は本来燃料タンクのあった位置に吊り下げるように設置しております。
ここに、バッテリーからの４８V、モーター側への配線、スロットル信号、キー信号などが繋がります。モーターですのでリバースもありますが、2輪車でバックは危険なのであえて取り付けしておりません。

取り付けるとコントローラーは隠れてしまいます。後日走行時に温度測定しましたが放熱性については問題なさそうです。
燃料キャップは付いておりますが間違えてガソリン給油しないように（笑）
燃料メーターは埋めてコントローラ取付ボルトが付いております

サイドカバーに収まっているリレーです。
これはコントローラーのキーロック信号を出しております。
キーONでコントローラーが起動します。

ヘッドライト、ウインカー、テールライトおよびブレーキランプは12Vが必要ですのでこちらはカブの純正相当のバッテリーで対応します。
各ライトをLED化することで省電力化、電流計測を実施し、１２V ３Ahの鉛蓄電池で3時間以上持ちそうですのでDC-DCコンバータなどはあえて設置しませんでした！！
せめてもの補充電と言うことで太陽光パネルを設置、１２Vバッテリーを気持ち程度充電してくれます。

太陽光パネルとコントローラ。
気持ち程度ですが12V電源を補助してくれそうです。
エンジンでいうところのオルタネータですが。。。

パネルはバッテリーボックス上部に取り付けました！
これを見た人に、
「これで充電しながら走ることができるんですね！！」
なんて言われますが、これはあくまでも１２V系の補助です。
動力には一切関与してないんです（苦笑）

こちらは動力バッテリーの監視用電圧計です！燃料計の役割に近いですね！
残量表示もできますがあてになりませんので電圧監視しながら使います。
多少の慣れは必要ですが、目安として役に立ちます！

こちらは１２Vのバッテリー電圧計です。
灯火類が消えないように監視しております。
電圧が下がりすぎても灯火類は点灯しそうですが、鉛蓄電池ですのでバッテリーがダメになる可能性がありますので監視してます。