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W PASSAT VARIANT 2.0T(某誌のちょい乗りレヴュー風に・・・)
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Profile:ラージ・ゴルフ(笑)
日本では2006年春に発売になった、当時VW・ラインアップのフルサイズ・ワゴンでした。その後2008年には次世代のTSIエンジン(旧:オールアルミ+ベルト駆動→新:鋳鉄ブロック+チェーン駆動)が載り、重量は1,580kg→1,520kgと60kgも軽量化されました(驚)。同時に装備面では従来オプションのレザーシート・ウッドパネルやライトシステム等が標準化され値上げされたようです。
エクステリアは、発売当初話題になった「ワッペングリル」も今や他車の「より個性的なデザイン」に押されて、クリーンなスタイルと共に地味と云われかねない状況ですね(笑)
インテリアはシート・パネル等アッパーモデルとして奢ったものですが、デザインそのものが合理性優先ですから、「華」を欠いているのはやむおえない処でしょうか。
ゴルフ&ジェッタ用のモジュールを流用し、ホイールベース拡大した正にラージ・ゴルフと評する向きもありますが、部品はオリジナルなので、接地感やフィーリングはパサートが上だと思います。2.0Tグレードは2.0(発売当時存在し、今は1.8Tへシフト)やV6/3.2㍑に比べ車高を15㍉落としています。これはいまいちですが、ステアリングレシオがチョッと速めになっていてこれが2.0Tを選んだ理由です。
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What's Good?:究極のオールマイティ!
そもそもプレミアム系ではありませんが、「VW = 大衆車ブランド」には無い高級感を醸し出し、所有するわくわく感があります。また、走れば3.0㍑NAに迫るパワーとターボを意識しないトルク感でクルマが軽く感じ、剛性感のある躯体とともに運転する楽しさが増します。
一方、これでもか~って広げたボディは同乗者にも好評で、最近は後席の乗車率が上がってますし、荷室も、日常の買い物から、季節ものの大型荷物もらくらく格納してます。
結局、運転しても乗せても積んでも・・・「日常の足車」としてカジュアル&オールマイティで満足度が高いです(^o^)/
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What's Bad?:唄わないエンジン・・・
VWは、早い時期にエンジンを直噴化しましたが、フィーリングは決して褒められたものではなく、サウンドもガサつき感が払拭出来ません。時代が要求する高効率化は実現しても、回して唄うエンジンではないのが残念です・・・(T_T)。
(上述の新エンジンはバランサー・シャフトが組み込まれているので、改良して有るかも・・・悔)
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Anything Else?:シルバー向けのサポート(爆)
パサートのインパネや設えは一昔前のVWセオリーに従ったものですが、ホールド機能付電制パーキング・ブレーキやバイキセノン&コーナリング連動ライト、ブレーキディスクのワイパー機能等安心機能が満載です。歳とともに運動性能の低下してきたオーナーは、これらのサポートに依存する度合いが大きくなっています(笑)
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Judgement:よき相棒・・・
ホンダが4輪を作り始めた「N360」が、我が家のファースト・マイカーだった頃を思出だせば、クルマの進歩と共に歩んできた感があります。その業界が未曾有の転換期を迎えるかも知れない時代に、ジャスト・フィットの相棒として過不足なくライフスタイルをサポートしてくれています。
クルマを通じて知り合った方とも、今後ともいい相棒でありたいと思います~(^^♪
Posted at 2009/02/01 18:22:51 | |
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