♪2012/8/22 納車になったVOLVO VORです♪
1,3.4.5 photo by a_kanatr (Special Thanks!)
■My V60(VOR) オプションリスト
セーフティ・パッケージ
フロントビュー・カメラ
リアビュー・カメラ
ETC
パーキングアシスト(フロント)
ロードオーガナイザー
マフラーカッター
ポリマーコーティング
フロントガラスフィルムUV
サンシェード(フロント)
アロマコンフォートキット(シャープミント)
■V60 VOR(2013MY)
特別限定車は、2012年7月8日に終了したヨットレース「ボルボ・オーシャンレース(VOR) 2011-2012」の成功を記念して設定されたもの。同レースは、地球1周半もの距離を競う過酷なヨットレースとして知られている。
大海原を思わせるボディーカラー「オーシャンブルーメタリックII」、ヨットのセイル風ステッチを施した本革シート、波のうねりをイメージしたアルミホイールなど、オーシャンレースのエッセンスがちりばめられた専用装備が与えられている。
V60(限定300台)、XC60(同30台)、V70(同200台)、XC70(同30台)。
<オーシャンレース・エディション共通の特別仕様および装備>
エクステリア
・専用ボディーカラー(オーシャンブルーメタリックII)
・専用エンブレム(フロントフェンダー左右)
・チルトアップ機構付電動ガラスサンルーフ
※XC60のみチルトアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフ
インテリア
・本革シート(オフブラックまたはソフトベージュ)
・ドアパネルインサート
・VORブラック仕上げアルミニウムパネル
・VORロゴ入りフロントスカッフプレート
・アルミニウムアクセント入りフロアマット
・VORロゴプリント入りラゲッジカバー
・モニター画面起動時、VOR専用ロゴ表示
出典:webCG
■V60(2013MY)
・新安全技術「RSI」「AHB※」をオプションのセーフティ・パッケージに追加(「V60 T6 AWD R-DESIGN」は標準装備)。
・新機能「オートライト」を装備。
・「イルミネーテッド・シフトノブ」を新採用。
・T4エンジンの改良により、JC08モード燃費が12.8km/リッターから13.6km/リッターに向上。
・「V60 T4」用レザーパッケージに「本革巻き/シルクメタルステアリングホイール」と「アルミニウムベゼル付きメーターパネル」を追加。
・「V60 T6 AWD」に「PCC/キーレスドライブ」「アーバンウッドパネル」「ダークティンテッド・ガラス(リア・ウィンドウ5面)」を装備。
・「V60 T6 AWD R-DESIGN」に「専用本革スポーツシート」「PCC/キーレスドライブ」「トランク・スポイラー」「専用シルクメタル・ドアミラーカバー」を採用。R-DESIGN専用の新色「レーベルブルー」を追加。
(※「V60 T4」の場合、アクティブ・ベンディング・デュアルキセノンヘッドライト搭載車のみ)
・RSI(ロード・サイン・インフォメーション):カメラセンサーを利用し、制限速度等の道路標識の情報をインストゥルメントパネルに表示。運転者が道路標識を認識するのをサポートする。
・AHB(アクティブ・ハイビーム):ハイビーム選択時、カメラセンサーを利用して対向車のヘッドライトや先行車のリアライトを検出。対向車や先行車がまぶしくならないように、ハイビームからロービームに自動的に切り替える。
出典:webCG
■ 2013年モデルはここが違う
原稿は1本。でもクルマは4台。というか4モデル(でも試乗車は1モデル1台ずつの4台ポッキリ)。まとめて言っちゃうと、「オーシャンレースエディション」とはマリンスポーツのイメージでオシャレにまとめた限定バージョン。ベースモデルより高くなってはいるけれど、「この仕様に標準で付いてる各種装備をオプションで追加することを考えたら、かえってオトクですよ」な仕様でもある。
どのくらい限定かというと、一番数が多い「V60」が300台。その次に多い「V70」が200台。そこからグッと少なくなって、「XC60」が30台。「XC70」も30台。なおこれら、3年(かつては4年)にいっぺんしか開催されない壮大なヨットレース(ほかでもないボルボが胴元)の開催記念バージョンなので、来年は出ません。
ハードウエア的には、簡単に言っちゃうと最新の2013年モデル。説明を受けた範囲だと、例えば安全装備をセットにした「セーフティ・パッケージ」関係ではカメラセンサーのアップデート。同パッケージのオプション代が25万円から20万円へ(XC60は15万円)。
あと、ヘッドライトのオート点灯モード導入(地味にうれしい)。道路脇の標識をカメラで読んで計器板内に制限速度を表示してくれる「ロード・サイン・インフォメーション」(スピード違反すると表示が点滅)。それと、4気筒1.6リッター直噴ターボ+6段DCTのパワートレインに関してはJC08モード燃費の成績がアップしている。
■ 洗練された「V60」の乗り心地
乗った感じとして、違いがハッキリわかったのはV60。アシ、良くなった。先日乗ってカンドーもんだった、同じく限定モデルの「S60 T4 R-DESIGN」の印象に近いものに。「DRIVeだった頃と比べて、乗り心地のライトバンぽさが消えましたね」とは当方の弁(インポーターの人に向かって)。
ガサゴソ感がなくなって、アシがさらにキレイに動いている……のはひょっとして、通常の日本仕様の「ツーリングシャシー」じゃなくて、限定モデルのこれだけは欧州標準の「ダイナミックシャシー」(例えばサブフレームのマウントのゴムの剛性も違う)だから? そんなふうに疑ったぐらい、違いアリ。
V60(とS60)は、「メルセデス・ベンツCクラス」や「BMW 3シリーズ」や「アウディA4」のドイツ御三家と同じセグメントのクルマとして比べて、選んでほしいボルボ。そういうものとして、すごく良くできている。「C」と「3」と「A4」と「S60」&「V60」のなかで、乗っててヤなところが一番少ないというか、気にならないのはボルボ。
フと気がついたのはトランスミッション。コイツのはトルコンAT(6段)。デキよし。ほかの3台はDCT(6段)。DCTとトルコンATで、ギャップ感まったくなし。タイプの違いなど、意識させられることが全然。なーんとも思わずに乗っていた。ということは、2013年モデルで、ボルボのDCTのデキ(というか適合のツメ?)はさらに良くなっているはず。
【スペック】V60オーシャンレースエディション:全長×全幅×全高=4630×1865×1480mm/ホイールベース=2775mm/車重=1570kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(180ps/5700rpm、24.5kgm/1600-5000rpm)/価格=479万円
出典:webCG(2012.08.23) 文=森慶太氏