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今回の被災に就いて、チョッと調べていたら昨年の末近くに内閣府（中央防災会議）でこんなデータが
作成されていたようです。
■災害時の避難に関する専門調査会　津波防災に関するワーキンググループ
　22年12月24日（金）14:00 ～ 16:10　内閣府（防災）３階「Ａ会議室」

1.津波対策の現状と課題
　32ページに「三陸地方の集落集団移転」に就いて記載されています。
　「明治三陸地震後の高地移転では、有志者が提案して義援金などを使用し、宅地開発を行って集団移転
　したものや、各自が分散して移動したものがある。しかし、経済面での負担、生業である漁業等の利便性、
　道路等の生活面での利便性など課題は多い。」ということ。

2.主な津波被害の概要
　8ページに「今後、被害が想定される主な津波」に就いて記載されています。
　すでに「三陸地方では、10〜15㍍の津波」が想定されています。

3.津波の概要
　津波に関する基本的な知識です。地震に対する耐震対策は随分進んでいると思いますが、津波に対する
　対策（居住地区を限定する以外にあるのか？やや疑問ですが・・・）は今後必須ですね。

被災者救済には国家的支援が必要になりますから、日本は拠って立つ自然環境を前提に施策が必要だと
思います。「歴史は繰り返し」「災害は忘れた頃に」やってくるんですが、こう云う検討がもっと早く、
もっと具体的に施策が打たれていれば・・・と悔やまれます。

詳しくご覧になりたい方は、↓関連情報URLをご参照下さい。


【追記】「失敗は伝わらない」をアップします。（2011年３月27日）




【追記】「女川原子力発電所における津波に対する安全評価と防災対策」（2011年３月27日）