7日の土曜日にオートポリスで行われたアバルト・ドライビング・アカデミーに参加してきました。
朝5時前に出発して8時ちょい前に到着。
もうちょっと近ければいいのにな、といつも思います。
さて今回はアバルト・ドライビング・アカデミーとして初のBOOTCAMPと銘打たれたドライビングレッスンです。
参加する気はなかったんですけど、なぜか急に参加することになりました。
(事情は察してください、だいたい判りますよね(汗))
サーキット走行経験者向けとの事でしたし、金額も高額だったので尻込みしてましたが
終わってみれば、肩肘張ることもなく楽しめました。
講師陣は、お馴染み福山英朗さん、谷川達也さん、大賀裕介さんのレーシングドライバー3名と、
ラリードライバーの眞貝知志さん含めた4名。
ラリーストの眞貝さんが来てくれてテンション上がりました。
内容は講師1人に付き、参加者2人ないし3人でレッスンを受けます。
僕は福山さんでして、「 眞貝さんがいい!」と言いたかったのですが言えませんでした(汗)
レッスンは午前中はレイクサイドコース内を4つのエリアに分けて
ミニコース攻略、ジムカーナ、ダブルヘアピン攻略、スラロームを行いました。

各セッションは先生に付いて先導走行後に1人ずつ走行し、
レクチャーを受けて再走、だいたい3~4本走行出来ました。
二人組の所はもっと多く走行できたようです。
午前中はジムカーナが一番面白かったですね。
短いにも関わらずコース憶えるのが大変でしたけど(汗)
ジムカーナやる人達は凄いな~、と実感出来ました。
でも福山先生の指導が的確で言われたとおりにやると面白いように
車が曲がって面白かったです。
もう忘れちゃってますが(汗)
でも、車って楽しいな~、とホントに思いましたね~!

午後からはコースを2つのセクションに分けてのレッスンです。
午前と同じ流れで進んでいきます。
ここでは先生が隣に乗ってくれて、直々に指導してもらえました。
自分でも思ってましたが「ブレーキ突っ込みすぎ」との事。
分かってますけど、これはなかなか直せませんでした。
今後の課題にします。
最後はコース全体を使ってのフリー走行です。
途中クーリングして最後にフルアタックしようと思ってましたが、時間切れでした。
ちょっと物足りなかったです。
もうちょっとだけ走りたかったですが、突っ込み過ぎのブレーキが
段々フカフカになってきてたので、まあよかったのかな。
全体的にはサーキット走行に慣れた方には物足りないだろうと思いましたが、
参加者のレベルに合わせて、指導して頂けるので初心者から上級者まで楽しめると思います。
こちらからの質問にも的確に答えてもらえますし、
2、3人に先生一人が付きっきりなので、よく考えれば贅沢ですよね。
次回があれば、また参加したいです。
その時は車をアップデートしておきたいですね。
やっぱりノーマルシートは全然駄目で、翌日ふんばってた脚が痛くてたまらなかったです。
あとはブレーキと脚周りも強化してサーキット仕様にしますかね~。
カラーリングも考えようっと!
そして僕的にはレッスンよりもここからが本題です。

何といっても、全日本ラリー選手権でABARTH 500 RALLY R3Tを駆る眞貝知志選手がいるので
短い間でしたが、お話を聞いてみました。
唐津、すごい速さでビックリしましたと言うと、
「フィーリングは良くないのにタイムが出てるので自分でも驚いている」
「アクセルは全開か全閉かどちらかしか使えない、パーシャルの領域がない」
「脚周りのセッティングを今は進めている」 との事。
ロードカーのアバルト500についても、フロントの脚はすごくいいが
リアは全然駄目といった事を言われてました。
後ろ脚は重要だそうです。
あと、どうしても気になっていた事を聞きました。

「唐津で昼間でもライトポッドを付けていたのは何故?」と。
答えはレギュレーションや車検上の問題ではなく
「ラリーカーを象徴する部分なので、ラリーカーらしく見せる為」との事でした。
眞貝選手は外してくださいとお願いしたようですが、チームから却下されたとの事です(笑)
意外な答だったのでちょっとビックリしました。
でも本当にこのライトポッドはカッコいいです、付けたままで全然OKです!
このライトポッド、ドライカーボン製で60万円らしいです(爆)
密かに狙ってたんですけど、同じ金額でカーボンなら新しいロードバイク買います(馬鹿)
あとは全日本ラリーもR規定導入に向けて動いているとの事です。
選手権をかけて走る事になると、ますます楽しくなりそうです。
眞貝選手、僕みたいなラリーオタ野郎にも優しく接して頂いていい人でしたよ~。
アバルト乗りの方は、ぜひともお近くの全日本ラリーの会場へ足を運んでください。
僕らファンの情熱が励みになるはずです。
僕も新城には行きたいと伝えておきました。
最後に今回のアバルト・ドライビング・アカデミー、車で走るのはもちろん楽しかったのですが、
眞貝選手とお話出来たことが
僕のようなオタにとっては一番の収穫でした。
(事前、事後の点検は面倒くさいですが)
アバルトに乗ってて本当に良かったな~。
おしまい。
Posted at 2014/06/09 21:26:21 | |
トラックバック(0) |
ABARTH | クルマ