2016年11月16日
デジタルオーディオプレーヤーあれこれ
先日10月末、ソニーWalkmanの新ラインアップが発売となってましたので、Webで少しお勉強。
従来のフラッグシップはZXシリーズですが、今回のリニューアルではZXシリーズは、従来よりも小型化されたZX100のみとなり、さらにその上のラインという位置づけで、Signatureラインを登場させてWM1シリーズが登場してました。
S, A, ZX, WM1シリーズ体制。1年半ほど車載で愛用しているZX2は生産終了でした。
車載でヘッドユニットとして使っていて、音は良いのですが出力パワーが非力なのと、ホルダー固定だと画面の表示文字が少し小さいという不満もあります。
これを機に今時の最新機種をネットで調べつつ、店頭で見て回りました。
・画面表示の見やすさ&操作性
・内蔵アンプの出力が十分か
・音は好みか
これを満たすのは
・Sony Walkman NW-WM1A/1Z
・Accoustic Research AR-M2/M20
・Fiio X7
・ONKYO DP-X1A
でした。
AK300シリーズは画面&文字が小さいのと、車載状態での選曲操作性に難がありますし、画面とボディが斜めに傾くデザインでどうも好きになれないので外してます。
この中でFiio X7は試聴で選外。
DP-X1Aはやはり車載ホルダー固定状態での操作性が良くないので除外。
Accoustic Research AR-M2 は画面が大きく、解像度も高く高精細な上に、サクサク。1KΩで正しく出せるLineOut端子も別搭載。出力は相当パワフル。スペックをZX2と比較すると20倍の馬力・・・。BBの1794AなDACに加えBBの2134をDual 搭載。音を聞いてみると、非常にアナログライクかつ、据え置きハイエンドアンプ的な絶妙な音が出てきます。これは現代デジタルという形容詞とはかなり遠いHiFi音といっていいと思います。ボリュームはフルアナログで高精度ダイヤルを感覚で回します。本体はデカクてそこそこ重いけど、いいです!
売り場から立ち去ることができず、思わずお買い上げ。
SonyのWalkman WM1・・・なんかすごいことになってます。 高い方の1Zは金メッキなんですねぇ~
これに、バランス接続キンバーケーブルで、これまた新製品のヘッドフォン MDR-Z1Rを組み合わせて試聴してみました。 ポータブルなのに、定価合計で60万円に迫る勢いです。
いやぁ~、さすがに「ははははぁ~(^^;)」 参りました。という音がしてきます。 音質性能フル発揮に200時間エージングが必要と、ソニーが言っておりますが、おろしたての製品試聴でも十二分にすばらしい。ごちゃごちゃ言葉で表現する気も起きない気持ちよさです。 正直ポータブルの世界でここまでの音が出るとは思ってませんでしたので、驚きです。 AK380も何度か試聴していますが、こちらの方が魅力があると感じます。
Sonyのサイトで松任谷正隆さんのレビューコラムで、「触れる音」とか書いてあってもピンときませんでしたが、実際聴いてみるといわんとすることが少しだけわかった気がしてきます。
http://www.sony.jp/walkman/special/flagship/professional/
いいですねぇ~
でもポータブル機器なのに銅ボディ&金メッキでさすがに重い&目立ちすぎですな~(^^;)
自宅据え置き用途としてしまえば、アリかもです。
次により現実的なWM1Aを自前で持って行った曲&イヤフォン Shure SE846で試聴してみました。
「・・・・」
NW-ZX2 + αだと思ってましたが、一撃でノックアウトされました。
さらに画面はZX2と同じサイズですが、UIが独自OSにかわり、レイアウトや文字サイズなどが良く考えられていて、とっても見やすくなっています。操作性もボリューム変更や、選曲などにおいて従来よりもより好ましくなったと感じます。 反応速度も音楽を聞くという用途でいえば満足できるレベル。
唯一、文字検索でのサーチができなくなっているのが不満です。
そしてZX2の不満ポイント、その2であった、出力不足もかなり解消されています。出力は4倍になっていて、駆動の難しいハイインピーダンスヘッドフォン以外はこれで十分なようです。
自宅でゼンハイザーのヘビー級チャンピオンなHD800 で聴いてみましたが、単体でも十分いけます! 外付けポータブルアンプ経由と大差なく聞けると感じます。 ただし、HD800のポテンシャル全開には遠いです。 HD800は馬力のあるアンプと組み合わせることで、音域バランスが抜群によくなり高音のシャリシャリが上がってくる低域と溶け込んで、ヘッドホンとは思えない広大な音場を生み出して感動の渦を巻き起こすので、そういう意味ではまだまだです。
というわけで・・・予定外にまたしてもお買い上げ。
↓左が1A。右がZX2。曲名、アーティスト、アルバム名がみやすく。ボリューム操作は画面最上部をタッチすると拡大画面になり直感でリニアに変更可に。
今は200時間まで絶賛エージング中です。すでに素晴らしい音ですから楽しみです。
結局・・・車のヘッドユニットとしてZX2リプレースをどうするか。については、AR-M2と WM1Aをそれぞれ装着して試聴テストした結果、新型Walkmanへ置き換えることにします。
詳しく評価はしていませんが、私の環境ではAR-M2をラインアウト接続するとZX2と大差なかったです。 WM1Aを繋ぐと圧倒的に気持ち良い音に磨きがかかるという結果でした。
モバイル用途ではAR-M2は画面が大きすぎるので、電池持ちも良いZX2を持ち歩き用として引き続き活用です。
AR2は中古売却コースに・・・
ではでは!
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Posted at
2016/11/16 17:58:07
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