2022年10月24日
コペンは、狭くてガタガタうるさく、良い音で音楽を聴く環境ではない。(オープンにしたら、音が聴こえないこともある)
窓を全開にしてシャカシャカ、ドンドコと大音量で音を出す方もいらっしゃるが、何をアピールしたいのだろう?
ナウでヤングなフィーリングの曲をゴキゲンなサウンドで鳴らし、イケてるマシーンに乗っている、オイラをリスペクトして欲しいのか?
そんなのはチョベリバだ。
季節がら「小さい秋」でも静かに聴くか、同類の仲間と車内で輪唱してろ、と思う。
行きつけのショップ曰く、こういう人にオーディオ製品を売るのは楽らしい。
アンプならワット数、スピーカーなら周波数帯域など、数字が大きいほど、喜々として買うという。
仲間内での激しい競争もあり、切磋琢磨しながら、虎視眈々と数字で負けない努力をしているのだろう。
面白い例では、
『こっちはTHD(全高周波歪率)がxx%だろ?大きい方にするわ』
『インピーダンスが4かぁ~。も少し大きいのはないの?』
という客もいたらしい。
通ぶっていて痛々しい。
インピーダンスの単位は、読めないのか、声に出さなかったそうだ。
私なら、A級動作で10W+10W以下、フルレンジなんかに憧れる。(あっても高くて買えそうにないが)
ピアッツァ時代に買った、BOSEの101RDは、エンクロージャー付きだが、サイズからは想像できないようなスケールで鳴り、クリアで好みの音だった。
また、見た目は地味だが「Wave Radio/CD」の臨場感にも驚かされた。
圧巻は、プロ・オーディオ用の展示会で聴いた「AWCS-1」だ。
パイプオルガンの原理で鳴らす、電柱のようなスピーカーだ。
やはりBOSEは面白い。コペンのトレードインが出たら買いそうだ。
部屋用なら901が欲しい。
オーディオの沼は深くて怖いから、ほどほどにしよう。
Posted at 2022/10/24 21:50:18 | |
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