2022年11月11日
隣の課にいた、Aの病歴は古い。病名は「仮病」だ。
これは治らない。現在の医学や科学では、どうしようもない領域だ。
ある年の20日くらいの有給は、すべて仮病だと言っていた。
何も問題はない。有給だから好きに使えば良い。
休暇表には理由を書く欄があるが、理由を書くこと自体が問題だ。
会社が言うには、緊急時の連絡用とのこと。
バカこけ。プライベートな時間になぜ会社の連絡を受ける必要がある?
もし電話を受けたら「1つだけ教えて」「5分だけ良い?」「また電話する」となるだろう。せっかくの休暇が台無しだ。
「俺がいないと会社が回らない」「幹部だから」「少し寝かせてよぉ~」
こんなんで喜ぶのは、意識が高いふりをしている、正月野郎だけだ。
休暇表の理由欄には記入例として娯楽、旅行、静養などとあるが、正直に書いたら、妬まれるだけだ。
新人の頃、鵜呑みにして海外旅行と書いたら、嫌味を言われたこともある。
だから社員は嘘を書く。
そして都合の良い理由が、自己申告で証拠も残らない、病気というわけだ。
仮病の特効薬は、不安なく働ける楽しい会社と愉快な職場だと彼は言う。
だから彼は、会社を辞めた。そして病気も完治したようだ。
私も、そろそろ仮病を発病させてコペンをいじろうかと思案中だ。
Posted at 2022/11/11 21:26:42 | |
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