2023年10月11日
ドラッグストアの駐車場で老婦人が転んだ。
車輪止めに頭を打ち、意識はあるが流血が酷い。
連れの人はパニックだ。周囲の人も遠回しに見るだけ。
知らない人に頼むときの心得を思い出し、
『私は傷を押さえる』『あなたは救急車』『あなたは店の人』『あなたは敷物』『あなたは枕代わり』
と簡単かつ具体的に依頼した。
鳴門頭のように行動もせず「各位の協力をお願いします」じゃ、誰も動かん。
ヤツが重傷を負ったら「各位の協力を・・・」と小声で言って立ち去ろう。
ドラッグストアだけに医療品が「売るほど」あるのも良かった。
無事に救急車に乗せ、現場は解散になった。
付き添いの人に連絡先を訊かれたが、病院行きを優先してもらった。
店長も「お金より治療が先」と言う。女性だったが「漢」だ。
後日、御礼の手紙が店内に貼られた。手書きなのも気持ちを感じる。
脳にも骨にも異常はなく、裂傷だけで済んだらしい。
居合わせた素人救護班の何人が、これを読むだろう?
次に会っても互いにわかるまい。でも、それで良い。
(女子との出逢いがなかったのは残念だ)
BBSは、まだアルミの棒だろうか?
Posted at 2023/10/11 18:51:51 | |
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