
シンクロモ率400%!
どうも~、タマゴヤで~す。
風邪をまたちょっと引いてしまい、この1週間クラックラしていたワケで・・・
火曜日、あまりにつらかったので(仕事もないし)午後から早退、翌日もどうせダメだろうと1日休みました。
朝イチからヱヴァQ観に行きましたが。コネメガネ!
週末までずっと風邪、でも土曜日は乗る気マンマンだったので、インプレ用に軽く100kmほど流してみたワケです。
ってなワケで、1週間引っ張っての
『アンカーRNC3』インプレ記事ッス!
インプレはやっぱりメインバイクの
『NOAH RS』との比較になるんですが、なにせ乗り手もNO脚力のペーペーなので、”初めてロードバイクに乗る方”、”これからロードを始めたい方”の参考になれるんじゃないかなーと^^;
フレームからバラ組みしたRNC3なので、簡単なスペックを・・・
フレーム:
アンカーRNC3 マジョーラマゼラン(フレームサイズはこっそり聞いてくださいw)
コンポーネント:
シマノ 105 シルバー(BBのみTOKEN)
ホイール:
シマノ アルテグラWH-6700G(グレー)
タイヤ:
コンチネンタル GP4000S
チューブ:ミシュランの普通なチューブ(非軽量タイプ)
ハンドル、ステム:日東 ハンドル幅400mm ステム長100mm
サドル、シートポスト:スペシャライズド トゥーペCOMP GEL RBX +トムソン ELITE(アルミ製)
ペダル:スピードプレイ ZERO クロモリ
重量:
ペダルなし 9kgフラット ペダル込み 9.22kg ボトルケージ等込み込み 9.5kg?
こんな具合です。 フレームサイズが若干違いますが、完成車『RNC3 SPORT』と比べて1kg軽く出来ました^^
約7.8kgのカーボンフレーム『NOAH RS』より1kgちょっと重いですが、手で持ち上げると体感でかなりズッシリ感じます(笑)
「たかが1kgじゃん♪」と言えちゃえそうですが・・・
言えます☆
走り出しは、「クロモリは重いよね」という情報をヨソに、スイ~ッと
重さを感じずに発進!
ダンシング(立ち漕ぎ)で発進しますが、
サクサクッとペダルが軽く降り、
キュッと加速します。
左右の振りもアンカー特有の
日本人にジャストサイズなフレームサイズが功を奏しているのか、軽いはずのNOAH RSよりも軽く振って行けました。
サドルに腰を下ろし、手はSTIレバーを上から握るブラケットポジションで巡航に移ると、
ペダルは相変わらず軽く感じ、ペダルを踏み込んでしまっても脚に跳ね返ってくるような、”フレームの硬さ”、「過剛性」は感じず
脚にソフトな印象が強いです♪
踏み込んでも気持ちよく、回すペダリングでも
ヌルンヌルンと軽快に脚が回る回る!
ペダルの踏み心地、回し心地は得も言われぬ気持ちよさ・・・
「なんて気持ちイイんだ・・・」
そうとしか言えません(笑)
この気持ちよさは、フレームのしなり(反発感)から来ていて、とくにこのアンカーのクロモリ
『ネオコット』だからこそ、感じ易い(分かり易い)フィーリングだと思います。
比べるとNOAH RSはペダルの”ひと漕ぎ目”から「ゴッ」と硬質なフィーリングで、ペダルを踏み込む(回す)重さも「重いな・・・」と感じます。
前述の
「フレームのしなり(反発感)」ですが、RNC3はソレを強くハッキリと感じ取れるのは登りでトルクを掛けた時ですが、通常の発進&巡航時は「脚に優しい」と感じる部分が「しなり」なのかなと。
同じネオコットでも、上位フレームの
『RNC7』では、ちょいと踏むだけで「しなり⇒返り」を”高いレスポンスを以って感じられる”んです。
コレは、クロモリチューブの
肉厚が影響してるっぽいです。
RNC7の方が肉厚が薄くて軽い、でもチューブ接合面が広く推進力を逃さない設計(ジオメトリもより走りに振っている)
不整地での乗り心地も、RNC7の方が優れています。
価格がダンチなので当然そうなるんですが、じゃぁRNC3はレベルが低いか?というと私にはそう思えませんヽ(`▽´)/
”私が乗ると”・・・
某イタリアンなハートマークがカワイイブランドの人気のクロモリフレーム(20万円くらい)よりもRNC3の方が、より濃厚な味を持ったクロモリフレームに感じました。
前者は、私には
「鉄硬い・・・」感じがして、コレが本当に人気の??なの!?と、試乗した時に一気に冷めちゃった事があります(笑)
コレは、そのクロモリフレーム(バイク)が、「どこを生息域にしているか?」という事になるんでしょうか。
RNC3はガッチガチのレーサー!・・・ではありません。
(レースに使えないという事ではないです。)
フレームのジオメトリからも、アップライトな姿勢で楽チン♪(前傾ゆるめ)な傾向で、スピードを追い求めただけのモノではないみたいです。
生息域はサイクリング、ロングライドに適したスピードレンジなのかなと感じました。
だから、私のようなホビーサイクリスト・・・
休日だけちょこっとサイクリング♪な脚力に適した性格なんですねぇ^^
私の巡航速度、20km/h~30km/hが
楽チンで気持ちよく、向かい風でなければ35km/hオーバーもスイ~ッと平然と走ります。
速度がほぼゼロの微低速域でも、NOAH RSよりも
バランスを取り易く感じます。
下り坂で50km/hをちょっと超えるぐらいまで試しましたが、直線で何事もなければ
安定しきってました。
ただ、その速度でふいに姿勢が乱されるようなシチュエーションになった時は、NOAH RSの方がスタビリティが高いようです。
コーナリングも平地であれば、全然大丈夫ですが峠の下りは”攻める”のは少しだけ躊躇しそうです。
反面、まだガッツリ強度を上げて試してませんが、「ヒルクライム」に関しては、例の”しなり”を生かした「サバイバル」的な性能を予感しました!
「登りが速い!」・・・というフレームではないと思いますが、
「登っていける!」と感じさせてくれる、
ペダルの踏み降ろしの軽さは、ソコソコ勾配のある坂でも感じました!
ロングライドで山岳コースに入っても、「クリアしていける」フィーリングがあり、「もう踏めない・・・><」といった高剛性フレームにありがちな「へこたれ」も味あわずにイケる!と感じさせてくれますね^^
ここまで何度も”のたまわっている”、
「フレームのしなり」・・・
そのメリットは単純に「柔らかくて脚に優しいから!」ではないらしいです。
ロードバイクのあのカタチ、3角形を2つ組み合わせたダイアモンドな形状は、
「ペダルを漕ぐ⇒後ろ三角がしなる⇒
後輪を回そうとする力が発生する」
らしく、”しなりが推進力になる”構造みたいッス。
実際に軽い上り坂でダンシングするとフレームの反発力と同時に、バイクを前へ進めてくれる力を感じます。
この現象、アルミフレームやカーボンフレームにもありますが、ソレを発生させる速度域(負荷)や必要な脚力が高い領域だったりします。
アンカーRNC3だと、本当に軽い領域、楽しいサイクリングレベルでソレを感じ、活かす事が出来ます。
NOAH RSだと、もうある程度のスピードが出ている場面で、高いトルクを掛けると強い反発力で高速域の”伸び”を発生させてくれます。
同じ事をRNC3でやると、”しなり”は”たわみ”となり、大きなロスになるようです・・・
要するに下ハン掴んで、ガシガシ踏み込むダンシングでスプリントを掛けても、フレームは推進力(加速)の頭打ちが来てしまいます。私にはそう感じられました。
つまり・・・ 生息域が違う・・・というインプレになったワケです。
強度の高いスプリントを”攻めのアルミフレーム”(CAAD10)と、ヨーイドン!で比べると、全然付いていけません(笑)
さて・・・ ここまででも随分な長文です。久々に(笑)
えーっと・・・あとは・・・ 「インプレ」ですよね・・・
そうそう!
乗っていて感じる気持ちよさ、
重さを感じないなーっていうのには、
「スピードの死ににくさ」も関係してますね!
それはフレーム重量やホイールの重量から来てるかもしれませんね~。
「ロードバイクは軽いほど速い」
間違いではないですが、
軽過ぎると慣性が働かないですし、向かい風にも押され易いです・・・
もちろん、軽い高性能バイクは硬く、脚にも来るのでロングライドでは楽出来ない事も・・・
また、軽さを活かせる”乗り手の重量”も関係しますね(笑)
NOAH RSは乗り手の出力を、良くも悪くも
ダイレクトに後輪に伝え、フレームがアシストしてくれるのは縦剛性の高さから来るスタビリティと、”攻めてる時”にこそフィットする、頼れる!という性格をフレームが持っています。
一方、RNC3はフレームのしなりが生む絶品のペダリングフィールに、しなりと返りが生むリズミカルな推進力の味わい、振動吸収性も良くスムーズな乗り心地、体格にあったジャストフィットなフレームサイズから来る「乗りこなし感(一体感)」がウリでしょうか^^
おっとぉ・・・ あんまりイッキにネタを放出すると、また更新の間隔が開いてしまう(単純に今もう寝そうになってるだけ)ので、続き?はまた後日!
今回で、『アンカー RNC3』の乗り味は出し尽くしたので、次回は「マイRNC3ならでは」の部分をインプレしたいと思います。
最後に、セールストーク!(笑)
こんなにも素晴らしい楽しさと濃密な乗り味を持ったバイクが、完成車で
\125,000&
\150,000で買えちゃうなんて安過ぎます!
「ロードバイク始めたいけど、何買えばイイかわからん・・・」
「あんまりゴテゴテしたのはちょっと・・・ 普段着でも乗れそうなのがイイんだけど・・・」
「クロスバイクにしようか迷ってる。ロードは乗るのが難しそう・・・?」
などなど、なかなかロードに踏み切れないそんな貴方の最初の1台として、最高にフィットするロードバイクがココにありますよー!
\150,000(10速ティアグラ組み)の完成車なら、
カラーオーダーも出来るのでオススメですよ♪
次回へちょこっと続く。