
というワケで、この土日は天気に恵まれたので、さっそくNEWアイテムを試してきました!
ちょうど、各自転車系サイトでトピックスが上がっていた、スペシャライズドの新しいタイヤ・・・
『S-WORKS TURBO 700×24C』
を速攻で入手出来たので、ファーストインプレッション!
小牧の某スペシャ専門店にリサーチに行ったところ、モノは完売(3月に発売済み)なうしていたので、ちょうど入荷していた『S-WORKS TARMAC』の2014年モデルの完成車に実物が装着されていたので、話を聞けました。(肝心のインプレはあまり引き出せず。)
このお店は遠いので、スペシャ取扱いの「サイクルショップ サッサ」さんで注文しておこうと、そのアシでサッサさんに向かいました。
なんか・・・モノがあるんですけど・・・
店頭に在庫があったので、そのまま即買い!(´ー*`)
入荷したばかりで、まだお客さんで購入者も居ない様なので、またもインプレ分からず。
「インプレお願いしますね!」と。
・・・は、はい~(;・∀・)
では、インプレ
まずはイントロダクション~
「700×24C」という変わったサイズ表記も話題なんですよね。
通常は、ロードバイクといえば
「700×23C」というタイヤサイズが一般的ですよね。
もうひとつ太いタイヤで
「700×25C」って具合ですね。
スペシャライズドも従来はこの一般的なサイズ表記でしたが、ココに来て24Cと26Cという表記でラインナップしてきました。
この24Cタイヤ、指定空気圧までエアを入れて、タイヤ幅の実測値を見てみました。
こんな感じ。
確かに「24C」ってな数値ですね・・・
そして、比較としてTURBOと
”因縁”のある、
『コンチネンタル GP4000S 700×23C』を測ってみると・・・
あららら、ほとんど同じ!
コレは、最近のタイヤのトレンド「太め仕様」らしいです。
以前、当ブログにて取り上げた
『MAVIC YKSION PRO』が「細め仕様」だったんですよね~
ちなみに、前述の”因縁”ってのは、今回のスペシャの新タイヤはかなり「造り込んできた」モノで、開発にはタイヤ専門のドイツ人スタッフを起用したんだとか・・・
そのドイツ人は、なんと
元コンチネンタルの『GP4000S』開発メンバーの一人!!
GP4000Sは、『ミシュランPRO4SC』等の人気の軽量ハイグリップクリンチャータイヤのひとつで、中でも4000Sは耐磨耗と耐パンク性能が抜きん出ていてるッ
私も実際に使っていて、「減らねぇ!パンクしねぇ!最高!」ってなインプレです(笑)
乗り味がゴムゴムしいのと、グリップ感がいまひとつ分かんない感じなのに、怖い事にはほとんどならない、不思議なフィーリングにも戸惑いましたが^^;
しかも、スペシャライズドはこの『S-WORKS TURBO』を開発するにあたり、
「コンチネンタルGP4000Sを超える事!」
と
名指しでガチンコ対決な姿勢っぷり!
前置きが長くなりましたが、その”裏切り者”が加担して開発されたタイヤを実走インプレなう!
・・・
。。。o(゜^ ゜)ウーン
なるほど、なるほど。
そうですね・・・
このタイヤ、かなりグリップが強そうな感じがしつつも、それでいて路面抵抗が少ない感じがしなくもない感じがするようなしないような───
つまり
「よくわかりませんでした。」
というわけで終了。Σ(゚Д゚;エーッ!
と終わらせてしまうのもアレなので、もうひとつインプレ!
タイヤのインプレがうまく出来なかった理由の・・・ひとつ・・・かもしれませんガ。
カセットスプロケットも新たに交換してました。
7900デュラエース 12-25T
アルテグラ12-25Tからの交換なので、ギヤ比は全く同じですが・・・
こちらがアルテグラCS-6700 12-25Tの重量(ロックリング付き)
こっちはデュラエースCS-7900 12-25Tの重量(ロックリング付き)
結構違いますね! バイク全体で言えば”ちょっぴり”ですが、軽量化は小さい事の積み重ねですし!
「グラム作戦」ってヤツです!
装着するとこんな感じ^w^
ロー側(外径大きい方)4枚は、チタン製。色が違いますでしょう?
チェーンのノイズが高周波になり、シフトチェンジすると「カンッ」って感じで、硬質です・・・。
えぇ・・・ もう・・・
もうちょっと”引き”で・・・
\デェェェェン/
『シマノ デュラエース WH-9000-C50-CL』投入ッ!
ディープリムデビューだ!ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
おかげさまで・・・
フレームが無事旅立ってくれました!
(お店には同じフレームの在庫がまだ1本あるみたいです。お問い合わせください)
ので、
で、これはもう・・・
っつーわけで、イッてみた次第でゴザイマス。
Q.なぜデュラC50を選んだのか?
・アルミリムのクリンチャーで使い勝手が良さそうだから
・新型9000系デュラのホイールは一味違うらしいから
・数少ないインプレが、これまでのWH-7900-C50-CLとは一線を画すモノに感じられたから
・事実上最新の空力ホイールだから
・真の格闘者だから
・本当の紳士を目指しているから
・油断の反対語みたいなものだから
・血液が酸素を肺から運ぶから
・バラが生き物だから
・神砂嵐
という理由から、デス!ヽ(・∀・ )ノ
使い勝手の点、フルカーボンリムのクリンチャーホイールだと「長い下り坂のブレーキ掛けっぱなし厳禁!」だったりするので、アルミリムなら心配ないかなと^^;
ブレーキシューもそのままですね~
確かに、アルミリム+カーボンなので「軽量性」においては、かなり不利なんですよね。
このC50で、カタログ値
前後セット1672gと、軽いとは言えない重量。
でも、手持ちのWH-6700(アルテグラ)とほぼ同じ重量なので、「こりゃ気にならないかも?」と(笑)
実際、FENIXにアルテグラ履かせても、重さの点はまったく気にならなかったんですよね。
リムハイト50mmなので、使用するチューブは「80mmロングバルブ」を使いました。
入手があまりよくありませんが、継ぎ足しの「バルブエクステンダー」よりお手軽です。お値段以外は・・・
(一応、シンクロエクステンダーは携行してますが)
あと、新しいデュラエースのホイールって、クリックリリース(スキュワー)が新型になりましたが、これはかなり使い勝手悪いですねぇ・・・
リアクイックのレバーはなるべくフレーム後ろ三角内に向けて締めておきたいんですが、フレームとのクリアランスが小さすぎて当たりそう・・・なので、この位置です;;
さらに悪い事に
クイックに取り付けるタイプの
スタンドが、超取り付けにくい!!
リヤエンドとクイックのレバーの間にスキマが全然なーい!!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
色々言われてきた、カンパやMAVICのクイックが普通に便利ッスよ!
シェイクダウン&ファーストインプレ
試乗車で先代モデル『7900C50』と『RS80C50』には乗った事があるんですが、こちらの2つは「クセがなく普通に乗れちゃう」反面、重量からなのかシマノホイール特有のバネっぽいスポークのせいなのか、乗り心地は良いんですが、『カンパニョーロ・バレット』『フルクラム・レッドウインド』のような「掛かり」があまり感じなかったなぁと記憶してました。
WH-9000では、スポークのパターンが「シマノがフルクラムになっちゃった!」という、2:1スポークパターン
「オプトバルスポークシステム」が採用されています。
フルクラムの「2to1」そのままですね(笑)
スポークテンションのバランスが変更され、たわみが少なく、掛かりが良くてキレが増している・・・
の評判の通り、
「ゼロ発進から加速」します。
重量が気にならないほど、掛かりが良く、30km/hまでが今までより速いです。(キシリウムSR比)
「本当にシマノか!?」
って感じで、正直に言うと初乗り時は
「このホイール硬ぇ!!」と思いました。
普通のリムのホイールよりもスポークは短いですし、アルミ+カーボンのリムはゴッチリしており、変形なんかほとんどないような感じですもんね。
その分、
力の逃げがなくダイレクトなフィーリングなんですよね。
綺麗な路面では乗り心地はそんなに悪くないですが、ガタガタしている所だと、かなり硬い衝撃に揺さぶられます(笑)
この辺は、「ディープリムならチューブラーでしょ」ってのが分かる気がしますね^^;
エンデュランス系(コンフォートロード)のフレームなら、きっとちょうどイイ感じだと思います!
とりあえずは、「速いホイールには間違いなさそう!」と、安心して土曜サイクリングを待てました。
まずは知多イチでテスト!
オラオラ、ディープリム様のお通りだぜ!ヘッヘーァ!
これでモイスチャーにも負けないゼ~!
と、抑えていくつもりが、序盤からテンション上がってドヤ顔ヒャッハー状態に@@
まったくもーってくらいに走るッ!
今流行りのワイドリム、シマノ
「D2リム」の効果なのか、向かい風でも結構走る!?
ディープリムで気になる「横風の影響」も、評判通りにほとんど気にならないばかりか、少しでも追い風方向であれば、エアロ効果を発揮していく感じ!?
もちろん、まっすぐ追い風を受ければ、
「バイクだけ勝手に前に進んでいく感覚」
を体感出来ました。 とくに、モイスチャーのうしろに付いてドラフティング(スリップストリーム)状態の時は、以前よりも脚を止める回数が多くなり、止めていてもスピードの落ちが緩やか。
踏みなおした時に、ペダルがスッと軽く回ってくれます。
しかも、重量のあるホイールにも関わらず、登坂も案外イケる!?
高い剛性でダイレクトさが強いおかげか、ダンシングでもシッティングでもさほど重くないです!
おそらく、ワイドフランジ・・・横剛性が高いおかげでしょうか。
ダンシングの振りは、ほんの若干だけ重くなりましたが、慣れれば気にならない程度。
ちなみに装着時の総重量は、
(※カセット交換前)
約7.9kgぐらいですね~ なんとか7kg台を死守!(笑)
下り坂は、あっという間に最高速付近へ到達する感覚。速いー
下りのコーナーは強いジャイロ効果のおかげで、バイクを倒した時のフィーリングがどっしりしていて、安定感バツグン。
ただ、平地もですが、巡航速度が上がったので、ブレーキが・・・
いつも通り止まろうとすると、ちょっと足りない感じで、ブレーキコントロールがちょっと慣れないですね^^;
でも、概ねデメリットも感じず、バイクが明らかに「走る」フィーリングへ変貌した事の方が断然大きいですね!
「FENIXってこんなに攻撃的に走るバイクだったのか・・・!グヘヘヘ」
海沿いに出ると、(タチが悪い事に)さらにギュンギュン加速させて巡航速度を上げざるを得ないッ!
バイクの方から、「走れ!走れ!」と言われてるような、スピードを30km/h以下にすると爆発するぞと言わんばかりにスピード感を伝えてくるような!?
「買って良かった! 久々のヒットだ、コレェー!! ウーハハハ!」
思った以上のホイールの好感触に、完全に浮かれポンチ状態!
これだから、タイヤのインプレが出来なかったわけです(;´Д`)
(やっぱり、ホイール変えちゃうとタイヤのフィーリングは比較インプレ出来ませんね)
あ。でもひとつだけ、タイヤのインプレが出来るかな~と思った事が。
またパンク!┐(´д`)┌ヤレヤレ
リヤタイヤがまたまたパンクですYO
標識か何かのポールが折れた「切り株」を踏んでしまい、パシューッと。
トレッド面センターは派手にザックリと。
ですが、「ブラックベルト」なる軽量な耐パンクベルトのおかげで、穴までは開かず。
コッチがチューブまでイッた傷?
サイド部分は耐パンクベルトが入っていないので、穴が開いております。
チューブを後で調べたら、チューブに対して直角にサイド2ヶ所穴が開いていたので、リム打ちパンクと同じ様にチューブを破損してパンクしたみたいです。
完全に、自分のミス! あんなモノ踏んだら、4000Sでもパンクしてるかも!
なので、S-WORKS TURBOの耐パンク性能はまだ語れず!
(でも、カットは細かく入る感じがあります)
パンク修理時、当然タイヤをリムから外さないといけないんですが・・・
なにこれ・・・ 久々だよ、こんなの!
ミシュランPRO4SCと同じくらい、ビードが硬いー! 手が痛ェ!
「GP4000Sを超える」・・・超えてるね、この硬さは!!
4000Sなんか”ザル”だもの! 簡単にペロンペロン外れる、素晴らしきタイヤ!(笑)
なんとかパンク直してからは、前半がウソのようにお通夜のようなテンションの意気消沈走なう・・・
CO2インフレーターで入れた空気圧は、絶対指定圧には到達してないので、帰り道にサッサさんでポンプを借りて充填。
タイヤを診てもらうと、「(傷)大きいね~、これはダメだねぇ^^;」と、お裁きが下される。
この時点で、「パンクは自分のミスのせい」だと分かっていたので、「ちゃんとインプレ・・・のために・・・!」と、もう1本TURBOを購入。
なんという散財(ノД`)シクシク
日曜は、天気も良かったので引き続きFENIXで走る。
しかし、やっぱり慣れないホイールで走ったせいか、疲れが結構残ってますねぇ。
走ってるうちにほぐれるだろうと、「知多半島・山コース」を走ってみました。
やはり、短い上りなら9%くらいの上り坂でも、あまり気にならない・・・
キシリウムSRの時よりも登るくらい?
どうやら、私の体重と脚力だと、キシリSRよりもC50の方が合ってるのかもしれません。
組み合わせるフレームも影響してるかもです。
キシリSRのトラコンプ(リアホイール)は、より剛性の高いフレーム(しならないような)だと活きると聞きますし、少なからずしなりのあるFENIXだと、トラコンプを採用するR-SYSとのマッチングは乗り手を選びそうです。
もちろん、長時間上り続けるステージだと、また違ってきそうですが。
簡単ですが、ファーストインプレッションはこんな感じです。
本日は、後半疲れが久々に限界付近まで達した感じなので、サイクリングペースに(笑)
彼岸花祭、今年も見れました~ヽ( ゜ 3゜)ノ
オマケ
タイヤでお馴染みヴィットリアから、
「プレミアム・ジップツールケース」が出てたんでゲット。
ロードバイク乗りの多くは、ボトルケージの片一方には大体ツールボックスを積んで走ってます。
予備チューブや工具、携帯ポンプやCO2ボンベなどを車載してるんですねぇ。
パカッと真ん中で割れるケースなので、通常のボトルタイプと違い、デッドスペースなく荷物を詰められる感じ!
最初は「容量小さいかなぁ?」と心配しましたが、以前と変わらず
・携帯工具
・予備チューブ1本
・パンク修理キット
・CO2ボンベ2本+口金
・タイヤレバー3本
・ハンドクリーナー
・鍵
がギリギリ入りました!
みっちりしてますが、なんとかジッパー閉まります。スティッキーフィンガー!
結構外径が大きいので、リングタイプでホールドするボトルケージだとキツいかもしれません。
ウチのELITE SiorEVOはこの向きで抜き差し問題ないです。
最後にもうひとつオマケ!
『アンカーRNC3+WH-9000-C50-CL』
細身のクロモリフレームに50mmディープリム!魅惑の組合せー!!
狙い通りのシブさ(笑)
カッコよさもさることながら、この状態での乗り味は・・・上質な高速ツアラーへ変貌!!
ひとことでは語れない、とんでもない事になっております(笑)
リミットオブ限界ッス!グーテンナハト! スヤァ( ̄q ̄)zzz