
兄~ィ!
どうも、タマゴヤです。
先週末はフルに休日出勤したので、今日は休んでみました。
激務・・・って程ではないですが、仕事中に「タダ働きしなければならない仕事」に、ここのところず~っとストレスというか、「心労」を感じられるレベルでして・・・
若干?自分では分からないんですが、”頬がこけている”らしく・・・体重は変わってないのに(;´Д`)
このイヤ~な仕事もあと1週間くらいでキリが付きますが、本チャンの仕事もかなり忙しく、平日休むのも厳しいので今日はチャンスでした。
第1チャンスは、たま~にやる「映画休暇」。平日に有休で映画観に行くの術。
「TRICK劇場版4 ラストステージ」、観てきましたよ~!
シリーズ最終回、とてもいいラストでした!(ノД`)
第2チャンスは・・・自転車!
先日トランザムした
『フィジーク アンタレス00』サドルですが・・・
正月休みにしこたまテストした結果、なんだかちょっと(ちょっとか?)合わなかったらしく・・・
「坐骨神経痛」気味になってしまったらしいわけで・・・
いつぞやか、ふくらはぎを痛め・・・たと思っていた「脚の後ろ側の痛み」は、坐骨神経から来ているモノなんじゃないかなーと。
筋肉や関節を痛めた感覚とは違ってたんで、たぶんコレですね~
しかも、脚の後ろ側の痛みは結構長引いてましたし、タチ悪いですよ~
推測ですが、ココのところの耐え難いストレスも、自然治癒力低下を招いていたのかなーと・・・シィーット!
アンタレス00の座面は、真ん前から見るとフラットめですが、緩やかなアールを描いており、レーパンのパッドやらお尻の肉がこう・・・なんというか、ベタッと拡げられる感じになり、硬めのクッションも相まって坐骨の当たると痛い部分を圧迫していたようです。
思い返してみれば、正月休みに平地100kmくらい走った時に、後半は痛みを感じてサドルからお尻を浮かしたりを繰り返してました・・・
「慣れてないだけ、お尻を鍛えればよし!」
と思ってたんですが、我慢とか根性ではなく、”やっちゃダメ”な方へ道を誤っていたようです(笑)
前フリはこのくらいで、本題!
じゃぁ、別のサドルにしてやんよー!
・・・と突然そんなワケにもいかないので(←チキン)───
日曜にショップさんから、
「テストサドル」をお借りして来ました!
モノは、最近発売され各種メディアに取り挙げられていた
『ASTVTE(アスチュート)』サドル!
座面はフラット・・・むしろ、アンタレスと比べると逆アール(U字)気味になっている感じで、私が以前使っていた『SQlab』に近いフラットさ。
このサドル、トピックスはパッド部分の柔らかさ!
かなり厚いパッドを採用していて、快適性が考慮されてる感じです。
ただ、だからと言って「コンフォートサドル」というワケではなく、レーシングな部類に入るというか、しっかり走るためのサドルと見て間違いなさそうです。
市販版とほとんど同じデザインで、テストサドルは一番ベーシックなチタンレール採用の穴開きモデルですね~。
評判の
「作りの良さ」は手に取るとよ~く分かります。
ハンドメイドインイタリーでも、某セライタリアやフィジークのちょっと上行くクオリティかもです。
それもそのはず?
このアスチュートのサドル、メーカーやサイトの説明では・・・
「イタリア製ハンドメイドサドルの技術を40年以上守ってきたベネト地方の熟練工たち」
によって作られたサドルとのことですが、その工場というのは・・・
某セライタリアだそうです。
セライタリアは現在工場がアジアらしく(あれ?たしか、裏面にハンドメイドインイタリーの表記が…)、やることなくなってしまったイタリア工場が、アスチュートをやっている(?)んだそうです。
新興メーカーってワケではなく、実は老舗中の老舗だったんですねぇ(笑)
・・・と長い説明になってきたのでサクッとインプレ。
このサドル、ノーズ部分がかなり厚いフンワリしたパッドが入っているので、一度普通に水平にセットしてから、ノーズ部分を2~3°持ち上げてやると推奨ポジションになりまする。(Maxi@+RAさん、ありがとうございました!)
確かに、水平状態で座ってみると、ハンドルを持つ手の方に荷重が掛かってしまう感じがハッキリ出て、「それは違うよ~」と分かりました。
2.5°ほどノーズを上げて座るとイイ感じで、体重の掛かる部分がベースごとしなって、ほのかにホールドする感覚。「座る位置」が分かり易い方ですね。
・ファーストインプレッション
やはりというか、そのソフトかつお尻に優しい快適性が前面に出まくっているのをソッコー感じました。
「アレ!? こんなに乗り心地のいいバイクだっけ?」みたいな。
パッドが柔らか過ぎてフワフワする感覚はなし。
厚いパッドでクッションが効いたサドルだと、パッド自体が”倒れる”感覚があり、結果的にペダリングが安定しなかったりします。
コレが、「回し難い」とか「出力が出ない」要因になったりするみたいっすね~
アスチュートは赤いベース部分は剛性高いようで、やはり走るためのサドルなんですね。
座った直後の坐骨への圧迫感はなく、「どこか当たって痛い」もないので、快適性はなかなか高そう・・・と感じました。
あと、これは気のせいなのか分からないんですが、コーナリング時に今までのサドルでは感じなかった
「安定感」を感じた気がしました。
ガチッとではないですが、お尻の位置がほどよくホールドされるのか、バイクとの一体感も高いような?
アンタレスも安定感は高く、ペダリングがしっかりする感覚はあったんですが、それとはまた別みたいです。
ノーズは細身なので、脚の回し易さはSLRに肉迫する感じ。
・セカンドインプレッション
↑で前日に「実走⇔ローラー台ポジション出し」を繰り返したせいか、お尻・・・坐骨が若干痛い感じが残ってますが、お店まで片道10kmのポタリング。
坐骨の痛みを庇うせいか、前傾は深めになり、「コの字」に曲げてた乗車姿勢は「くの字」に近くなり、坐骨よりも股間の真ん中寄り?恥骨?で座る感じになりました。
コレが意外に調子よく、ペダルが回せて踏めて、ちょっと体幹キツくなってきますが、「コレはコレでアリ?」ってな具合。
お店で聞いてみたら、そのポジションは間違ってはいないみたいなので、無理せず試していこうかなーと(笑)
乗車姿勢、ポジションの位置も”固定”にならず、割と前後に動かせるサドルみたいで、疲れてきた時などはポジションを変えて乗れると思います。
お尻の後ろ側(それこそ坐骨のみ)で支えさせる、乗り方が矯正されるカタチになっていくのかなぁ?と、「ジャストフィット!」という答えが、イコール正解ではない・・・そんな印象を持ちました。
お店で聞いた話だと「尿道付近の痛みやしびれ or 坐骨の痛み」どっちを取るか?で判断すると、前者ならまだ我慢出来るんだそうです。
坐骨の痛みはダメ、ゼッタイ!だそうです(笑)
(個人差あると思いますが!)
まだ、穴開きモデルしか試してませんが、変化した乗り方で考えると、思いっきり股間のど真ん中を穴開き部分に押し付けた状態なので、このモデルの方がしっくりくる可能性がありますね~
一応、借りられれば穴なしモデルもテストしたいですね。
どうか、このサドルが終着地点でありますやうに・・・(-∧-)